シュテファン・バルケンホール展(大阪・中之島 国立国際美術館)

LOY2005-07-17

出張と野球観戦以外の目的で大阪に行くのは初めてである。
四ツ橋肥後橋駅の出入口階段付近に、看板を持った男性が立っている。「入場制限中 75分待ち」とある。メインのゴッホ展が大盛況で、常設展・企画展のみの観賞でも一旦並ばなければならないらしい。
会場は長蛇の列【写真】。暑い。会場到着後約1時間でやっと館内に入る。
作品は、彫刻・レリーフとも木を粗く削り着色したもの。題材はどこにでもいる普通の人や風景。無表情な彫像を見ていると、なぜか可笑しさが込み上げてくる。なぜ木を用いるのか、なぜ粗削りのままにしているのか。作者の制作意図が気になる。何とも不思議な世界である。
観賞後はミュージアムショップで立ち読み。美術館近くの「上等カレー得正」で遅めの昼食。じゃがいもビーフカレー800円。美味しい。自ら「上等」と名乗るだけのことはある。
「のぞみ」で日帰り。