NIKE - KenichiANAI's diary

ギリシャ神話の勝利の女神ニーケ（Nike)の社名をもつブランド、ナイキ。

スポーツブランドの広告にはいつも躍動感がある。

その躍動感によって、受け手は自分たちの経験から連想されるシーンを思い浮かべる。

冷静に考えると、建築でそんな要素をあまり見た事がない。

スピード感溢れる場面というよりは、物静かな静止画のほうが印象としてしっくりくる。

建物の広告と思われるものはたいてい建物そのものを広告するというよりは、社名を広告している場合が多い。

某ハウスメーカーはその代表例。

その場でしか体験できないという特性をもった建築に、だいたいのイメージを広く告知する手法は必要ないのだろうか？

「汎用性」というものが最近やたら気になる。

社会性を持つというのは、そういうことだと今は思ってる。

卒業設計や展覧会のときに必ずキーワードとしてあがるので、あえてここにメモしておきます。