2008-05-18 頑張った方なのかもしれない。
■[PCゲー][レビュー]つよきす
CandySoftによるコンセプトゲー第二弾*1。例によってそのコンセプトの中でもバリエーションは豊富な方なので、やっている最中に飽きるということは少ない。ただ、ちゃんとそのコンセプトの”ツボ”を押さえられているかというとそうではない部分も多々あるので、本当にそのコンセプトを見たい人には不満かもしれない。
今回の場合コンセプトは「強気っ娘」となっているが、キャラの特性的には強気幼馴染、姉、狭義のツンデレ、姫、ヤンデレ未満、謎教師と微妙。正直強気っ娘らしい強気っ娘はいない気がする*2。何かコンセプトゲーとしては失敗している気がするけど、どうなんだろう。シナリオ自体も凄く普通。特別何か言うこともない。設定も普通だし、テキストも正直下手の部類に入る。ただ、一点だけ評価できるのはキャラの設定が全シナリオ通して完全に固定であるという点。あるキャラが好きなやつは別のシナリオでも好きだし、あるキャラが知っていたことは別のシナリオでも知っているということになっている。そこをわきまえて読んでいけば、ある程度キャラの考えが透けて見えるというのはなかなか珍しいゲームだった*3。基本的には面白みのないゲームなのだけれど、この点だけは評価して良い。
まぁ、基本的には面白くないゲームなので評価は低め。つまらないゲームのつもりでやったのに、少しは見所があった、程度か。別に特別やりたくないならやらなくても良い。隠しシナリオは酷いし。
2007-11-13 いろいろ酷いが、ある意味輝いている。
■[PCゲー][レビュー]おたく☆まっしぐら
結構時間かかってしまったが、終わったぜ。とりあえず今回は感想の前にQ&Aだ。
- Q. 攻略できないキャラいるんですけど。
- A. パッチ当てましょう。
- Q. 何か文章の繋がりおかしくない?
- A. パッチ当てましょう。修正されてるところもあります。
- Q. それでもやっぱり文章の繋がりおかしくない?
- A. 諦めましょう。
- Q. 音声とか鳴らない箇所もあるんだけど。
- A. 諦めましょう。
- Q. つーか、ぶっちゃけ未完成じゃね?
- A. Exactly(そのとおりでございます)
ハハハ、出来から言ったら最悪に近い出来だね、これ。絶対私1人で作った方がまともなゲームができる。あ、プログラムの方の話ね。流石に文章、絵、音は無理。個々のパーツは悪くない感じなのに、全然形にもなっていない。どこの無能の仕事なんだか。
さて、その辺りは言っても仕方ないので普通の感想でも。まぁ、ロミオでした。そこかしこにロミオ臭を感じることができる。主人公視点だけじゃなく、ごく短いミニストーリーを交えていく手法で、なかなかのハイテンション。実際のアキバがあんなところだったら楽しいだろうな*1。できればそのノリのまま最後までやってほしかったかもしれない。下手にメタ的な要素を加えていて、しかもそれがイマイチだったのが微妙*2。作品とみると微妙だけど、ただの娯楽としては十分な程度のシナリオだった気がする。
各シナリオでのオタク描写はなかなかのもの。自分がゲーオタよりなので、操シナリオは結構ワクワクしながら読むことができた。ゼオグラ超やりたい。イメージ的にはバーチャロン+鉄騎とかそのへんか*3? コスプレ、フィギュア、サバゲーは良く知らん。コミックもシナリオがまともだったら、もうちょっとそっち方向に楽しめたんだろうか。
あと、パロディが何かにつけて出てくるので、本当に楽しむには色んな知識が必要。元ネタを列挙しようと思ったが、本当に洒落になっていない量だとわかったので、ここでは割愛。あれだけあったら、確実に知っているネタが含まれているはず。というか、このゲームをやろうとしている人間ならそこそこネタがわからないとおかしい*4。
小ネタも含めればそれなりに楽しめるとは思うので、未完成でも良いという人は覚悟を持ってやれば良いと思う。未完成だから評価はできないけど。
2007-09-09 ファンディスクも含めて。
■[PCゲー][レビュー]車輪の国、向日葵の少女
やたら高い評価をされている気がするギャルゲ。叙述エロゲと称されることもあるだけあって、それらしいトリックもある。普通にやってたら気が付かない程度には巧妙に仕組まれているので、そういうのが好きな人は注意しながらやってみるのも良いかもしれない。基本的には一本道のシナリオで個別ルートというものが無いに等しいため、1人目は多少時間がかかるかもしれないが、2人目以降は極端に時間が短縮される。現に、2人目以降は合計1時間程度で終わった。
シナリオは「法月先生カッコイイ」の一言に集約されているような気がしないでもない*1。逆に言えば、あれだけの題材がありながらその程度しか表現できなかったのはちょっと酷い。正直、ハッピーエンドのどれもこれも、くだらないとしか思えない。あれならまだ特別高等人エンドの方が遥かにマシだ。ファンディスクの方も将臣シナリオが辛うじてマシな程度で、他はクズのような出来だったし、ちょっと正気を疑いたくなった。上等な食材を滅茶苦茶に調理したらこうなる、という典型的な例。
ただ、上等な食材だけあって途中経過は割と面白い。序盤は結局、法月先生の手の中で足掻いているだけなのだが、非常に理路整然としているし、気になる矛盾点もあまりない。その描写能力は素直に評価されるべきところだろう。途中がそこそこ面白いだけに、腑抜けたラストは残念*2。
というわけで、世間の評価より面白くないと思う。まぁ、ある程度ソフト数をこなしていたら初めの1時間程度でわかることだとは思うが……。強いて一言言うなら、「ロミオにでも書かせとけ」か。実に残念だ。
2007-08-16 終わった。
■[PCゲー][レビュー]リトルバスターズ
いつも通りのKeyゲー。例によって、シナリオ上になんらかの仕掛けが用意されている。その仕掛けに気づいてしまえば、ある程度シナリオの先を読むことも可能になる。と言っても、完全に読みきれるはずもないので、仕掛けを見切っても十分に楽しむことはできる。
攻略順は小鞠→葉留佳→美魚→クド→来ヶ谷→鈴。とりあえず、鈴は最後にやった方が良い。あー、でもどっちにしても結局最後やることになるかも。扱いがどうなってるか知らないけど。
まぁ、結構面白かった。個別シナリオもそこまでクオリティ低いわけじゃないし、全体のシナリオも悪くない。ただ、全体のシナリオの方が若干力不足か? もう少し「リトルバスターズ」ならではの話*1に重点を置いていた方が自分好みだったかもしれない。まぁ、シナリオの根幹部分だから、そこを変えることはそうそうできないだろうけど。
何にしても、結構面白いので、今までのKeyやってる人ならやっても問題ないと思う。ちなみに、Key作品の個人的ランキングは CLANNAD>>Air≒リトルバスターズ>Kanon といったところ。Kanonが面白くないから一番下というわけではなく、Key作品の面白さの下界がKanonだと思って見てもらえると良い。上から3作品はシナリオ上のファンタジーな部分がちゃんと理由付けされているから好き*2。リトルバスターズも若干無理はあるが、理由付けは一応あった。どんな謎をどう理由付けしていたかは、とりあえずやってみると良い。
以下ネタバレあり。
2007-08-14 リトルバスターズ途中経過。
小鞠→葉留佳→美魚→クドまでやった。順番は面白くなさそうな順。葉留佳は予想よりは面白かった。シナリオというより設定の方がだけれども。簡単に読める設定の詳細が予想より面白かったかな。
ひとまずこれだけのED(BAD含む)やって、アフターシナリオが大体どんな感じか予想が付いてきた。う〜ん、これだけメタな方向に話が寄ると微妙だと思うのだけれど……。どうも恩恵を受けられるのは主人公だけっぽいし。CLANNADの場合はメタ的な要素はあったものの、その対象が主人公だけじゃない*1というのが物語の収まりとしても良かったんだけどなぁ。
残る光球はあと4つ。今の予想ではCLANNADは超えられないと思うが、果たして?