2011-10-23 場回しの技術

「場回し」の技術 (光文社ペーパーバックスBusiness)
- 作者: 高橋学
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/07/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そしてどうすれば、そうした場に活力を与えられるのか。
3人以上が参加するコミュニケーションには、1対1のコミュニケーションとは違う”場”が生じる。
簡単に言えば、人が3人以上あつまれば、よく発言するひととあまり発言しなくなる人が生じる。
あまり発言しなくなる人は徐々にテンションが落ちて行き、”場”そのものの活気もなくなる。
あまり発言しなくなる人に注目し、その人の声をタイミングよく拾っていくことで
全員の参加意識を保ちながら”場”をまわしていくための工夫が分かる本だ。
1.参加意思の低い人が現れ、それに周囲が影響を受け始める
2.それに気づいているのに、仕切り役は注意をしない
3.多くの参加者の意欲が減退する
4.仕切り役の意欲も減退、いよいよ参加者に注意を払わなくなる
「島田紳助さんは出演者が100人もいるような大きな番組では、座席表を持っていて、
発言した人をチェックしていく。それで発言していない人にどんどん振っていって、
最終的に全員が発言するようにする」
やる気が落ちてきたりテンションが下がっていくということは、
場回しとはそういう人たちにどんどん発言してもらい、場から脱落する人を出さないための
技術なのだと思った。それが重要なのは、前出のように、誰かがやる気をなくすと、
本書は一人ひとりの参加意識を高めるための工夫や、一人ひとりの発言がちゃんと場に反映されて
いくための工夫などと同時に、その人が今発言したがっているのかどうかを見極めるための
目配りや気配りの技術(意見があって話したい人は、よくみると相手の話が終わる寸前のところで
息を大きくすう傾向がある)など、息遣いをみてタイミングよく振ってあげるための知恵などが
豊富に紹介されている。場というのは、ほっておいたら一番声の大きい人間の独壇場になり、
ほかの参加者はただ受身でそこにいるだけになってしまう。それでは、集団が本来持っているはずの
生産性が発揮されない。いかにして、全員の意見を引き出せるような場をセッティングし、
全員がやる気を失わないために何に気を配って場を回していけばいいのかということは
個ではなく組織として活動する上で、非常に重要なポイントになるように思った。
参考:
http://d.hatena.ne.jp/yuhka-uno/20111020/1319108480




