10歳の保健体育3
- 作者: 竹井 10日,高見明男
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2011/05/20
- メディア: 文庫
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- ストーリー
静姫と翠蓮がイギリスに旅立って、はみるたちは寂しい毎日を送っていた。
そんなある日、はみるのクラスにイギリスからの留学生・ジュリエットがやってくる。
放課後になって、保護者である兄がジュリエットを迎えに来たのだが……。
ヒロイン(10歳)が2〜3人追加されました。どこまでいくんだこの作品は。
ジュリエットは義理の妹にして未来の嫁候補。
イギリス人ということもあってキャラはかなり立ってると思うけれど、周りのヒロインのアクが強すぎていまいち目立てていないような気もします。
微妙に翠蓮とかぶってるのが痛いところ。まあ素直ヒロイン(10歳)ははみるで十分間に合ってるからなあ。
毎度のことですが、静姫の異常なモテっぷりに激しい違和感。
この女の子たちは、本当にこんな変態でいいのか。世の中間違ってるんじゃないか。これだけ女にモテまくっていながら男に人気があるのも不思議。
ここまで来るともう、イケメンかそうでないかのレベルじゃなくて、特殊な化学物質か何かが体中から分泌されてるに違いない。
モテモテで常にハーレム状態とはいえ、全然羨ましくないのがミソですよね。めちゃくちゃしんどそうに見える。
静姫くらいに適当な性格じゃないととてもやっていけないんじゃないかと思います。
静姫のあの性格は生まれつきのモテ生活の中で生き抜くために構築されたもの! なのかもしれません……。
ギャグはまあ面白いんですけど、やっぱり地の文でのツッコミが気になって仕方ないです。
一度はまれば笑えるのですが、そうでないと寒いわ読みづらいわでもう大変。
スベリ芸なんていうことばもあることだし、これはこれで作風として受け入れるしかないのだけれど。
下ネタが多いのは仕方ない。タイトルがタイトルだもんね。
娘ができたりまたヒロイン(10歳)が登場したり、ますます混沌としてきました。
ヒロインを増やすのもいいですけど、そろそろはみるとの間に進展があるといいなあ。
もうはみるに希望を託すしかないと思うんです。はみるこそが最後に残された良心なんですよ。頑張れはみる。
あ、翠蓮さんはこれからもネタキャラとして頑張ってください。
和恋さんがドMだけのキャラと化してしまっていてもう……。