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2008-07-05 三菱東京UFJ銀行のシステム統合 Add Star

7月7日の七夕の日、歴史的なプロジェクトが動くことになる。

開発工数11万人月投資額2500億円に及ぶ、日本のIT史上最大のプロジェクト

三菱東京UFJ銀行システム統合の第二段階「Day2」の始動だ。

これは2006年1月に実施された、市場系、海外系など一部のシステムに限定したシステム統合プロジェクト

第一段階「Day1」の後続工程である。


日本IBM製の旧東京三菱銀行の勘定系システムに対して、日立製作所製の旧UFJ銀行の勘定系システム

持つ機能を追加していく形で、システム統合は進められていく。


約4000万の口座が存在し、日々の取引量が1億件を越える巨大システムであるために、

三菱東京UFJ銀行は、システム部だけで社員2500人、パートナーを合わせると9000人以上にのぼる巨大な組織

作ってこのプロジェクトにあたってきた。

今年2月以降には大規模な移行演習を含む最終テストも実施されている。


なお、新システムへの移行スケジュールは、公式サイトから確認することができる。

http://www.bk.mufg.jp/oshirase/index.html


2008年5月12日に、旧東京三菱銀行システムを刷新したことで下記のようなシステム障害が発生している。

 三菱東京UFJ銀行キャッシュカードセブン銀行ATMで使えなくなるシステム障害が5月12日に発生した。三菱東京UFJ銀行によると原因は「カタカナ転送すべきデータ漢字で処理していたから」であった。

 システムでは、旧東京三菱銀行キャッシュカードを持つ利用者がセブン銀行で預金を引き出す際、10件以上の未記帳の記録がある場合にはそれを知らせる案内文を提示する仕組みにしている。ここで、三菱東京UFJ銀行セブン銀行の間でデータの受け渡しはカタカナで処理する仕様になっていた。

 今回は、これをカタカナではなく誤って漢字で処理したことが不具合の原因になった。三菱東京UFJ銀行システム担当者が対応し、11時55分ごろに復旧したが、成立しなかった取引は合計で2万件に上った。

 同行では旧東京三菱銀と旧UFJ銀行システムの完全統合を進めている。同日は旧東京三菱銀の全店舗約250店で一斉に新システムに移行した。10日午後9時からATMを一時休止して作業し、12日午前7時から新システムが稼働し始めたばかりだった。


東京三菱銀と旧UFJ銀のシステム統合の前に、旧東京三菱銀のシステムのみを刷新したところで、すでに障害が出ている。

7月7日からはじまる本格的なシステム統合では、これだけの規模のシステム統合であるだけに、

やはりトラブルがまったく起きないということは現実的に不可能だろう。

その不可能をどれだけ覆せるか、システム部長である根本武彦氏以下、三菱東京UFJ銀行システム部の力量が試される。

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