2011-01-29
『Webサイト制作者のためのPHP入門講座』という本を書きました
- 作者: 鈴木憲治,安藤建一,小出範明
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2011/01/07
- メディア: 大型本
- 購入: 9人 クリック: 689回
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どんな本?
Web デザインや HTML/CSS コーディングをメインにされている方でも、よくわからずに PHP のコードを触ることになり、というようなケースがあるかと思います。そんなとき、ある PHP のコードが何をしているかを把握できたら、もっと簡単にいろいろなことができるようになると思いませんか?また、ちょっとした目的のための PHP を自ら書けるようになったら、どうでしょう?
本書は、そのような方々が PHP のスキルを基礎から身につけていくための PHP の入門書です。
PHP とは?から始まり、開発環境の構築、PHP の基礎を学習し、その後、実用的なアプリケーションの作成を通して PHP を学んでいくという構成になっています。さらには、オブジェクト指向、フレームワークへと進みます。
入門書ということで、徐々にステップアップしていく内容となっており、各章には復習のための練習問題も用意されています。*1
はじめからセキュリティを意識しよう
入門書ですが、セキュリティにも手を抜いていません。最初からセキュリティを意識してプログラミングをすることが重要ですので、作成するアプリケーションもすべて実用に耐えうるセキュリティレベルのものとなっています。著者が説明を楽にするために「セキュリティ対策を省略する」というようなことは一切ありません。
よく、セキュリティ的に大丈夫なの?という書籍がありますが、本書ならそのような心配はいりません。
初心者こそフレームワークを使おう
また、「初心者こそフレームワークを使おう」というコンセプトの元、フレームワークについても基礎的なことから、CodeIgniter を使っての実用的なアプリケーションの作成までを取り扱っています。そのため、CodeIgniter の入門書としても使えます。*2
データベースに関する入門書ではありません
PHP の初歩からフレームワークでのアプリの作成までという幅広い内容となっているため、これだけで 400ページを超えてしまいました。入門書ですが、PHP に関する実務上必要となる知識は削れません。そこで、本書ではデータベースは一切扱っていません。といういうか無理でした。もし、データベースまで含めると 600ページを超えてしまい入門書として売れなくなります (w
300ページくらいでデータベースも含めた入門書というのもありますが、我々には無理でした。その分、PHP に関することは丁寧に解説しています。*3
なお、Dreamweaver CS5 を前提に記載されてますが、普通のエディタを使う場合でも全く問題ありません。初心者向けの入門書となっており、初歩から丁寧に解説していますので、Webデザイナーでない方が PHP の入門書として読むことも問題ないと思います。*4
まとめると、
Web デザインや HTML/CSS コーディングをメインにされている方などプログラミング初心者の方が PHP を本格的に勉強してみようと思ったときに読むのに最適な入門書
です。
目次
第2章 開発環境の用意
- 2.1 本書で必要な開発環境
- 2.2 XAMPP for Windowsをインストールしよう
- 2.3 XAMPP for Windowsの初期設定をしよう
- 2.4 MAMPをインストールしよう
- 2.5 MAMPの初期設定をしよう
- 2.6 XAMPPやMAMPのセキュリティ
- 2.7 Adobe Dreamweaver CS5の環境設定をしよう
- 2.8 サンプルプログラムをダウンロードしよう
第3章 PHPの基礎知識
- 3.1 PHPを記述するための約束事
- 3.2 PHPのファイル名に関する約束事
- 3.3「Hello World!」プログラムを作成しよう
- 3.4 パスについて
- 3.5 PHPマニュアルの使い方を知ろう
第4章 アンケートフォームを作ろう
- 4.1 プログラム作成前の準備をしよう
- 4.2 入力ページを作成しよう
- 4.3 フォームの仕組みを知ろう
- 4.4 完了ページを作成しよう
- 4.5 完了ページにアンケート結果を表示しよう
- 4.6 完了ページでアンケート結果を保存しよう
- 4.7 アンケート結果を集計しよう
第5章 コンタクトフォームを作ろう
- 5.1 プログラム作成前の準備をしよう
- 5.2 セッションとクッキーの仕組みを知ろう
- 5.3 PHPプログラムとHTMLを分離しよう
- 5.4 ユーザー定義関数を作ろう
- 5.5 入力ページを作成しよう
- 5.6 入力チェックを行おう
- 5.7 入力/送信をより安全にしよう
- 5.8 画像認証を付けよう
- 5.9 入力データをメールで送信しよう
- 6.1 オブジェクト指向とは?
- 6.2 フレームワークとは?
- 6.3 CodeIgniterとは?
- 6.4 CodeIgniterをインストールしよう
- 6.5 CodeIgniterを使ってみよう
- 6.6 MVCモデルとは?
- 6.7 CodeIgniterの便利な機能
第7章 Webサービスにチャレンジ(準備編)
- 7.1 Webサービスとは?
- 7.2 プログラム作成前の準備をしよう
- 7.3 例外処理を設定しよう
- 7.4 フレームワークでセッションを使ってみよう
- 7.5 フレームワークで入力チェックをしよう
- 7.6 フレームワークでページ間のリンクを設定しよう
- 7.7 フレームワークのヘルパーを拡張しよう
- 7.8 設定ファイルを用意しよう
第8章 Webサービスにチャレンジ(実践編)
- 8.1 ぐるなびWebサービスのモデルを作ろう
- 8.2 検索ページを作ろう
- 8.3 飲食店の一覧ページを作ろう
- 8.4 Yahoo!地図Web APIでマッシュアップしよう
- 8.5 最寄り駅の一覧ページを作成しよう
- 8.6 駅周辺の地図ページを作成しよう
JavaScript本もあります
同じシリーズの書籍で『Webサイト制作者のためのJavaScript入門講座』もあります。こちらは JavaScript の入門書です。
- 作者: 杉本吉章,岩田享,安藤建一
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2011/01/07
- メディア: 大型本
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- 「Webサイト制作者のためのJavaScript入門講座」という本を書きました « いわぶろ(ろてん)
- 『Webサイト制作者のためのJavaScript入門講座』という本を書きました - seezoo-cms開発日誌
最後に
そろそろ PHP を勉強してみようかなと思われる PHP 初心者の方、是非、書店で本書を手に取って内容を確かめてみてください。
本書に関するご意見、ご質問、バグ・脆弱性報告、クレームなどは、
Webサイト制作者のための PHP入門講座 公式サポートサイト
まで、お願いします。
関連
*1:『PHP逆引きレシピ』のような 1トピック数ページの Tips 集ではなく、じっくりと読み込んでいく本になっています。
*2:ただし、CodeIgniter に関することを網羅しているわけではありませんので、CodeIgniter について深く知りたい方は、少々古くなってしまってますが『CodeIgniter徹底入門』(と最新のユーザガイド)をお薦めします。
*3:データベースに関する入門書では『基礎からのMySQL』が評価が高いですね。
*4:ただし、他言語をマスターしているプログラマの方など、プログラミングに関する知識が豊富な方には、得るところが少ないでしょうから、あまりお薦めできません。そういう方には『パーフェクトPHP』をお薦めします。
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