デスクトップオーディオ環境の紹介


             歴史が大きくかわるとき
          『ラーズグリーズ』は その姿を現す
            はじめには 漆黒の悪魔として
        悪魔は その力をもって 大地に死を降り注ぎ
                やがて死ぬ
              しばしの眠りの後
           『ラーズグリーズ』は再び現れる


はい、そんな大層なものじゃないです、更新をサボっていただけですw
今回はデスクトップオーディオ環境の紹介をさせていただこうかと思います
というのも・・・10年近く使っていたアクティブスピーカのボリュームが不調になってしまったため
この連休を利用して自作オーディオ環境を完成させました。


左右は前回紹介したドスパラスピーカー改、縦置きの銀色筐体はUSBDAC&セレクタ
中央左がスピーカーアンプ、右はヘッドホンアンプになります。

接続例はこんな感じ
PC−−USBアイソレータ−−USBDAC−−スピーカアンプ−−スピーカ
                         └ヘッドホンアンプ−−ヘッドホン

今回はこの中でもUSBDACを紹介させていただきます
フタを開けるとこんな感じ

キットや完成品を使用しており、そう難しいことはしていません。

使用キットは
デジット USBアイソレータ基板、完成品(WP−904UIS)
デジット USBDAC基板、完成品(WP−9204USB−DAC−G)
の2点です。

デジットのUSBDACを使用するにあたって、PCからのノイズを低減しようと、間にUSBアイソレータを噛ませています
USBアイソレータにはACアダプタにて12Vを供給してやり、基板上で5Vへ降圧
その(比較的)クリーンな5VがDACへ供給されています

入力用のUSBコネクタはノイトリックのパネル取り付け型コネクタを選択
このコネクタかっこよすぎだろ・・・

ケース内でケーブルを繋いでもよかったのですが、ケース内がケーブルに占領されそうだったため
基板裏面に線材を直付けしています

で、DACの出力は一旦ロータリースイッチに接続し
出力先をスピーカorヘッドホンに選択できるようにしています

と、割と簡単に完成
・・・したものの、実際にスピーカ・ヘッドホンに接続してみるとトラブル発生
音楽を聴いていると音量が大きくなった際にノイズが入っています
特にサラ・ブライトマンのtime to say goodbyeにて顕著
曲が盛り上がってくるタイミングでノイズが乗っています

外部由来のノイズだったら調査する術も対処する腕も持たない私にはどうにもできんなあ
などと考えながらUSBDACの回路図を見ていたらティンと閃きました

このDACってICからの出力をアンプで増幅して送り出しているんですね
もしかしてと思い、youtubeで10kHzの正弦波動画(音声)を探して再生
テスターを使ってDAC基板内のアンプ前後での交流電圧を測定したところ
電圧がアンプで倍くらいに増幅されていることが分かりました

アンプの入力が飽和・・・??? それとも増幅しすぎて出力が飽和・・・???
聞いたことがあるような無いような・・・???

試しにアンプの手前に線を付け直したところ、スピーカの音量が下がり
それとともに上記のノイズもなくなりました

こんな感じで無事解決に漕ぎ着けました
今回の一件は今まで使ったことなかったテスターの交流電圧測定など、良い勉強になりました
入出力波形の比較などができれば原因もちゃんと判明したのかな?
などと、またオシロ欲しい病が再発していますw