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2016-11-01

[]中国西安たっぷり満喫5日間の旅 

 国際ツーリストビューロー  宋 敏

 10月18日から10月22日まで、「中国西安たっぷり満喫5日間の旅」に行ってきました。

かつて長安と呼ばれた古都西安は、陝西省省都であり、関中平原中部位置し、北は渭河、南は秦嶺山脈に臨む、西安市人口は約800万人です。紀元前11世紀から紀元10世紀初頭までおよそ2000年の間、前漢や唐など13もの王朝の都が置かれ、秦の始皇帝前漢武帝、唐の太宗、則天武后、唐の玄宗楊貴妃など、歴史上のヒーローヒーローインなど多くの物語を生み出ました。

また、シルクロードの起点としても有名です。前漢外交使節として派遣された張騫やインドまで仏教経典を求める旅に出た玄奘三蔵法師)など、旅人たちはこの地を出発しこの地に戻ってきました。

更に、日本西安との交流も古い。隋唐時代には日本から遣隋使遣唐使派遣され、日本の文化にも大きな影響を及ぼしました。

  1日目 10月18日(火) 

関西国際空港より中国東方航空2060便(1020発)で(青島経由)西安咸陽国際空港へ。約5時間30分の空旅西安咸陽国際空港に到着後、現地ガイドが迎えに来ており、専用車で西安市内へ移動。

西安市内に向かう途中、前漢第四代景帝(劉启前157年〜全141年)とその皇后を葬った合葬墓である『漢陽陵博物館』を見学しました。陽陵は約20年間の発掘で、20㎢の範囲から200余りの副葬坑と5000余りの副葬墓が見つかり、その中から武士女官などの陶製品発見されました。陽陵の見学が終わったら、綺麗な夕陽に見送られながら私たち西安市内へ向かいました。ラッシュアワーで大変渋滞していましたが、無事に夕食会場に着きました。

美味しい西安料理を堪能した後、音楽とともにライトアップされた『大雁塔広場』を鑑賞しました。とても幻想的できれいでした。忙しい1日でしたので、早めにホテルへ帰ることにしました。

2日目 10月19日(水)

今日はお墓巡りです。

まず、西安郊外にある唐の第3代皇帝高宗と、中国唯一の女帝となった則天武后(624年〜705年)の合葬墓『乾陵』へ。

乾陵は、神道(墓前にいたる道)に通じる18の平台(踊り場)を持つ526段の石段や神道石柱である華表伝説上の動物翼馬(ペガサス)、馬と馬を引く人の石像、『述聖記碑』や『無字碑』、首を切り落とされた『六十一蕃臣』などがあり、広大な規模でした。

そして、乾陵の主要な副葬墓のひとつである高宗則天武后の孫娘で中宗の娘である『永泰公主墓』へ。(永泰公主は17歳の時則天武后情夫に対する批判を口にし、夫とともに殺されてしまった)陵墓の参道四方の壁には壁画が描かれており、破損したり色あせたりしているが、保存状態はとてもよかった。昼食は近くのレストランにて西安料理を頂きました。

 午後、後漢桓帝から霊帝にかけての時代創建され、約1800年以上の歴史もつ古刹法門寺』へ。約2000年前、インドアショカ王仏法を広めるため、仏舎利釈迦牟尼の遺骨)を各地に送り、塔を建てて安置したという言い伝えがあり、法門寺はその場所ひとつである創建当時は阿育王寺と呼ばれていました。

証明されたのが1987年明代に建てられた法門寺を再建する際、1100年余り密閉されていた地下宮殿が見つかり、地下室部分や指の仏舎利などの宝物が発見され、伝説とされていた話が実話だった。仏舎利を納めていた八重になった小さい宝箱も展示されており、世界的に有名な仏舎利を見ることができ、本当によかったです。

次に見学したのは、前漢の第7代皇帝武帝の陵墓である『茂陵』へ、(茂陵の高さ46.5m、東西39.5m、基底部の四辺が240mもある)。まことに大規模でした。その隣には、匈奴征伐で活躍した霍去病のお墓があり、現在は茂陵博物館となっているが、規模の大きい石刻群と4000点以上の文化財を収蔵されていました。

お墓巡りの後、西安市内へ戻り、火鍋料理を美味しく頂きました。

まるでタイムスリップしたような1日でした。

3日目 10月20日(木)

 朝陽を見ながら、美味しい朝食を頂いた後、西安観光の最大ハイライトである1987年世界遺産登録された『秦始皇兵馬俑博物館』と『秦始皇帝遺址公園』へ。

 先ず、シャトルバスで『秦始皇帝遺址公園』へ。秦始皇帝遺址公園には中国最初皇帝である秦の始皇帝(秦始皇帝は13歳で即位し、およそ10年間で中国統一し、中央集権体制や全国の法律文字度量衡統一したりするなど中国に大きな影響を及ぼした)の陵墓があり、皇帝即位から埋葬地である驪山に陵墓用の穴を掘り始め、天下統一後は70万人の労力を動員して王墓の造営を行ったといわれています始皇帝陵を見学してからシャトルバスで戻り、兵馬俑見学へ。

 『秦始皇兵馬俑博物館』は1号坑、2号坑、3号坑、文物陳列庁がある。まず、文物(秦銅車馬)陳列館へ。銅車馬の展示室は暗くて、フラッシュが途切れることなく焚かれて大変でした。銅馬車は出土した順に、一号車、二号車と命名され、4頭立ての二輪馬車で、実際の車馬の2分の1の比率でできている。1号銅車馬は、立車といい、車体の右には盾と鞭、前には弩と矢が掛けられており、車上には1本の傘が立てられ、傘の下には高さ91センチの銅御者1体が手綱を引いて立った。2号銅車馬は、安車または轀輬車といい、正座した御者1体が手綱を引いた。車体のドーム式の屋根と四囲の壁には変形龍鳳巻雲紋と雲気紋が描かれていました。

 それではいよいよ1号坑へ。1号坑は総面積約1万4200?の中には2000体の武装した兵馬俑が38列にわたって並び、見学者も本当に多く、写真を撮るのも精いっぱいだったが、時間をかけて前列に並び見学しました。真下にある兵馬俑は本当に圧巻的でした。

 2号坑は1号坑の北側20mの地点にある総面積は約6000?の坑道。ここの兵馬俑歩兵隊や戦車隊など構成され、3号坑は1号坑西端の北25mの地点にあり、総面積は約520?と最も小さく、兵馬俑の最高指揮部隊に当たると考えられる場所だそうです。兵馬俑坑では、現在までに約8000体の俑が確認されていますが、兵士像は平均身長178?と等身大であるうえ、顔の表情も一体ずつ微妙に違います。全体規模は2万m2余におよぶ、極めて大きなもので、3つの俑坑には戦車が100余台、陶馬が600体、みんな東を向いていることや製造技術のすばらしさを知ることができました。歴史を感じま す!

 『秦始皇兵馬俑博物館』の中にあるレストランにて昼食『西安名物刀削面』を頂いた後、ザクロジュースを飲みながら(臨潼区兵馬俑周辺はザクロの産地である兵馬俑を後にしました。

 昼食後、秦始皇兵馬俑博物館の近くにある楊貴妃温泉浴したところ『華清池』を見学した。『華清池』は唐の天宝年間に作られた華清宮で温泉は池ほどの大きさになり、宮廷内に設けられ、当時の皇帝である玄宗避暑地であり、玄宗楊貴妃ロマンス舞台でも有名です。また、1936年西安事件国民党蒋介石滞在していたことでも知られています敷地内には温泉が設けられていて、時間関係で手だけ体験させていただいた後、西安市内へ。

 西安古城のシンボルである西安城壁』へ。西安城壁西門西方シルクロードを望む最大の城門でここから多くの人たちが西をめざして出発しました)から上ると市内を見渡すことができ、シルクロード資料なども展示されておりました。夜は西安名物餃子」を堪能した後、華麗な唐朝の歌や踊りのショーを鑑賞しました。

4日目 10月21日(金)

 朝食後、三蔵法師翻訳に取り込んだ場所である『大雁塔(慈恩寺)』へ。慈恩寺は唐の第3代皇帝高宗が母である文徳皇后を供養するために建立した仏教寺院です。院内に立つ四角7層、高さ64mの塔が大雁塔であります。大雁塔は玄奘インドから持ち帰った大量サンスクリット語経典仏像などを保存するため建立されたそうです。大雁塔を見学したあと、3000点もの逸品が展示されている『陝西省歴史博物館』へ。

 伝統宮殿様式の外観をもつ陝西省歴史博物館』は中国で最も施設が整っている博物館ひとつである博物館は広くてゆっくり見ようと思ったら1日でも足りません。兵馬俑則天武后の母である陽氏の陵墓から出土した巨大な獅子像など見学しました。

 昼食は西安名物である羊肉泡馍(ヤンルーポーモー)』を頂いた後、町の中心に鎮座する重要文化財である鐘楼」や小物を扱う「化覚巷」、イスラム教徒である回族文化を見ることができる「回民街」を散策し、太鼓の音で時を告げていた『鼓楼』に上り西安市内を見渡した後、日本中国交流の古さを物語る輿慶宮公園にある『阿倍仲麻呂記念碑』を散策しました。

夜は最後の晩餐ですが、西安名物の『西安ダック』を堪能した後、翌日出発準備のため、早めにホテルへ帰りました。

  

5日目 10月22日(土)

 今日帰国の日です。モーニングコールは4時半、5時半出発。西安咸陽国際空港中国東方航空521便にて上海浦東空港で乗り継ぎ、帰国の途へ。

 今までずっと順調な旅でしたが、最後の段階の上海浦東空港飛行機が約6時間遅れましたが、何とか無事に帰国することができ参加の皆様のご支援とご協力に感謝します。

 今回の西安の旅は、中国の歴史文化、食などについて新たな視点から本当に色々と勉強になりました。これから中国日本架け橋になるためにもっと勉強しなければならないと思います

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2016-07-27

[]日本遺産出雲國たたら風土記」−島根県安来雲南・奥出雲 連綿と続く地域の営み

業界紙トラベルニュースより

島根で紡がれるたたら製鉄物語

たたら製鉄地域風土ストーリー

 島根県安来市奥出雲町雲南市が共同で文化庁申請していた「出雲國たたら風土記 鉄づくり千年が生んだ物語」が2016年4月25日日本遺産認定された。いにしえの製鉄技術が今再び脚光を浴びているのは、この地域で今もなお、たたらが育んだ固有の文化が連綿と続いているからにほかならない。景観、食、暮らし現代私たちがこの地域を訪れて、見て、食べて、体験するものごとと、たたらとの関わりを知れば、安来市奥出雲町雲南市の旅はぐっと深く味わい深いものになる。

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たたら製鉄」の炎は今も舞い上がり続ける。(日刀保たたら。写真イメージで通常見学などはできない)

 たたら製鉄は1400年前以上から続く、日本古来の製鉄技術。その技術には自然環境文化、人々の暮らしなど多くのものが関わり成り立ってきた。現在は、奥出雲町の日刀保たたらで世界唯一の、たたらの炎が燃え続けているだけだが、2市1町には地域の営みとして「たたら文化」が息づく。

 この地域特産品の一つ「仁多米」。田んぼの畔もきれいに刈り込まれた美しい棚田で作られる全国的ブランド米だ。この棚田、もともとは山の斜面に水を流して削り砂鉄を得た鉄穴(かんな)流しの名残で、言ってみれば山を切り崩した破壊現場映画もののけ姫」では、自然を壊し山の神々の怒りを買うのだが、ここでは棚田として後世の財産として残し、砂鉄を採取するための水路農業用水として利用、人と自然共存する場として再生されている。

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山を切り崩し砂鉄を採った跡地は美しい棚田として再生されている

 鉄の集積地だった港町安来では、人々が交流する拠点となり、各地で伝承されていた民謡の影響を受け、どじょう掬いで知られる「安来節」が生まれた。

 こうして長年に渡り紡がれてきた2市1町の物語地元の人たちが誇る「自然人間共生、農鉱一体となった産業構造が、この地域品格品性を生んだその価値」をこの地域を訪れた多くの人に感じていただきたい。

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今年4月日本遺産認定で、雲南市菅谷たたら山内くす玉を割る3市町の首長

「たたら」とは

 たたらとは、古事記日本書紀にもその名が記載されている古来より続く日本の製鉄技術粘土で築いた炉に砂鉄と木炭を交互に入れる。ふいごで風を送り木炭を1400度以上の高温に燃焼させることで、自然界では酸化鉄として存在している砂鉄を還元して鉄を生産していく。3昼夜かけて行われる1回の操業に必要木炭12トン、砂鉄は10トン。そうして約2.5トンの譆(けら)ができ、さらには日本刀などに使われる高品質玉鋼(たまはがね)が採れる。

 たたら製鉄中国地方一帯で盛んで、島根県東部では約1400年前から行われてきた。奥出雲地域は、良質な砂鉄と木炭を得るための森林が広大であったため、鎌倉時代前後には各地から製鉄技術者が集まり、江戸後期には日本屈指の生産地となった。明治時代西洋から生産性の高い製鉄技術が伝わると衰退、大正末期にたたら製鉄終焉を迎えた。

文化庁認定 日本遺産

 地域歴史的魅力や特色を通じて我が国文化伝統を語るストーリーを「日本遺産」に認定するとともに、ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の文化財群を地域主体となって総合的に整備・活用し、国内外戦略的に発信することにより、地域活性化を図ることを目的とした制度

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2016-07-26

[]"AKIBA"など34地域を選定 観光庁観光地魅力創造事業

  観光庁は7月20日、今年度の「地域資源活用した観光地魅力創造事業」の対象となる34地域を選定した。

 事業は、訪日外国人客の増加を見据え、世界通用する地域観光資源の磨き上げを図るため観光地域づくりと、その中心となる組織づくりを一体で支援するもの。各地域では市町村観光協会交通事業者などで協議会組織し、滞在コンテンツの充実・強化や来訪需要喚起来訪者の利便性の向上外国人受入環境整備に取り組んでいく。初年度の昨年は31地域が選定されていた。

 選定された地域は、AKIBA観光協議会東京都千代田区)、阿智村版DMO推進協議会長野県)、ALL白浜ここでしかできない旅実行委員会和歌山県)、松山はいく国際化推進委員会愛媛県)など。今年は複数自治体構成する地域はなかった。

 観光庁では選定された地域に対して、事業必要経費の総額の2分の1以内の金額支援

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 このような“地方間の競争”を煽るようなやり方が、観光分野にふさわしいだろうか……?

 外国の方々を日本に来て頂けるのは喜ばしいことではあるけれど、何故そのために「世界に「通用する観光資源の磨き上げ」が必要なのだろう。“ありのままの中の良さ”をみて頂くのが本来ではないのか。こういうやり方では、中央資本関連などの大企業による事実上の“地方支配”がすすみ、「地方創生」や“釣り合いの取れた国土の発展”に逆行することになるのでは…危惧がある。

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2016-07-25

[]ポケモンGO狂想曲】

失礼ながら、も少し現実世界主体的に、力を合わせて生きましょうよ。こんな仮想の話しに踊らされて、どうする。人間って、生きるって、もっと楽しいことを探そう。

下記は、ブログ『お役立ち情報の杜』からシェアさせていただきました。

 Steve Cuttsというイラストレーターは、ロンドンを中心に活動していますが、現代社会の暗部を印象的な絵で表現しています

 表現するジャンルは、人間の強欲さ、環境破壊ジャンクフードなど、様々な分野に及びます。具体的には、下記リンク先をご覧ください。

This Artwork Is Probably The Most Accurate (And Scary) Portrayal Of Modern Life We’ve Ever Seen

 たくさんの絵の中でも特に印象に残ったのがこれです。

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絵(スマートフォン奴隷と化した人たち)

 まるで、ゾンビのようですね。スマートフォン中毒になった現代人を誇張して表現しています

思考力や感情を奪われている。

主体性が無く、惰性で動いている。

人間性を失っている。・・・

 コミュニケーション能力連帯は期待できそうにありませんね。権力層にとっては操りやすいでしょう。

 最近日本を含めて世界中で、似たような情景を目にするようになりました。

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ポケモンGOを楽しむ人たち:新宿御苑

 ポケモンというキャラクターゲームソフト自体に罪は無いでしょう。スマートフォンという電子機器存在自体否定する気もありません。問題は、それらを使う人間の側にあると思います

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 法律を守り、事故を起こさず、他人迷惑をかけないならば、非難されるべきではないかもしれません。ポケモンGOをやっている人は、ある種の一体感を味わえて幸せなのかもしれません。

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 しかし、ある種の違和感や不健全さを感じずにはいられません。仮想現実世界との付き合いは程ほどにして、現実人間自然との交流を重視したいものです。

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2016-07-24

[][]今朝のサンデーモーニング

 この参加者番組に似合わない❗どこかの圧力への"妥協"の産物か。レギュラー大屋氏は仲がいいのか、珍しく話しかけている。さすがサンモニ。沖縄高江の状況を取り上げた。さあ、岡本氏、何言うか、注目。

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2016-07-23

[]今年は瀬戸内国際芸術祭イヤー 小豆島では食も作品

アートと懐かしさ−小豆島心の旅

夏秋会期も盛り上がり必至

 瀬戸内海の島々を舞台にしたアートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2016」。3〜4月に春会期が行われ、7月18日からはいよいよ夏会期がスタートした。9月4日までの間、各島に様々な展示やイベントが開かれ、夏の瀬戸内海アート一色に染め上げる。

 瀬戸内国際芸術祭は3年に一度の開催で、過疎化に悩んでいた島々にアートという光を当て、地域活性化。島そのものをアート舞台とする斬新さは多くのファンをつくり、前回の13年は100万人超が来場、「瀬戸内海アート」というブランドを定着させた。今回の春会期も約25万人が来場し、続く夏・秋も多くの来場が期待されている。

 舞台となる島々は香川県小豆島直島岡山県犬島などの12島と高松港宇野港周辺。小豆島では、土庄港でオリーブの葉を王冠の形に仕立てた彫刻太陽の贈り物」が出迎え。土庄本町ではたばこ屋や飲食店などに仕掛けを施した回遊型インスタレーション迷路のまち」、中山千枚田周辺では地元産の約4,000本の竹で構築する巨大ドームオリーブの夢」といった小豆島風景風土を生かしたアート作品が登場する。そのほか、三都半島や醤(ひしお)の郷、坂手港などで現代芸術アーティスト大学などが腕を競うように多様な作品を展示する。島を巡れば、いたるところでアートと触れ合うことになるだろう。

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瀬戸内国際芸術祭 地元産竹4,000本で作られた「オリーブの夢」

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瀬戸内国際芸術祭 二十四の瞳映画村に展示されている「愛のボラード」

 また、今回の瀬戸芸は国際化や地域の食などにもスポット特に「食」に関しては瀬戸内の島々の文化暮らし代表するものとして、力を入れる。食材食文化国内外に発信することを目的に「食プロジェクト」を各島で展開する。

 小豆島では、島で獲れた新鮮な果物野菜を使った生搾りジュース「せとうちのずかん」、小豆島舞台の名作「二十四の瞳」の作者・壺井栄作品モチーフにしたワンプレート「本から生まれる一皿」を提供する。小豆島の「食」に触れるには、名産である醤油そうめんは欠かせない。醤油蔵が軒を連ねる「醤の郷」周辺では、醤油見学佃煮めぐり醤油文化に触れよう。また、手延べそうめんづくりは、麺を長く伸ばした後にくっつかないようにしていく「箸分け体験」がおすすめ

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醤油蔵が軒を連ねる「醤の郷」

 瀬戸芸は夏会期が終わると、秋会期がやってくる。10月8日11月6日季節感にあふれたイベント芸術の秋を演出。夏から秋に向け、様々な企画瀬戸内は盛り上がりをつないでいく。

 作品を鑑賞するためのパスポートは、3期共通利用可能。5,000円。

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2016-07-22

[]瀬戸アートやブックカフェなど魅力充実 二十四の瞳映画村

アートと懐かしさ−小豆島心の旅

ゲキ×シネ」月替わり上映も

 小豆島町二十四の瞳映画村は、小豆島舞台にした名作「二十四の瞳」を顕彰する日本映画テーマパーク映画ロケセットを使った村内は懐かしさが溢れ、作品世界観小豆島の風情を求めて多くの観光客が訪れる。加えて、同作や日本映画黄金期にまつわるプロジェクトを次々に発信し続け、常に真新しく、魅力が増強されているのも強みのひとつだ。

 今年は瀬戸内国際芸術祭の開催年であり、映画村にも作品「愛のボラード」を展示。ボラードとは船を繋留するために岸壁にある柱のことで、駐車場一角に設けた。「海からやってくるはずの『何か』に対して、見る者の想像力をかき立てる」そうだ。

 4月21日には同施設内のギャラリー松竹座映画館2階に、ブックカフェ「書肆海風堂(しょしうみかぜどう)」をオープン二十四の瞳映画、旅に関する書籍やDVDが並んでおり、コーヒーカフェラテを味わいながらゆっくりと過ごせる。

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 二十四の瞳映画村ブックカフェには書籍やDVDが並ぶ。「ゲキ×シネ」コーナーも

 また、映画二十四の瞳」で主人公大石先生を演じた女優高峰秀子さんのギャラリーも併設。高峰さんは作家としても活動していたこともあり、直筆原稿や愛用のバックなども展示している。

 また、4月から現代演劇の風も採り入れた。幅広く人気を集める「劇団☆新感線」の舞台をそのまま映画にした「ゲキ×シネ作品を月替わり、1年間で13作品を上映。毎月第3金曜日から連続4日間で、11時50分からスタートする。入村料だけで鑑賞できるのもうれしい。7月は「五右衛門ロック」、8月は「薔薇サムライ」と「ジパングパンク」と、主演の古田新太さんをはじめ豪華俳優陣が登場する人気作品ラインナップしている。

 同館は、田中裕子さん主演による1987年公開の映画第2作のオープンロケセットや貴重な展示で、作品の中の懐かしい風景がそのまま広がっている。

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2016-07-21

[]世界遺産大河が続く群馬観光 桐生風土伝える「ノコギリ屋根

伝建地区を歩いて感じる伝統

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 国の伝統的建造物群保存地区に選定されている桐生市本町一、二丁目と天満宮地区には、江戸末期から昭和初期に至る蔵造りや町家、ノコギリ屋根工場など、様々な年代歴史的建造物が約400棟残る。

 なかでも目を引くのがノコギリ屋根建物織物工場として使われてきたもので、現在も200棟以上が残り、その数は日本一。ノコギリ屋根建物は、今も工房飲食店美容院として利用されている。

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2016-07-20

[]富岡製糸場から始まる群馬旅 その2

トラベルニュースより

世界遺産大河が続く群馬観光

めぐりフルーツ狩り

 一方、群馬県では「富岡製糸場とぐんま周遊観光」として、7つのモデルコースウェブサイトなどで公開し、県内周遊観光を促している。

 このうち6つは草津温泉四万温泉伊香保温泉みなかみ温泉郷といった群馬代表する温泉宿泊する2日間コース。花めぐりフルーツ狩りといった人気アクティティも盛り込んだ。

 いずれも上信越道富岡インターチェンジ上信電鉄上州富岡駅発で、富岡製糸場見学から始まるプランとなっている。以下、コース概要を紹介する。

草津温泉コース

 繭の足跡をたどり、鉄道施設が残る碓氷峠を経て、軽井沢から草津温泉へ。翌日は、赤岩養蚕農家群や吾妻峡を見学し、沼田フルーツ狩りを楽しみ、関越道沼田IC上越新幹線上毛高原駅へ。

四万温泉コース

 四万温泉では、ノスタルジックな風情の温泉街散策。翌日は、四季の花が楽しめる花の駅と、北関東屈指のフルーツの産地・榛名のくだもの街道にも立ち寄り、関越道高崎IC高崎駅へ。

伊香保温泉コース

 8世紀の建立とされ、書道史において日本三大古碑に数えられる多胡碑に立ち寄ったあと、高崎パスタで昼食。午後は高崎だるま発祥小林達磨寺や群馬県立「日本絹の里」から伊香保温泉へ。翌日は榛名湖、榛名神社水沢観音などをめぐり関越道渋川伊香保IC渋川駅へ。

みなかみ温泉郷コース

 養蚕で栄えたみなかみ町須川平集落の「たくみの里」を訪ねる。旧三国街道沿いに、木工や和紙作りなどの伝統工芸体験できる店が20軒ほどある。宿泊谷川温泉猿ヶ京温泉など水上温泉郷へ。翌日は片品川名勝吹割の滝散策し、関東最大級たんばラベンダーパークまで足を伸ばしたら、関越道沼田ICか上越新幹線上毛高原駅へ。

桐生日光コース

 富岡ICから乗り返して、かつて「西の西陣、東の桐生」と言われたほど絹織物で栄えた桐生へ。市内には織物工場として使われたノコギリ屋根建物が200以上も現存名物うどん。約100軒のうどん屋がある。やぶ塚温泉宿泊し、翌日は渡良瀬渓谷、富弘美術館見学し、世界文化遺産日光へ。

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2016-07-19

[]富岡製糸場から始まる群馬旅 その1

トラベルニュースより

世界遺産大河が続く群馬観光

夏休みワークショップ

 富岡製糸場と絹産業遺産群世界遺産登録に沸いた2014年6月から2年。群馬県富岡市では中長期的な視点での遺産保全管理遺産キーコンテンツとした群馬全域への観光客の誘致に力を入れ始めている。

 昨年4月富岡製糸場を所有、管理する富岡市は、遺産保護活用観点から、今後30年をかけて取り組む施設の保存修理事業の財源を確保するためとして、入場料を大人は従来の倍額の1千円、団体は400円から900円に改定した。年末は休館する。

富岡製糸場 西置繭所(上)と操糸場(画像提供富岡市

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 富岡製糸場の入場者数は登録前年の13年度が31万5,000人、それが14年度は133万8,000人へと4倍以上に急増した。そして入場料値上後の15年度は114万5,000人へと減少に。

 富岡市にとって入場者減が想定内かどうかは別にして、混雑が減ったことで旅行会社にとっては団体の予約が取りやすくなり、来場者にとっては落ち着いてゆっくり見学できる機会が増えた。

 夏休み期間中、7月25日8月30日の毎週月・火曜日子ども向けのワークショップゆらゆら揺れるクラゲのまゆクラフト」を開く。繭を収穫するときに発生する「毛羽」などを材料に使う。夏休みの宿題自由研究に生かせる。各日6回の開催で、予約は不要。参加費は入場料とは別に100円が必要

 そのほか定期イベントとして、座った姿勢で繭から糸を手繰り、糸車に巻き付けていく「座繰りの実演と体験」は土日祝日に、富岡製糸場の主力として300台が稼働していたフランス式繰糸器の実演は祝日を除く月―金曜日に行われる。

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