アスカ病の治療に関して

こんなblog立てといて何言ってるの、という感じですが、実は私アスカ病を治すために夏は本を出したのです、が、ちっとも治ってない。
よく考えたら、私はアスカを守りたいという欲望を持っていたわけで、それを考えるとどうにかアスカが幸せになる話を編み出さなければ収まらないような気がしました。
で、それにしては夏のアレは軽すぎたと。
……長編小説書かなきゃならないのかなあ……。絵よりは文の方が自信あるけども、さあ。
今の私には重い(分量的に)話を作るのは無理な気もする。すると一生このままか。たすけて! たすけて加持さん! アスカはまだ子供だからな。

プロットをどうするか

私は以前、あるゲームキャラをどうにかして幸せにできないものかと考えたことがあります。
そんなのゲーム中の話をズギャッと変えてしまえば簡単なのですが、それでは安易に過ぎるし、
そのキャラの根本の部分となるところを変えてしまっては、本当にそのキャラを幸せにしたことにはならんだろう、とも考えました。
以上の条件の下七日七晩考えに考え抜きましたが、結局そのキャラの根本に触れることなしに幸せにするのは無理!
と結論が出まして自分の無力さに打ちひしがれたものであります。
何の話だ。
で、アスカ、アスカの話です。
アスカが壊れてしまった理由、それは自分の存在価値をエヴァの優秀なパイロットである、としか認識できずにいて、なおかつ自分がエヴァの優秀なパイロットではないと認識してしまったところにあります。
ここを覆し、アスカが壊れないようにするためには

のどちらかを満たす必要があります。
後者は、シンジのシンクロ率が自分のシンクロ率を超えただけで既に問題がある状態となってしまうのでこの解決法はかなり難しいと言えます。シンジのシンクロ率がアスカを超えない、というのは私的には改変のし過ぎなのでアウト。と言うか、これは根本的解決になってない。
すると、エヴァの優秀なパイロットであること以外に自分の存在価値を見出すしかありません。
はっきり言ってネルフの連中はアスカに冷淡過ぎる*1ので、他者との関係から見出そうとすると、まあ私の属性もアレなので、結局シンジとの恋愛関係しかないと。
アスカがおかしくなって行ったのはシンクロ率でシンジに抜かれた16話から。すると導かれる解は15話のキスシーン、あそこでアスカが後で言うように、シンジが抱きしめてあげることができれば!
と思うのですが、シンジはダメな子なので与えるより与えられる、人のことより自分のことという子なのでこれは非常に難しい。その辺無視してシンジがアスカを抱きしめました! とするとこれまた改変のし過ぎ都合良過ぎで自分内検閲がアウトを出します。
妥協ライン。劇場版冒頭で明らかにシンジはアスカに欲情していたので、このスイッチを早めに、15話で入ったことにする……つまりあのキスシーンからシンジがアスカを性欲から求めるようになると。
これならシンジは愛を与えるとかじゃなく欲しい欲しい状態なのでまだあり得る気がするし、アスカもシンジに求められているという存在価値を得ることができる……のですが、これもどうもなあ。
そうなるとアスカは性愛に依存する形になって……一挙に話が爛れた展開へ! それはそれで壊れてないか、って気もしますし、デカダンなのはちょっとなあ。デカダンは趣味じゃないですよ。と言うかデカダンなのに関わると自分が巻き込まれそうな気がして本当に、もう。勘弁*2
さて、どうすべきかな。

*1:ネルフスタッフがアスカを気遣う様子を描写する余裕がなかった?

*2:だから『桜の咲くころに』(http://www.asahi-net.or.jp/~tm3r-nd/cont/maehara/sakura1.html)とか本当に嫌なんですけど読んでしまう。たすけて。