百合姫S Vol.8の感想



百合姫S Vol.8(Amazon)


今月は百合姫Sの発売月です。
百合姫、つぼみと毎月1冊まるっと百合が読めるこの幸せ。

夏の始まり / 吉富昭仁

吉富先生の百合は良いなぁ。
夏に、スク水に、裸足に、キス。


パンチ飛び込みとか、キック飛び込みとか、エビ反り飛び込みとか、ご契約はお早目に飛び込みとか変なノリもありつつ、色気が漂っています。
友達で同姓だけどドキッってするし、エロいし、キスしてみたくなる…けど、冗談で片付けるやりとりを重ねて意識しあうってのがね。
良いなぁ。


百合姫のコミックスは6月発売予定らしいので、楽しみすぎます。

ゆるゆり / なもり

前も複数話掲載でしたが、今回も4話掲載、40P。すげぇ。


1話目の時は百合要素があんまりでしたが、徐々に百合度が増してきつつあります。
っても、「苺ましまろ」くらいの百合度だけど。
百合姫作品としてもっと百合百合して欲しいところです。


漫画の内容は、芸人ギャグが強くなる前の「苺ましまろ」テイストが強いギャグで結構好きです。
体育でのツンデレお嬢様との双方得しないおっぱい争いとか、鼻血吹きまくりの話とか、声を上げて笑うタイプではないけど結構いい。

会長と副会長 / 袴田めら

今号で一番ドキドキしたかもしれない。
このシリーズも架橋に入ってきてドッキドキなのですよ。


副会長が会長への恋心に気付いたのですが、会長に気になる男性がいると知って失恋したのが前回で。
好きと気付いた瞬間に失恋して、色々と考えて、それはとてつもなくキツイ状態。
そこに意中の人である会長がやってくるという、お約束ながら何というタイミングの悪さが辛さに拍車をかけます。
泣いているところを見られて、理由を尋ねられて、そんなもの本人に言える分けないじゃないかというキツさ。


言ってしまえば今の関係は崩れるのですが、恋は成就しないし、こんな心理状態ではむしろアクションを起こさざるを得ないわけですね。
展開が神懸かってきた。