今頃ライブ感想

 10月7日(土)に行って来た『キラキラ☆プリキュアアラモードLIVE2017 スウィート☆デコレーション』について。
 数字ブログさんのところの「プリキュアライブ、子供の席が分かれていなかった問題。」記事がブラウザのタブに永く残っていた。何か記事にするまでタブを閉じれない芸風だ。
 キチョーは昼の部が1階席で、周り中スタンディングしていて、舞台を見づらいことこの上なかったが、一貫して着席して楽しんだ。キチョーが立たなければキチョーの後ろ席の人も立たずに済ませるかも知れないし、キチョーが座っているのを見て真似する人もいるかと思ったからだ。キチョーの所作を見て同意してくれたからかどうかは判りようもないが、キチョーの席から見える範囲でも2〜3組の客は、途中から着席のままでいるようになってくれた。
 キチョーは、子連れスペースを用意しなかった運営の手際が「悪い」とも、大友と呼ばれるファンのうっかり全力になってしまった楽しみ方が「悪い」とも考えない。そう考えたら、着席を決め込んで周りをシラケさせたかも知れないキチョーも悪いことになるし。右隣だった子連れの女性客は子どもを高く抱いてのスタンディングで体力的にキツそうに見えたが、文字や声としてネガティブな言葉に妙に触れなければ「大変だったけれども子どもが喜んでくれたみたいなので良かった」に終わるだろう。
 今回はスタンディングで楽しみたい客が多かったが、着席で楽しみたいよと態度で示していれば、次の機会ではちょっとは変えられるだろうと。1曲目が終わった時点辺りで、着席で楽しんで欲しいと演者に言わせる運営がキチョーの期待値だったが、今回はそれはなかった。
 夜の部は2階席で、これは着席のまま何も問題なく楽しめた。同様のイベントの次回では、チケットを申し込む時点で1階席/2階席を選べればいいなとも思った。
 キチョーとしては、このライブにプリキュアイベントであることを強く期待しており、キュアぐるみさんがやって来なかったのがとても残念。華がない。

ちょっと脇道な感想

 キチョーは、プリキュア色のない普通のライブに行くことは全くないので(ずいぶん昔に何度かはあるとしても)、最近催されれるライブの相場がどんなものか知らない。
 このライブではステージに大きな画面が用意され、ステージ上の演者の様子や曲の内容に関係する映像などが随時映し出されていた。これが特に珍しくないことくらいは解る。プリキュア色ゆえにそうなのかわからないのだが、演者の様子が映し出されている時に、花びらや星などが流れるエフェクトが合成されるのだ。合成されるものがキュアっぽいのはこのライブの特色なのだろうが、演者の様子にエフェクトが合成されるのは一般的なのかどうか?
 エフェクトが合成された映像を観ていると、違和感に感じるのはコンマ何秒かの遅延。曲と踊りがあっていない。ステージ上の演者の生の動きと映像内の演者の動きとの間にちょっとしたずれがあるのだ。エフェクトをかけるためのCPUの処理時間もあるかも知れないが、ボトルネックはデータ通信だろうと思った。超高速なデータ通信は必要だと、商売柄思った。プリキュアライブのこの違和感をなくすための超高速通信なり画像転送技術の研究開発の仕事なら、熱意をもってやりたいかもとも思った。まさかプリキュアなので低予算故に遅延が生じる安い機器しか使えなかった訳はないだろう?