カメラ(手段)が先か、写真(目的)が先か?

手段が目的になることを趣味と言う...みたいなことを言ったのは、今は亡き長岡師匠だったかな。

まぁ、これは世間でもよくあるハナシで、写真を撮るのが目的でカメラを物色していたらいつの間にかクラカメのコレクターになってしまっていたとか、ゲーム用にパソコンを組み立てようとしてパーツをとっかえひっかえしているうちに気持ちよくゲームをするという目的を忘れてベンチマーカーになってみたりとか、ドライブが好きでクルマをいじっているうちにチューニングに目覚めてしまったりとか、まぁ、色々な例がありますが、取りあえずカメラ道においては、目的に応じたカメラを求めて色々調べたりするのはフツーだけど、一目見た時から欲しいカメラをやっとの思いでゲットしたはいいが、それは別に被写体や撮影状況とかを想定したものではないので、後から何を撮るか考える...というのも結構ありがちだったりするワケで。

ちなみに、個人的な経験から言うと、やはり目的をはっきりさせないで買ったカメラというのはあまり使われない傾向にあると言えると思う。

...って言うのはまぁ、当たり前のハナシでもあって、何しろそーゆカメラの場合、『撮る』ことが目的なのではなく、『所有する』ことが目的なんだからして、別に無理して撮影しなくても良いワケなのですよ〜。

そーゆー意味では、たとえば今、一番欲しいカメラであるD200なんかは、『撮る』ことが目的のカメラであって、次に欲しいと思っている5Dは、どちらかと言うと『フルサイズ撮像素子のカメラを使ってみたい』というのが目的であって、『何を撮るか』という明確な目標はなかったりする。

まぁ、敢えて挙げれば広角で風景撮りなんかにはいいカモな〜みたいな感じ?

そーゆワケなので、目的が明らかなD200は、それなりに使い込まれることになるであろうと思うし、お値段もそんなに高いというほどでもないので、買うことに躊躇はない。

でも、漫然と欲しいなぁと思う程度の5Dの場合、使用頻度があまり高くなりそうにもない機体に結構な金額を投資することになってしまうので、よほど金余り状態ということにならないと欲望のおもむくままゲットーーーッ!てなワケではいかないのでありまするよ。

オリンパス、起死回生の第一歩は?

オリンパス - 平成18年3月期中間決算短信
(※PDF注意!)
http://www.olympus.co.jp/jp/corc/ir/brief/pdf/brief138PA.pdf

これで見る限り、オリンパスはやるべきことが分かっているような気がするし、その第一歩めがE-500ということになると思う。

それにしても...

事業内容の改変って言うけど、それって売り上げの比率ってこと?それとも人員配置?あるいは研究開発費?

業務改善もいいけど、まずは経営陣がどこを目標に、具体的にどう取り組んでいくのかを誰にでも分かるカタチで見せてくれないと、こんな意味不明な数字の羅列を見せられたっても全然説得力ないってばよ〜クスクス

しかしまぁ、取りあえずフォーサーズはもっとがんばるつもりらしいのはOK。

ユーザの要求も見えているようでOK。

後は、独自技術にこだわることなく、使いやすくてコンパクトで性能の良いキカイを適時リリースできるかどうか...ってまぁ、実はそれが一番難しいことなんだけどねぇ。クス

ところでE-500だけど、世間での前評判はまぁまぁというところ。
E-300の弱点だった高感度ノイズは若干改善されたらしくて、あまりうるさく言う人は減ったみたい。
ファインダーの弱点は、E-300と共用のマグニファイヤーで一つの解決法を提示。
残るは手ブレ補正と連写だけど、これは恐らくコスト面で余裕のある上位機種にて何らかの解決方法を見出させてくれるのではないかと思ってみたりなのデス。