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2017-02-25 共産党は安倍政権打倒のために党名変更し野党結集させよ このエントリーのブックマークコメント

休止前に云っておきたいこと6

この件に関して書く前に大阪森友学園の国有地買収問題で、朝日新聞スクープによって安部政権が追い込まれている。今まで散々安部政権より圧力を加えられ、おそらく現場の記者は悶悶としていたと思うが今回の件で一矢報いた感じだ。安倍政権は必死に火消しに努めているが問題はますます大きくなっている。(「朝日」が大嫌いなネトウヨ君たちはますます「朝日新聞」が嫌いになるだろうね(笑))

■国有地売却、首相が弁明 「安倍晋三小」何回も断った

http://digital.asahi.com/articles/ASK2S5HKVK2SUTFK01K.html?rm=666

先週の金曜日は「素晴らしい教育方針」などと絶賛したかと思えば今回は手のひら返したように 

「教育者としていかがなものかと相手方に伝えた。何回も断っているにもかかわらず、寄付金集めに(安倍晋三記念小学校の)名前が使われたのは本当に遺憾で、抗議をした」

では昭江夫人の「主人も素晴らしい教育方針と絶賛しています」というのは嘘だったのか、それとも上記の答弁が嘘なのか。いずれにせよどちらかが大嘘をついていることは間違いない。

野党としてはようやく安倍政権に対する絶好の攻撃材料を得たわけで、野党には手を抜くことなく徹底的に追及、究明をしていただきたいと思うところである。

さて、2012年の年末以降、これほど長い間野党安倍政権を攻めあぐね選挙もことごとく惨敗してきたわけだが、原因は明らかである。それは一言でいって野党が弱すぎる、からである。

民進党の現代表の蓮舫も岡田よりはマシだが安部政権を倒すほどの勢いはない。そもそも致命的なのは蓮舫は同性ー女性に人気がない。そのため安部政権にとって代わるー少なくとも小池ユリ子レベルのーほどのカリスマ性は到底ない。

 何よりも民進党の主要支持母体が連合や日本原子力研究開発労働組合 だたりする。実はこの労組野党ーとりわけ共産党のー共闘の実質的な障害になっている。それどころか日本原子力研究開発労働組合 が支持母体になっている関係で、民進党脱原発原発再稼働に本腰いれて反対できない。

さらには連合は旧総評時代からそうだが共産党との対立構図(具体的には労働運動方針について)があり今や共産党アレルギーといってもいいくらい共産党を嫌う体質がある。しかも自民党とのパイプも元々強く、そのため建前上は「リベラル」を名乗っても保守的な側面も強う。その関係で野党ーとりわけ共産党とのー共闘には激しい抵抗を示している。

 結局野党選挙安部政権に勝てない原因は、時には自民党よりにすら見えるこの連合の動きに民進党が大きく翻弄されているためである。しかし今の民進党の大多数の議員は連合と切ることはできない。

ただ、これには原因がある。それは共産党という党名に原因がある

文字通り党名にイデオロギー共産主義というのが盛り込まれているからである。

共産党は少なくとも公の建前として仮に政権を取ったとしても共産主義体制に社会をしないと公式には述べている。共産主義にはこだわらない、としている、

だが党名に(共産主義)を示す言葉が入っている以上、それを額面通りに受け取る人は正直少ない。そのため「共産党」という党名はある意味野党共闘障害にすらなっている点は残念ながら否定できない。

今日本には本当の意味で働く立場の社会的弱者一般庶民、を代弁し。味方になってくれる政治勢力が存在していないに等しい。長い新自由主義的政策によって格差で取り残された人たち、生活水準先進国なみとはとてもいえないレベルの人たちが増えている。

今、アメリカでもヨーロッパでもそうした世界的な風潮に対する反動が出てきている。それも非常にイビツで危険な形で、誰も予想しなかったトランプ大統領の出現がそうであり、イギリスEU離脱もそうした流れの表れである。まずいことにいずれも国粋主義極右勢力が受け皿になりつつある。

日本もある意味安部政権極右勢力の受け皿となり、それが皮肉にも安部政権の高い支持率の背景にもなっている。

だがもう1つ本当の意味で庶民を代表する、と思われる政党が出てきたらどうだろうか?

社会的弱者からの視点から政策を考え、脱原発福祉介護を充実させるための予算を増額させるにはどうすればいいか、年金等の将来の不安解消の方策をどう考えるか等々、

民進党がその受け皿になれるか? 残念ながら今までもそこまでなりきらなかったし、これからも実現する見込みは低いといわざるを得ない。

正直イデオロギーなんてものに今時ついてくる人間などいない、イデオロギーの時代など冷戦時代にとっくに終わっているのだ。だから「共産党」なんていう看板にこだわって何の意味がある?

そのために声を大きく言いたいのは

共産党は「共産主義」を捨てて党名変更し、社会的弱者一般庶民のための政党に衣替えせよ。

まあ正直6−7年間だったらこんなことは絶対に考えなかっただろう、と自分でも思う(^^;)

NHK政党支持率携帯電話をも対象としたRDD方式を採用しているので以前よりは正確と思われる。

  

2017年    1月   2月
自民党    38.3 38.2 /td>

民進党    8.7 6.4
公明党    3.5 2.8
共産党    3.2 4.4
日本維新の会    1.6 1.4
自由党    0.0 0.4
社民党    0.9 0.7
日本のこころ(※1)    0.0 0.0
その他の政治団体    0.3 0.3
支持なし    38.3 40.1
わからない 無回答    5.3 5.2
最近の調査では今の段階で共産党支持率公明党をも上回っている。ここで党名変更し、庶民のための政党とわかる政党名(例えば「庶民党」とか「大衆党」とか)に変えた時上記リストの赤文字の「支持政党なし」のかなりの割合は支持に回る可能性がある、そこで過去のわだかまりを捨てて社民党自由党、さらに連合色の比較的薄い民進党から何人か移れば自民党にとって脅威の野党が誕生するかもしれない。 仮に今のまま選挙があっても野党は勝つ見込みは非常に低い、といわざるを得ない、ならば今、森友学園の件で政権を追い詰めている時にこのウルトラCをやれば与党は真っ青になるはずである。 共産党の幹部、とりわけ志位さんには是非ご検討をお願いしたいものである。

2017-02-20 日本を再生する方法:失敗を「−」と考えない「どーせむり」をなくす このエントリーのブックマークコメント

休止前に云っておきたいこと5

昨年こちらのブログの記事を無期限に更新をストップすると書いて、本来ならもうとっくにそれを終えていなければならないのだが、いろんな都合でそのままになってしまった。しかも前の記事から一か月たっている。あとこの記事を含めて少なくとも3記事書くつもりなのでご容赦願いたい。それにしても「書かねばならない」と思いながらブログ記事を書くのは辛い(苦笑)

その意味ではもはや私はブロガーではないのかもしれない

しかしやめる前に昨今の日本について「これだけは云っておきたい」と思うことを書いてからしばらく休止しようと思っている。そして今日これから書くことは最も今の日本に対して書いておかねばならないことだ、と考える

というのもこれを克服すれば私は日本という国は必ず再生する、と考えるからである。

昨今の日本で最大の問題それは

失敗を−と考え、失敗を一切容認しない社会になっている点

                            である

それが社会に対してさまざまな歪みをもたらしている。

■ナンセンスクレーマーが社会を支配する異常な世界

・マイノリテイ―クレーマーにおびえる社会ーこのままでは日本は滅びる

http://d.hatena.ne.jp/KyojiOhno/20161231

ナンセンスクレーマー、モンスターはほぼ例外なく周囲から普段殆ど相手にされていない、コミュニケーション能力0の人間ー普通なら誰からも相手にされないような輩である。しかし対処する側は「事なかれ主義」や「組織内官僚主義」によって組織内の「査定」が「−」にならないように結果的にはクレームを事実上容認してしまう。それが結果としてクレーマーを余計に増長させ、行動をエスカレートさせていく。

これも失敗を「−」と考える風潮が原因となっている。「クレームがある=失敗」などと考える向きが強すぎるのだ

■「失敗」を恐れるために人材も育てない

これは当ブログでも書いたが現在駅伝で圧倒的強さを見せている青山学院大学原監督のインタビューを見ると今の日本の企業社会の病巣を見ることができる

青学原監督が明かす「強いチームの作り方」

http://toyokeizai.net/articles/-/151432

次の原監督の弁が全てを物語っている

新入社員をじっくり育てる余裕もシステムもなく、いきなり現場に投入する。結果が出なければ、「デキない社員」の烙印を押す。上司はそういう社員のミスを恐れて、仕事を抱え込んでしまう。

どう考えても組織にいい影響を与えるとは思えません。そういう組織は、土壌がどんどん枯れていって、やがて芽が出ない畑になってしまいます。

これ以上書く必要はあるまい。失敗を極端に恐れ失敗を「−」と考えるため今の日本の企業は人材を育てることをしなくなっている。

あえていうが今の日本がこれほど長い間停滞状況になるのも無理はないといわざるを得ない

■自らの保身しか考えず「目先の利益」のみを追求し質が低下した日本の経営者たち

この傾向はとりわけ大企業に顕著だが、ひとことでいえば「サラリーマン社長」が多くなったことが原因である。だいぶ前の記事だが状況はまったく改善されていない

・「目先の利益」のみを追求し質が低下した日本の経営者たち

http://d.hatena.ne.jp/KyojiOhno/20130303

基本的にこのタイプの経営者はいわゆる「刈り取り型」といわれ、やっかいなことに表面的には「成果を出した有能な社長」のように見えてしまう。しかし基本的には「自分の任期」を問題なく、つつがなく過ごすことしか考えていない人間が多い。企業や日本経済の将来、いわんや従業員の将来のことなど全く考えず「人気を無難に過ごす」ことしか考えていない人間が多い。

基本的に以下のことしか言わない経営者は「無能な経営者」とレッテルを貼ってかまわないと思う

1.「問題は起こすな=ことなかれ主義(経営トップの保身)

2.「売上を上げろ、すぐに結果を出せ=結果主義

3.「金をかけるな、コストを下げろ=一律コトダウン優先主義)

つまり一切問題を起さず結果をすぐに出せ、としかいわない経営者だ。

だが世の中そんな甘くはない。

そして「問題」が起きると1.のことなかれ主義(経営トップの保身)」で「問題」自体を押し隠してしまう。問題をなかったことにしてしまうのだ

今問題になっている東芝三菱自動車の問題も「なかったことにする」−失敗を「−」と考えるメンタリテイから生まれたものである。きちんと問題に取り組み対処していれば現在のような最悪の事態は避けられたはずだ。

だから上記の3点しかいわない経営者が経営している会社に未来はない。そんな会社はどんなに有名な大企業であろうが、東芝三菱のように没落していくのはもはや避けられないだろう。もしあなたの会社の経営者が上記のタイプならその会社に将来性はないのですぐに退社されることをおすすめする。いずれにせよ将来あなたは「整理」されるかもしれないのだ

■夢を持つことを「大人げない」「非現実的だ」といって夢をつぶそうとする風潮ーそんなことは「どーせむり」と平気で云ってしまう今の日本

最近の日本という国で私が甚だよくない傾向だと考えるのは、夢を語るということを「大人げない」「非現実的な夢想家だ」などと決めつけられ、否定、嘲笑、場合によっては罵倒の対象になってしまう点だ。あたかも「夢を語る奴は愚か者」だといわんばかりだ。

だがそういう雰囲気がこの日本という国をものすごくダメにしている、日本という国を閉塞させている、という風に思わないだろうか。

実はそう考えるのは私だけではなかったことがわかった。次の動画は非常に共感を持てるので20分ほどの動画だが是非ご覧いただきたい

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日本という国が閉塞状況に入って長い。今の日本はすっかり自信をなくしている。そのことが「ナショナリズム」「ネトウヨ」のようなものを勃興させ、社会を極めて不健全な方向に導いている。虐待いじめのニュースも後を絶たない、

だが上記の動画のように「どーせむり」をなくすこと、そして失敗というのは「−」ではなく人生を歩む中での単なるデータに過ぎないこと そして「だったらこうしてみたら」で夢に向かっていきましょう、と日本人の大多数が考えるだけで日本という国は変わると考えていい。

私は今年初めにかいた青山学院原監督の記事、

青学原監督手法は今日本に必要とされているモデルケース

http://d.hatena.ne.jp/KyojiOhno/20170109

そして上記の動画にある「どーせむり」をなくし、日本人の大多数が「だったらこうしてみたら」を創意工夫をもってやり始めるだけでこの国の閉塞状況はなくなるのではないか、と考えている。少なくとも私は自分の仕事はそういう考え方で進めていく。

それが不可能と思われたことを可能にする、と考えるから、である。

2017-01-21 トランプ大統領就任、TPP脱退表明でTPP瓦解、だが このエントリーのブックマークコメント

今日の日はアメリカは勿論、世界にとってもある意味「悪夢」の日といえるかもしれない。後世の歴史家はおそらくそう評価する可能性が高い、

f:id:KyojiOhno:20160701105255j:image

私の知る範囲ではかつて大統領が就任当時に全米でこれほど抗議活動が大規模に行われたことはなかったのではないかと思う。少なくとも私は記憶にない

f:id:KyojiOhno:20170121115035j:image

トランプは貿易に対しては徹底した保護主義である。その保護主義をかかげて当選したといっても過言ではない。「米国第一主義」などという極端な一国主義が歴史上何をもたらしたか。第二次大戦前の歴史を見れば自明だ。

とはいえその極端ともいえる保護主義TPPという自由貿易に名を借りた明らかに不平等条約(そもそもアメリカが発効しない限りTPPが発効しない、というシステムをどうして誰も「おかしい」と思わないのか。私は不思議でならない)の脱退を表明したことでTPPは事実上瓦解した。強行採決まで行ってTPPの批准を強行した安部政権は「引き続き批准を求めていく」などとアホらしいことを繰り返すのみ。「前例」をやぶってトランプとの会見を強行した安部晋三は顔をつぶされた形となり、世界中の笑いものとなった

■トランプ新大統領TPP脱退表明、「米国第一主義」推進へ

http://jp.reuters.com/article/trump-becomes-president-idJPKBN1542GA

先日のイギリスEU脱退表明も同じだが、EUももはや発効の見込みもなくなったTPPも「自由貿易圏」の構想だが、アジアより遙かに早くから自由貿易圏を結成していたEUが、一部の経済学者がいうように自由貿易→経済発展→国民が豊かになる」という事態になっているか、なっていればそもそもこんな動きなど起きないであろう

今世界で起きているのは、日本の経済政策にいまだ大きな発言力を持ち続けている新自由主義的な経済学者による「行き過ぎた新自由主義」に対する反発である。今全世界的に起きつつあるのは

行き過ぎた新自由主義格差拡大ファシズム

という図式。第二次大戦ナチスファシズム軍国主義が台頭してきたあの状況に酷似しているのだ。過剰な新自由主義の反動として過剰な保護主義、一国第一主義がより戻しているのだ

このブログでは確かにTPP批判しその危険性について述べていた。しかし過剰な保護主義、一国第一主義を支持するものではない。一国第一主義は一つ間違えれば露骨な国のエゴイズムとなり、これらは過剰な新自由主義とは別の意味で危険である。ファシズムというのは一国のエゴイズム以外の何物でもないからだ。

TPPは確かに「取りあえずは」瓦解した。ジ・エンドである。

しかしそれと同じくらい危険な状況になる可能性が高い。

f:id:KyojiOhno:20170121122750j:image

ドナルド・トランプは、若い頃からいずれ自分は大統領になると語っていたという。

そう、彼の目的は大統領になることだったのだ。大統領になって何かを変える事じゃなかったのだ。そして、その目的は既に達成された訳だ。

世界でも有数の富を得た70超えた爺さんが最期の望みを叶えた訳だ。この後はもう何も失うものなど無い。世界最高の権力を持って好き放題やって過ごせる。

これは、下手すると北朝鮮金正恩よりも危険かも知れぬ。

2017-01-15 IT起業家が口に出せない「こんなはずじゃなかった」ネットの惨状 このエントリーのブックマークコメント

休止前に云っておきたいこと4

インターネットが普及開始してから20年を過ぎた。インターネット黎明期にはご存じ「IT革命」とか「情報革命によって人類の未来はバラ色になる」などといった言質が飛びかった。この時期から「IT起業家」としてマスコミの寵児であるかのように扱われた起業家は口をそろえて「インターネットによって素晴らしい世の中になる」「IT革命」とか「情報革命によって人類の未来はバラ色になる」といった言質をまき散らした。今でも基本的にこういう人たちはこういった言質をことあることに主張して、「ネットによって世の中が変わる」ことを期待している「ネット住民」(中川 淳一郎さんのいう「ネット教信者」も含めて)たちの喝采を浴びているが心の底では私はこう思っていると思う。

  「こんなはずじゃなかった…」

こうしたIT起業家の言質を「藁をもつかむ」思いで「ネットのバラ色論」に固執している連中にはいい加減目を覚ませよ、といいたいのだが今のネットの目を覆わんばかりの惨状はこの通りだ

1.ますます情報の信頼性が低下するインターネット(デマ、ゴミ情報の氾濫)

今回のアメリカ大統領選で著しく問題になったFake News(嘘のニュースを誠しやかに伝えること) が問題になり、それらがFacebookを始めソーシャルネットを中心に広がった。ソーシャルネットをやっているとわかるが実はこのような嘘のニュースがまことしやかに伝わるのは今に始まったことではない。今ネットにはデマや嘘の情報、ゴミ情報が氾濫していて、その状況は年々ひどくなっている。

 元々IT関係者は「ネットの情報は自由放任であるべき」という基本姿勢を持っている。かつてmixiが毎日のように炎上を起してもmixiの管理側が「ネットは自由放任であるべき」という原則にこだわり、結果的にはmixiソーシャルネット機能の事実上の崩壊につながった。mixiがかつてのような有益ソーシャルネットに戻ることはもはやないであろう。こういった惨状は「自由放任」といったネット黎明期方針に多くのIT関係者がこだわった結果がこれである。IT関係者には不本意だろうが今回の「フェイクニュース騒動」に対してBBCの担当者は「私たちはインターネット上の情報を編集することはできないが、そのまま放置することもしない」と述べて、取り組みを始める意義を強調。IT関係者は認めたくないかもしれないが、もはやインターネットの情報は「自由放任」では成り立っていかないのである。

あえていわせてもらうが今のネットは 8割―9割はデマやゴミ情報 である

2.低レベル化するインターネット論壇、コンテンツ

ネトウヨを始め、短絡した見解があたかも「正論」であるかのように拡散している。元々インターネットは理屈が正しいか正しくないかに関係なく「いったもん勝ち」という傾向がある。また困ったことにネトウヨもいわゆる「ネットのヒマ人」は一般の人間より四六時中ネットにつながっているケースが多い。そのため始末が悪いことにこういったエセ正論=暴論の拡散能力だけはこの連中はある。そこでネットでは「暴論が正論」になりやすい。その「暴論」があたかも「正論」として伝わったため上映禁止になった第二次大戦をテーマとした映画が二本も出てしまった。

(1) 映画「ジョンラーベ」 詳しくは 

■映画「ジョンラーベ」上映会にて鑑賞ー史実に忠実ですが反日映画ではありません

http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2015/12/post-242e.html

(2) 映画「アンブロークン」詳しくは 

■映画「アンブロークン」鑑賞ー不屈の精神を描いた良質の作品ー映画を見もしないで反対運動していた奴らは恥を知れ!!

http://kyojiohno.cocolog-nifty.com/kyoji/2016/02/post-2d22.html

後程述べるがこういう「暴論」があたかも「正論」として広まるのは主に「ネトウヨ」が「自分が気に入る情報」「自分が好きな情報」にしか耳を傾けず、ネトウヨでない人間が人間がどんなに証拠を見せようが見ようともしない傾向が強いためである。ハッキリいえばネトウヨデマサイトが「カラスの頭は白い」などといっても「そのとおりだ」などといいそうな連中だ。

3.文章読解力がネットユーザー全体が低下している

私は最近「実質文盲」という人間が増えていることを感じている。「実質文盲」とは何か?それは目の前に文章を書いてありながらそれを読まない人種である。詳しくは「実質文盲」の人たち

http://d.hatena.ne.jp/KyojiOhno/20060725  を参照されたい

それだけではなくテキストでもちょっとでも長いともう読まないのだ。下手すりゃtwitterの140文字すら満足に読まない人間が多い。だから家電の取り扱い説明書など読まずにこういうyou tubeの映像が出てくることになる

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4.ネット時代に入りネットユーザーは情報に逆に鈍感になっている

 そんなバカな!と思うかもしれないが最近のネットの情報の扱い方を見ると残念ながらインターネット機器が発達してユーザーが情報に敏感になったかというと私は寧ろ逆だと思う。なぜなら最近の傾向として

 (1) 自分の好きな情報、自分が興味ある情報しか見ない。

 (2) 自分にとって例え嘘でも「都合のいい情報」「事実であってほしい情報」のみを信じる。つまり「見たくない真実」は見向きもせず「心地よい嘘」の方を信じようとする

 (3) 関心のないことは例え国や国民生活に劇的な悪影響を与えるものでも無関心であり続ける

つまり 情報の志向性が極端に偏り、志向性に無関係な情報に対しては逆に極端に鈍感になってしまうのだ

5.情報に関して「頭でっかち」の人間、わかっていないくせに分かった気になっている論調が多い

要はリアルに自分の足で情報を仕入れるのではなく、ネットにある情報、データを見てそれで「全てを分かった気になって」コラム、論文を書いている人間が多い。とりわけ経済エコノミスト系、ネットマーケテイング系、IT系の論客にこの傾向が強い。特にネットマーケテイングに至っては「自分の足で情報を仕入れる」のを「旧態依然手法」などといってバカにする輩が少なくない。それで表面的、断片的なデータを見て「全てをわかった気になって」実にいい加減なとんちんかんな分析をしている。悲劇的なのは少し事情がわかった人間には的外れな分析だとすぐわかるのに、本人は自分がとんちんかんな分析をしている認識が全くないことだ。

 特に自称グローバリスト派などはアメリカと同じ=グローバル」などと思い込んでいて、世界中が金太郎飴のように同質になることがグローバリズムである、などというお笑い草のようなことを本気で信じ込んでいる。ローカライズなど一切必要ない、といわんばかりだが、そもそもそんなものはマーケテイングですらない。特にMBAを取っている人間で時々そういう輩がいるがそんないい加減な考え方でよくMBAなんかとれたものだといわざるを得ない。アメリカ経済学学位はその程度のものなのか?

6.いっこうに減らないスパマー荒らし」その他ストーカー行為に走るバカ

あえていわせてもらうがインターネットというものはバカを大量生産している」 

インターネットは確かに便利ではあるが、その反面「情報あたまでっかち=バカ大量生産」という進歩のパラドックスが存在し、残念ながら最近はネガテイブな面ばかり目立つ。

 スパムや「荒らし」「炎上」に命をかける輩は基本的にヒマ人だ。そしてそうした「ヒマ人」が今社会に対して著しい悪影響をあたえている。この傾向は年々ひどくなっている。特に「出会い系」や「架空請求」等の犯罪を繰り返す輩はだいたい決まった人間である。IT業界が互いに協力してこういう輩をネットから追放しようと思えば不可能ではないはずだが、IT業界はこういう悪質なユーザーの締め出しには極めて消極的である、

 それはいまだにIT業界の大半が「ネットは自由放任であるべき」という原則に固執しているためだ。

だがこのままその原則にこだわればインターネットを始めとする情報化社会を崩壊させる危険性もおびている。

このままいけばせっかく夢を描いて「情報社会」を築きあげても、インターネットは情報の量を増やしたが人類のIQを著しく下げた」

ということになりかねない。

それは「ネット住民」の教祖のようなIT起業家でも口にこそ出さないが内心そう思っているはずだ。だがそれを口にだしたら今までの自分の主張を否定することにもなる。だから彼らは内心「こんなはずじゃなかった」と思っていても口が裂けても昨今のネットの惨状について言及できないのだ。

以前約900人(正確には895人からの回答)のインターネットの「専門家」に2020年まで(あと3年だ)インターネットが人類や経済に与える影響について述べたアンケートがある

■Future of Internet IV

http://pewinternet.org/Reports/2010/Future-of-the-Internet-IV/Overview.aspx?r=1

これはインターネット専門家のアンケートなのでどうしてもインターネットに対してポジテイブな見解でまとめやすいのだが、現状がいかに惨澹たるものかわかる

1.Googleは人を愚かにしない  

 75%がこの意見に同意  → 確かに検索のスキルは向上したが、理解が表面的断片的なのに理解した気になっている、つまり結果的に「知ったかぶり」が多くなり愚かになっている

インターネットにより読み書き能力が改善しや知識の量も豊かになる

  「実質文盲」が増え、文章読解力が著しく低下、140文字のtwitterすら満足に読めない輩が増える。知識の量も「知ったかぶり」が多く 知識が豊かになったようで逆に無知な輩が増えている


ここで情報産業を推進している人間が聞いたら卒倒するようなことをあえていおう

そもそも情報が多い、ということは人類にとって本当にいいことなのか?

ということだ。

ネットを通じて流れている情報の大多数がデマ。フェイクニュースの類で「どれが本当に正しい情報なのかわからない」というのが現実だ。

現代のように情報があふれている社会ではそこに生きる我々は毎日が情報戦を強いられている、というのが現状だ。

問題は世の中の人の大多数が「毎日情報戦を強いられている」という認識を持っていない点だ。とりわけ日本人は他人、とくにお上、やマスコミの情報を疑うということを教えられていない。そのため今回アメリカで起きたような「フェイクニュース」のような情報操作にはいとも簡単に操られてしまうだろう、

これだけ情報が多いと個人の能力で情報を取捨選択しきれるものではない

f:id:KyojiOhno:20170115185006j:image

その情報戦に対して身を護る方法として

1.他人の情報をすぐに鵜呑みにせず、真実という確信が得られるまで行動は控えること

2.「自分が同意したくなる情報」「自分にとって都合のいい情報」が来たらまず、それを疑うこと

3.できれば自分の足、リアルの部分でその情報の真偽を確かめるように心がける事

毎日の情報戦、 デマにパニくったり、慌てて行動しないようになるべく情報に対して冷静になることを心掛ける。少なくとも「デマを拡散」する一役を買わないように気を付ける事だろう

2017-01-09 青学原監督の手法は今日本に必要とされているモデルケース このエントリーのブックマークコメント

休止前に云っておきたいこと3

毎年駅伝の話をしているが今年も既に周知のとおり。青山学院大学(以下青学)が箱根駅伝3連覇、史上4校目の大学駅伝3冠という圧倒的強さを見せた。

復路は一度もトップを譲らない完全優勝。原晋監督は2003年に監督へ就任して以来これだけ強いチームを作ったわけだが、その内容をよく見ると今の日本の組織に一番欠けていることを実践していると感じた。

青学原監督「管理職の仕事は管理じゃない」

http://toyokeizai.net/articles/-/151440

青学原監督が明かす「強いチームの作り方」

http://toyokeizai.net/articles/-/151432

f:id:KyojiOhno:20170109215623j:image

ポイントなる部分を引用する

監督が指示を出さなくても部員それぞれがやるべきことを考えて、実行できるチームです。つまり、指示待ち集団ではなく、考える集団。言葉にするのは簡単ですが、考える集団をつくるには、土壌づくりと同様に時間が必要です。

部員からの提案を嫌がる監督もいますが、それだと、監督の指示を仰ぐ部員やスタッフばかりになってしまいます</span<br>

<中略>

初期の段階は教えることがたくさんありました。考える習慣がない部員に「さあ、考えなさい」と言っても無理。だから、監督に就任した頃は、私が話すことが多かったと思います。ただ、考えるための材料は与えても、できるだけ答えは出しませんでした。そうすると、なんとか自分で答えを導き出すしかありませんから。


このレベルに部員が育つまでには、やはり時間が必要です。

答えを出して、相談できるようになると、個々に考えるだけではなく自主的に話し合いをするようになります。青学陸上競技部でも学年を飛び越えた話し合いをよく見かけるようになりました。


考えるということは、縦のつながりも横のつながりも生み出すということです。営業職の方が宣伝部、人事部など他部署に社内ネゴシエーションするようなものです

就任した当初は怒ったこともありましたけど、今は怒るよりも諭すことが多くなりました。チーム全体を俯瞰で見ているのは監督ですから、感情的に怒るよりも言葉でじっくり諭したほうが部員の心に響くものです。

そして何よりも次の文章

チームが強くなるほど、監督の「見る」仕事は増える。それが成長したチームの理想形です。その状態を維持できるチームこそが常勝軍団だと私は考えています。


エンジン全開でこちらの部員、あちらの部員と精力的に指示を出している監督もいますが、それはチームがまだ成熟していない証拠です。あるいは、こと細かに指示を出さないと気が済まない監督だと思います。

チームが強くなるほど、監督の「見る」仕事は増える。それが成長したチームの理想形です。その状態を維持できるチームこそが常勝軍団だと私は考えています。

チームにしても会社組織にしても今まで日本で信じられてきた管理手法を根底から揺るがす手法だ。以前、アメリカの友人に「日本に欠けているのはよいマネージメントだ」といわれたことあるけど、その「マネージメント」はバリバリに管理することではなく、こういうことをすることではないか、と思う、

このケースは日本の経営マネジメント、さまざまな面でモデルケースになるかもしれない。ブラック企業なるものは社員に「思考停止」を要求し、さながらカルト集団のように作り上げるが、ブラック企業は決して今の青学のような組織には勝てないということがわかる

今の日本社会に欠けているありとあらゆることがこの青学の陸上部で実践されている。この原監督手法はこれからのマネージメントのモデルケースになるのではないか? 今までの日本の伝統的な「体育会的手法」はもはや時代遅れということだろう

それにしてもこれは簡単なことではない

なぜなら多くの日本人は子供の頃から「考える」という習慣を育てられずに成長しているからだ。学校ではあたかも工業製品のように「統一規格」の人間しか受け付けないシステムになっている。

かくして「学校のカリキュラムで習っていない」という理由だけで本来なら正解な子供の回答に×を与えるという信じられない教育が結果として横行している。

f:id:KyojiOhno:20170109223043j:image

少なくとも大学レベルでまともに数学を勉強していれば3.9+5.1=9.0 は誰がみても正解なはずである。なぜなら小数点一位の値もこの場合意味を持つので数学上9.0以外の正解などありえない、はずだが不正解になっている。理由は「まだ小数点をやっていないから」という信じられない理由からだ

もう1つ実にアホらしいのだが

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今の日本の小学校は天動説を教えているらしい

これ以外にもかけ算の順序、足し算の順序、という「問題」があって、2x3=6は正解だが、3x2=6は不正解、同じように2+3=5は正解だが、3+2=5は不正解、という「世界」があるのだという。あまりにもアホらしいのだが、要は学力という「結果」よりも、教員の指示通りに解答していないというプロセスに重きを置いているためにこのようなアホらしいことが行われているのだという

文部科学省の指導要領には「学校のカリキュラムで教えていないことは教えてはならない」とは書いていない。しかし最近このような極めてアホらしいプロセスとやらに異常にこだわる教師が増えているというのははり陰に文部科学省より指導ー「学校で教える「プロセス」重視を最優先させよ」という指導があったためと考えるのが自然である。

このような指導方法は子供に「考える力」というものを萎えさせ、教師のいうことに盲目的に従う思考停止児童を大量に生み出すことになる

まさにこれこそが文部科学省の本当の目的であろう。思考停止」の人間が増えることほど権力者にとって都合のいい社会はないからだ。

そして今まさに日本人はそういう「一億総思考停止」の状態になりつつある

それだけのこの青山学院大学駅伝での成功はこうした風潮に一石を投じてくれればと思う。「考える」ことに慣れていない日本人を「考える」集団にする。

そういう集団を作るのは簡単ではない。だが企業でもチームでもそういう集団ができれば「ブラック企業」や「カルト集団」(全員が思考停止)など到底太刀打ちできないだろう。

原監督のような手法日本社会に蔓延し、モデルケースとして広まることを願わずにはいられない