2006-04-16
■[人性]『G.I.D.』について少々

私はこの『G.I.D.』という漫画は出版されている現物を見ていないので、本来評価する資格はないが、普段巡回する辺りで問題になっているし、当事者でない人間がこうした事柄をいかに扱いうるかということには興味があるので、少々まとめておきたいと思う。自分の資格の範囲を越えないように気を付けることにしよう。
まず、この問題についてはさとしの哲学書簡 ver2 の4月15日と3月26日の記事にきちんとした内容がまとめられているし、山本 蘭の活動日誌の3月30日と4月11日の記事や、Anno Job Log の関係記事とそのコメント欄でのやりとりも参考になる。整理すると次のような問題点があるようだ。
- 掲載誌の読者層を考えたときにふさわしくない描写がある。
- きちんと設定考証しているようでいながら実際には不十分である。
- ありえない否定的な描写がある。
といったところだろうか。
一般論的に言えば、漫画や小説を作るということは、意識の流れを平面に固着させるという作業であると思う。取材したり、体験、思考したことを、作品にするという意識に頭の中で変換する。その意識は複雑な立体的なものである。それを流し出して、平面に固着させていくわけだ。
立体以上に立体的な人間の意識を平面上にすべて書き出すことはできないから、その過程では圧縮や切り落としが発生する。それがうまくいけば作品としてまとまり、最高にうまく運んだときには傑作と呼ばれるようになる。しかし、それがうまくいかなければ作品にならずに構想倒れに終わるか、なんとかまとめたとしても瑕疵ができる。評判を聞く限りこの漫画はそういう作品だという感じがする。
■[クリップ][人性]今日のヒトとナリ

日本海新聞に『ニュースの焦点 波紋呼ぶ工事入札優遇制度』という記事が載っている。
鳥取県は二〇〇七年度から、男女共同参画推進認定企業を対象に、建設工事の入札を優遇する新制度を導入する。認定企業には五点の加点があり、格付けにも影響。かつて“男の職場”と言われた建設業界に焦点を当て、広く社会に男女共同参画を推進しようという狙いだ。しかし、「公共工事が減る中で死活問題だ」という声も根強い。
同性愛者を応援する「すこたん企画」に『アイルランド、同性間シビル・パートナーシップ法に向け前進』という記事が載っている。
公明新聞に『子どもの笑顔輝く社会に/井上氏と猪口担当相/少子化対策に全力/党宮城県本部がシンポジウム』という記事が載っている。







