「続 夏目友人帳 10話」

「続 夏目友人帳」感想
実は夏目が今住んでいる家は礼子さんにも縁のある家だったという、人の縁の不思議を感じさせる話だった。
そんな中で夏目はおじさんを通して礼子さんの想いに触れる事が出来、おじさんも夏目に礼子さんを重ね見るというこの奇縁がより強調された形となっていた。
人間サイドから礼子さんが語られるのは何気に始めてだよな。
礼子さんは親しい人間に嘘を付きたくないから一人でいたのか。田沼などに隠し事をするときの夏目の心苦しそうな様子を考えると納得できるところ。
夏目が友人に恵まれてるというのも有るんだろうけど、礼子さんは割りと意地っ張りぽい感じ。
でもそういった気遣いも相手にとってはかえって無用のものとなる、ということが示された話でも有ったわけで、今回サブタイの仮家というのもその辺考えると色々感慨深い。
　

「宇宙をかける少女 10話」

「宇宙をかける少女」感想
レオパルドが宇宙をかける少女を必要とするように、ブレインコロニーは基本的に人間がいないと能力をフルに発揮出来ないということなのか。
ハコちゃんの正体やらは結局明らかにならなかったけど、アレイダの方は正体が秋葉の夢に出てきた神楽ということが明らかに。そうすると秋葉が見た夢と言うのは洗脳的な精神攻撃か何かか。
いつきの怪奇課復帰はあっさりすぎだなぁ。殉職偽装した意味も結局薄かったような。ていうか最初から獅子堂が全力で動いていたら、これまでの騒動もほとんど意味が無くなっていたのでは。レオパルドのパーツも盗まなくても作れば良いみたいだし。
ほのかが会っていたの元老院というのは先代の宇宙をかける少女とその仲間か？　獅子堂長女次女はほのかの存在についてすでに認知していたっぽいのは、やはり代々からの繋がりがあるということなのか。
生徒会の面子は裏事情に精通してそうなイメージ有ったけど、今回見る限りそんなこともなさそうだ。学校自体に獅子堂の息がかかってることを考えると、宇宙をかける少女をサポートするための人員を養成する側面が有って、生徒会の面子はその候補の集まりで、まだ詳しい事象は知らされていない、とかそんな感じだろうか。すでにしてネルヴァル側のスパイが生徒会に入ってる辺り先行き不安。
ハコは今後もキーパーソンになりそうな要素は有るのに、実際のところ今回ほとんど詳しい事が解っていないんだよなぁ。
いつきの両親が消えた事件というのはネルヴァルがパーツにするために人を攫っているんじゃないかという可能性が出てきたし、そうなると箱の中から誰とどんな因縁が有るキャラが出てきても全くおかしくないところ。
　　

「スレイヤーズEVOLUTION-R 9話」

「スレイヤーズEVOLUTION-R」感想
まさか本当にズーマ関連の話が前回ですっぱり終わりにされてしまうとは。
墓のシーンが有ったのは救いでは有るが、その後雰囲気一変してオゼルもすっかりラドック親子のことなんて無かったかのようになっちゃってるし。
今回は基本ギャグ回。レゾがシャブラニグドゥの影響さえ無ければ割りとお茶目な善人というのは過去匂わされていたことでは有るが、いつ子安がバカメとか言い出さないか気が気ではなかった。
無駄に知識多すぎる辺り、実はクレアバイブル化してないかって気もしたが。
壷の中にいる状態でも力が発揮できるんならタホーラシアにそのまま持っていっても良かった気もする。ていうかポコタが具体案も無いまま馬鹿の一つ覚えに騒ぎ立てるのにはもうウンザリ。正直いらんキャラだ。
今のレゾはシャブラニグドゥの影響なさげなので、魔族側の狙いは失われた魔術？
失われた魔術というのはヘルマスターが滅んだことにより使用可能になった神の力を借りる術の事かとも思ったけど、リナも聞いたことが有る程度の口ぶりだったので全く別口か。
以前にオゼルが壷を割ってくれと言っていたのは、要は儀式をやって寄代を見つけてレゾの魂を開放しろってことなのか。壷の持ち主に従うのはその目的に対するバーターみたいなもの？
腑に落ちないのはナーマは壷を割ったら寄代から元の体に戻ったのに、今回は壷を割ったら寄代に魂を入れられるということ。単にレゾの壷が特別ってだけなのかもしれないけど。