新生姜の季節

あー、もう新生姜の季節なんだねー。


ってことで新生姜を購入して、薄くスライス。
ヒタヒタになる程度の水から茹でて、15分ほど沸騰寸前の弱火で放置。


茹で始めてから、「あ、寿司酢……」となった。
酢 200cc に、砂糖 200g、塩 小さじ一杯を、フライパンに入れて煮立つ寸前まで温める。
温めると、溶けやすくなってくれるからね。
あと、寿司酢って覚えやすくていいよね。酢と砂糖が同量で、申し訳程度に塩をいれるって覚えておけば問題なくて、あとは自分の好みで量を加減すればいいんだから。


それはともかく。


寿司酢の砂糖が粗方溶けてくれたところで、別のフライパンで茹でていたスライス新生姜をお湯から取り出して、ざるで水気を切ってタッパーへ。
そこへ、さっき作った寿司酢を流し込んで、あえるようにかき混ぜてから放置。
粗熱が取れたら冷蔵庫へ入れよう。
……ほんとは、粗熱が取れてから合わせるはずなんだけど、まぁ、食べるのは僕なので気にしない。
1時間もすると、だんだんと酢がピンク色に染まっていく経過が目に見えてきて楽しい。


ちなみに、フライパンを使っているのは、持ってる鍋が金属むきだしのものしかなくて、小容量で済ませられるから。
今回は割とすぐにタッパーへ移しちゃったけど、普通、酢を温めた後は粗熱が取れるまで鍋の中で放置しちゃうしね。


で、本命は新生姜の茹で汁。


これに、けっこうな量の砂糖を加える。
腐敗防止の役割もあるので、ほんとうにたくさん入れる。
濃度の目安としては、カルピスの原液くらい?
カルピスは、水とか牛乳で5倍くらいに薄めて飲むものだけど、これは炭酸水とかで5倍くらいに薄めて飲む感じ。


本当はこれも粗熱が取れるのを待って冷蔵庫に入れるんだけど……
我慢できずにコップへとって、炭酸水で割って飲む。
うーん、生温いw
あと、炭酸水の割合が少なくてむせたw
でも生姜の風味がいい感じのジンジャーエールになってる。


生姜の甘酢漬け(いわゆるガリ)とジンジャーエールの二つを同時に作るので、本来のレシピとは工程が違う。
ガリを作りたかったら、塩ゆでしちゃうレシピのほうが多いんだよね。
でもって、ジンジャーエールを作りたかったら、スライスより抽出しやすい千切りにするのが正道。


だから多少でも味は落ちてるんだろうけど、味はというと、美味しいよ。
生姜の辛さは、きちんと出てるし。


そんな、新生姜の季節だけ作る、ガリジンジャーエールの2品。