2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

[邦画]『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』

まるで期待しないでみたが、思ったよりも面白い。主役はサトエリじゃないな、佐津川愛美が完ぺきに他の売れ線役者を食ってしまっていた。だんだんと観ていったらサトエリも永作も永瀬正敏も佐津川愛美の演技、顔つき、雰囲気にすっかり飲み込まれてしまって…

『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』佐津川愛美が主役を食ってしまっ

『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』

●ワイヤーアクション、マーシャルアーツは今までの邦画の中ではベストかも? 吊り上げられて、空中で足をばたつかせて走るぶざまなワンパターン化した愚かしい演出をなんの疑問も持たずに繰り返す監督には「この動きおかしいとおもわないの?」とアホらしさを…

『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』中身まるで無しだが。

『松ヶ根乱射事件』(2006)

●コーエン兄弟の『ファーゴ』の日本版でも考えて撮られたのではないかという造り。(最初の雪の中に人が倒れているシーンはそのオマージュだろうが)●しかし、内容は思った以上に下品というか下劣というか、エグさもたんまり。●つまらなくはないが面白くもない…

『松ヶ根乱射事件』エグイさ満載ブラックコメディー? 面白くはない

『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007)

●冒頭約15分はセリフ無し。だが、絵が言葉以上に物事を語っている。「これは実に映画だなぁと観ていて吸い込まれる、ほれぼれする絵だ」尺の長い作品だがこのクオリティーなら期待できそうだ・・・とわくわくする。●しかし、その期待は外れた。●ダニエル・…

『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』話が端折られ、説得力に欠ける作品

『パンドラの匣』

●キャスティングは良い。いかにも昭和初期といったの雰囲気を持った女優たちは美人というのではないのだが、レトロな雰囲気を見事に顔に表している。作品の時代背景などにもマッチした見事なキャスティングと言っていいだろう。芥川賞作家川上未映子の起用は…

『パンドラの匣』なにか非常につまらなかった・・・・・・・

『生きる』(1952)

●黒澤明監督作品の中でも名作と評判が高く、志村喬がコートを着て独り寂しくブランコに乗っているシーンがあまりにも有名な作品であるが、自分はこの作品を余り好きにはなれないし、名作だという評にも部分的には納得すれど、作品トータルとして考えると、私…

『生きる』 自分はこの作品を名作とは思わない。

『沈まぬ太陽』

●数年前に製作が発表され,遂にこの作品が映画になるのか!と思っていたらしばらくして頓挫。一昨年頃再スタートと思ったらまたストップ。(このときは原作者が脚本にOkを出さないと報道されていた。真偽はわからぬが)これでは映画化は進まないのではないか…

『沈まぬ太陽』力作ではある。が、拒絶したい部分あり。