ときどきKimuraShinichi

2012-05-06

[]雹

 暑いなと思いながら買い物に行ったら雲が濃い灰色に。

 雲行きが怪しくなって、雨が降ってきたと思ったらバラバラと雹が降ってきた。

 えのき茸かシメジの頭ほどの氷の粒。稲光と雷鳴もかなり。一気に涼しくなった。

 すごいなと感心しつつ帰ってきたら筑波では竜巻・30棟以上倒壊・ゴルフボール大の雹とか。

 「デイ・アフター・トゥモロー」さながらだ。

2012-05-01

[]りゅうのすけ

村上龍という作家がいる。

Wikipediaに載っている写真がこれ。

このひと、本名は龍之助というそうだ。

知らなかった。

そういえば、芥川龍之介の有名な写真と似ている。

ポーズが。

2012-04-23

[]Chanson d'automne(秋の唄)Paul Verlaine

 ポール・ヴェルレーヌの「Chanson d'automne(秋の唄)」を訳してみました。

 上田敏の「秋の日のヴィオロンのひたぶるにうら悲し」の訳(訳題「落葉」)で有名な詩です。

 いくつかの有名な訳がこちらで紹介されています。

 http://pinkchiffon.web.infoseek.co.jp/book-automne.htm

 

 原詩は ---A, ---A, ---B, ---C, ---C, ---B の形式で脚韻を踏む3連の詩です。

 そこで、おなじように脚韻を踏んで訳してみました。

 音韻数は原詩とは一致しませんが、日本語の詩として5、5、5、5、5、5の音節で揃えてみました。

秋の唄

                ポール・ヴェルレーヌ

泣きやまんバイオリン秋なのさ

傷ついていつだって軟弱さ

 

鐘鳴って息詰めてハッとする

むかしとか思うのか泣いている

 

もう行くぜひどい風吹くからね

乗せられて運ばれて枯れ葉だね

Chanson d'automne

                Paul Verlaine

Les sanglots longs

Des violons

 De l'automne

Blessent mon coeur

D'une langueur

 Monotone.

 

Tout suffocant

Et blême, quand

 Sonne l'heure,

Je me souviens

Des jours anciens

 Et je pleure

 

Et je m'en vais

Au vent mauvais

 Qui m'emporte

Deçà, delà,

Pareil à la

 Feuille morte.

2012-04-09

[]紋切り型のJポップ歌詞・・・それはそれでおもしろいと思うけどな。

「Jポップ歌詞、瞳閉じすぎ? 目立つ紋切り型に批判も」

http://www.asahi.com/showbiz/music/TKY201204050351.html

という記事が興味深かった。

こんなフレーズがありきたりで、笑ってしまうくらい頻用されている、ということらしい。

(そもそもJポップの曲数が多すぎるくらい多い、ということがあるんだろうな。)

好き

信じて

愛して

抱きしめて

忘れない

一緒に

奇跡

大丈夫

目を閉じ

会いたい

切ない

そばにいて

ありのまま

歩き出す

手を伸ばし

空の向こう

どこにいるの

君らしく

でも裏返すと、そこそこおもしろい歌詞になりそうな。

たとえば:

好きなんて言われない。信じてももらえない。

忘れないとか無理。奇跡が起きるとか無茶。

大丈夫じゃない。瞳を閉じれば危ない。

会いたいは無謀。切ないは勝手。

そばにいてもしかたない。ありのままはつまらない。

歩き出すけど進めない。手を伸ばしても届かない。

君らしくってそれ誰の真似。

 

愛してもくれない。抱きしめてもくれない。

一緒にいても無理。扉を開けるとか無茶。

大丈夫じゃない。翼ひろげればケガする。

会いたいは無謀。切ないは勝手。

空の向こうはなにもない。どこにいるのかわからない。

歩き出すけど進めない。手を伸ばしても届かない。

君らしくってそれ誰の真似。

2012-04-07

[]Nature (1836) Ralph Waldo Emerson

アシモフの短編「夜来たる」のきっかけになったエマーソンのエッセイの一部を訳してみました。ちょびっとだけ。(斜体の太字の部分が「夜来たる」のきっかけになった箇所です。)

出典:http://oregonstate.edu/instruct/phl302/texts/emerson/nature-emerson-a.html#Chapter I

Chapter I NATURE

第1章 自然

To go into solitude, a man needs to retire as much from his chamber as from society. I am not solitary whilst I read and write, though nobody is with me. But if a man would be alone, let him look at the stars. The rays that come from those heavenly worlds, will separate between him and what he touches. One might think the atmosphere was made transparent with this design, to give man, in the heavenly bodies, the perpetual presence of the sublime. Seen in the streets of cities, how great they are! If the stars should appear one night in a thousand years, how would men believe and adore; and preserve for many generations the remembrance of the city of God which had been shown! But every night come out these envoys of beauty, and light the universe with their admonishing smile.

独りになるには、人は自分の部屋からも、社会からも、たっぷり離れる必要がある。そばに誰もいなくても、読んだり書いたりしていれば、独りにはなれない。だが、独りになりたければ、星を見ることだ。天界からの放射は、自分と自分が触れるものの間を分かつだろう。人は思う。天体という荘厳なる永遠のただ中にあって、大気は意図して透明に創られ、人に与えられたのだと。街路で見あげるそれらは、なんと偉大なることか。もしも千年に一夜だけしか見えないものであったなら、どれほど人は星を信じ崇拝するだろうか。そして何世代にもわたって、神の都市が眼前にひろげられた記憶を残し伝えることだろうか。だが毎夜訪れるのだ、これら美の使節は。そして、その咎めるような微笑で宇宙を灯すのだ。

The stars awaken a certain reverence, because though always present, they are inaccessible; but all natural objects make a kindred impression, when the mind is open to their influence. Nature never wears a mean appearance. Neither does the wisest man extort her secret, and lose his curiosity by finding out all her perfection. Nature never became a toy to a wise spirit. The flowers, the animals, the mountains, reflected the wisdom of his best hour, as much as they had delighted the simplicity of his childhood.

星がある種畏敬の念を呼び覚ますのは、つねにそこに見えていながら手が届かないからである。だが、その影響に心をひらくなら、あらゆる自然物がそれに似た印象をもたらすものである。自然はみすぼらしい身なりをしない。最も賢明な人物でさえその秘密を手に入れてしまうことはない。その完全性を暴くことで好奇心が失われることもない。賢明な精神に対して、自然が玩具になり果てることはない。花が、動物が、山が、最良のときの英知を反映する。単純に喜んだ子供時代と同じくらい豊かに。