2010-02-08
■[SSD]SST-HDDBOOSTについて、SilverStone社からお返事を頂きました

前回の記事に記した通り、実物のSST-HDDBOOSTの挙動が公式サイトの説明と異なっているのではないか?という質問をSilverStone社に送ってみたところ、非常に迅速かつ丁寧な回答を頂きました。ブログへの転載の許可もいただいたので、その内容について書きたいと思います。
パフォーマンスの問題について
SilverStone社のサポートによると、現在のファームウェア(Rev.100127.1.C07)はやはりHDDとSSDの両方に同時に書き込みを行っているとのことです。これは、詳細は分かりませんが、GPTを用いた2TB以上のディスクを接続した際に発生する不具合を回避するための措置だということです。この問題は近く公開されるファームウェアで解決される予定です。
というわけで、「試した!」さんの記事を見ると明らかなように、現在のファームウェアでCrystalDiskMarkを実行すると以下のような結果が得られます。
そして、新しいファームウェアを適用するとCrystalDiskMarkのスコアは読み書き共にHDDのスコアとほぼ同等になるはずです。その挙動が正しいので、「新しいファームウェアを入れたら速度が下がった!」と騒がないようにしましょう。
SST-HDDBOOSTの効果を正しくベンチマークするには、以下の方法が考えられます。
- HD TuneやHD Tachのように、テスト時に一時ファイルを作らないソフトを用いて読み込み速度を測定する
- Iometerでテストファイルを作成->消さずに再起動または手動シンクロナイズ->そのファイルを用いて読み込み速度を測定する
前者はテスト前に書き込み(一時ファイルの生成)を行わないので、SSDからの読み込みが行われます。後者は、再起動前に作成されたテストファイルはHDDに格納されますが、再起動時にSSDにデータがシンクロナイズされるため、再起動後のテストではSSDからの読み込みが行われるはずです。
HDDBOOST Utilityについて
HDDBOOST Utilityの全般的なマニュアルが存在しなかったので、機能・表示についても質問してみました。
- Start/Stopボタン : 手動シンクロナイズのスタート・ストップ(ただし、前述の問題のため、現在は最初のコピー以外では動作していないと思われます)
- Buzzer Muteチェックボックス : 機能未実装
- Hybrid Informationグループボックス内の "Mode : Protect"の意味 : これもまだ機能未実装(将来的にモードが増える?)
HDDBOOST接続前のデフラグについて
ここからはサポートに聞いた話ではないのですが、ふと思いついたので記しておきます。
公式サイトのQ&Aにあるように、HDDBOOSTはディスクの先頭の一部分だけをSSDにミラーリングするため、HDDBOOSTを接続する前にHDDのデフラグを行い、データをディスクの先頭の方に詰めておくことが推奨されています。
マニュアルではWindows標準のデフラグの画面が表示されていますが、個人的にはこのデフラグにはPefrectDiskが適しているのではないかと思います。PerfectDiskには、"SMARTPlacement"という独自技術が実装されています。これは、ブートに関連するファイルや更新日時の古いファイル(=Read Onlyのファイル)をディスクの先頭の方に、更新日時の新しいファイル(=よく書き込みが行われるファイル)やディレクトリ情報などをディスクの後ろの方に持ってくることにより、断片化の生じる範囲を狭く保ち、以後のデフラグが速く完了するようになるという技術です。参考画像を見ると一目瞭然で、ブートに関係するファイル(紫)や更新日時の古いファイル(青)が先頭の方に並んでいるのが分かります。この方法でデフラグを行うと、ブートに関係するファイルや読み込みしか行われないファイルがディスクの先頭の方に来るため、それらのファイルが効率よくSSDにミラーリングされるはずです。デフラグ前に動画などの読み込みが速くなってもあまり関係ないファイルを避難させておくとより効果的でしょう。
なお、このソフトは有料ですが、30日間全ての機能が使用可能な体験版があります。もちろん最もよいのは製品版を買うことなのですが、この用途に使うだけなら、体験版だけでも十分かもしれません。

さて、僕の環境ですと、メーカーの見解と一致しない現象が発生しているようです。
ファームウェアは、Rev.100127.1.C07でテストしました。
リードですが、HDDの速度になっているようです。素の状態でシーケンシャルリード110MB/sec前後でるWD社のCaviar Greenを使いましたが、HDDBOOSTをつけた状態でも110MB/sec前後のまま変化がありません。昨日は、120MB/secでたのでちょっと速かったのですが、本日、SSDをリード200MB/sec弱、ライト50MB/secの某社の新型廉価版に変えたところ、110MB前後でシーケンシャルリードが安定してます。また、ランダム512KBリードもHDDの速度で、4KBリードもHDDです。
シーケンシャルライトは、なぜか、遅い方のSSDの速度ではなく、65MB/secとかいうHDDでも無ければSSDのライト速度ではない中途半端な速度が安定して出ております(笑)。また、ランダムライト512KBは、HDDっぽい速度で、4KBライトもHDDっぽい速度です。
どうもうちだけ挙動が異なるようです。
なにか、違いがあるのでしょうか。僕のテスト環境は、マニュアルにファームウェアアップグレードの際は、付属のUSBケーブルを付けるようにと書いてあったので、USBケーブルをつけたままテストしています。皆さんと違いがあるとしたら、それぐらいかもしれません。
接続したSSDは、
次のfirmwareでまっとうに動きそうですね。
出たら即効で試してレポートします!
接続したSSDは…何でしょう、気になってしまいます…
何か不思議ですね。ファームウェアのバージョンは一緒ですし、こちらでもUSBケーブルは付けっぱなしです。
こちらのシーケンシャルライトは速度が一定しておらず、CrystalDiskMarkで30〜60MB/sの間をうろうろする感じです。
ちなみにHD Tuneではどういう結果になっていますか?
>試した!のadminさん
こちらこそ、自分の環境だけおかしいのかと思って悩んでいたのですが、試した!さんのページを見て安心(?)しました。
とりあえずこちらでは新ファームが出るまでHDDBOOSTを封印しておきます…
32Gbyteの SSDに 4Gbyteのパーティション1個だけ作成して、
残り 28Gbyteを未使用としました。長期的に運用して、未使用領域まで含んで、
ウェアレベリングされると考えて良いのでしょうか?
過去ログを拝見した限りでは、ウェアレベリングの課程で、書き込み回数の少ない
ブロックが割り当てられそうな気はするのですが、いまいち確信が持てないので、、、
JMF602ではダイナミックウェアレベリングに使用する領域(JMicronはこの領域のことをシステムデータと呼んでいるようです)のサイズが固定されているため、おそらく未使用領域を残しておいても意味はないと思います。
未使用領域を残しておくというテクニックは、動的にシステムデータのサイズを変更できるSSD(≒Trimが使えるSSD)でない限り意味はないのではないかと思います。
まあ試した訳ではないので、あくまで予想ですが…
なお、スタティックウェアレベリングはパーティションの状態に関わらず動作します。JMF602の場合、この点に関しては少なくともBarefootの旧ファームウェアよりは大分ましな状態です。
居ますか?
しかし更新履歴は以下の記述のみ…
1. Fixed disappear SST_HDDBOOST in some of Motherboard BIOS re-scan S.M.A.R.T device.
うーむどうなってるんでしょう??
試しました。
結果は変わりませんでした。
(ついでに、1つHDDBOOST壊しましたorz)
性能の根幹に関わるバツの悪い修正だから、告知されずにコッソリ
修正されてるのかと思ったのですが…。
こうなると、SilverStone社のサポートからの回答の文面で、どの程度のニュアンスで修正すると書かれていたのか気になりますね。
・今後の課題と致します的な社交辞令
・(メールを受け取った2月から修正指示したとして)次のバージョンで治ると明言してる
どちらかで、意味合いも随分変わりますしねぇ…。
うーむこれはどうしたことでしょうねえ…
僕のところに来たメールでは、「新しいファームウェアでこの問題は回避され、そのファームは近い将来公開される」と明記してありました。
向こうの方の英語はかなり怪しかったのですが、"has avoided"と現在完了形で書いてあったので、すでに問題は解決されてるだろうと思ったのですが…
何か新しい問題が発覚したのかも??
//www.gdm.or.jp/review/hddboost/index_01.html
しかし、この記事中のメーカーコメント読むと、開き直っているのか
完全に「修正する気無い!!」・・・んじゃないかと言う雰囲気なのが気になります・・・。
HDDBOOSTのWebページでの説明文は特に変わってないようですが…
しかし現在の仕様ではちょっと使う気にならないです。せっかくプチフリSSDの使い道を見い出したと思ったのに、残念。
このままだとパーツ墓場の肥やしになりそうです・・・。
メーカーに問い合わせのメールでも出せば、現状打破できるでしょうかね?
・・・でも英語かぁ・・・私には敷居が高いかも(つ_^;)
ちなみにSilverStoneの方の英語も相当Brokenなので、それほど緊張することはないかと…
まあ通じればOKってことで。
なるほど・・・ご助言ありがとうございます。
と言う事で、思いきって質問のメール出してみました。
で・・・回答も頂きました。
私は特にブログも持っていませんし、内容の公開の許可も取り付けていませんので、
回答の内容にご興味がおありでしたら、メール等頂ければ個人的にお教えします〜。
メール出したのが効いたんだったら嬉しいな・・・。
てか"Remove pairing(HDD/SSD) history"って何のことでしょう??
あ、ちなみにJJさんに以前メールをお送りしたんですが届いてますか?
すいません。
今メールのチェックをしたのですが、それらしいものは見当たりませんでした。
スパムに紛れてしまったのかもしれません・・・。
お手数をおかけしますが、今一度、ご送信頂ければ幸いです。
さきほどメールをお送りしました。ご確認ください。
ファームウェアのアップデート試してみたんですが、HDDBOOST単体だと問題なく認識されるのに、なぜかSSDを接続するとBIOSのディスクスキャンで固まってしまいます…
うーむ何なんだこれは…
↑で書いたように新バージョンのファームウェアで不具合が出るので、旧バージョンを上書きしたのですが、今度は単体で接続してもBIOSで認識されないorWindows起動後にフリーズするという状態です。
PC2台で試しましたが、どちらでも同じ状態なのでもうだめぽですね…
試した!さんでも同様にSSDを接続すると認識できないとのことで、どうもこのファームウェアは地雷の予感です。
http://www.tamesita.net/blog/2010/07/20/sst-hddboost-firmware-upgrade-%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%93/#more-367
参考情報として、私もバージョンアップして不具合が発生しました。
私もバージョンアップ後にWindowsが起動しなくなり、BIOS画面で
確認したところ、500GBのHDDが接続されているはずなのに、137GBと
認識されていました。なんとかファームを戻して確認したところ
以下の結果となりました。
100715.v1_Beta->137GBと認識
100712.R1_Beta->137GBと認識
100416.1->500GBと認識
よって、今は100416.1で使ってます。あんまり速さは感じないですけどね。
しかしファームウェアをベータ版(しかも不具合ありまくり)のまま3ヶ月放置ってのはちょっと困ったものですね。やっぱり何か解決が困難な問題があるんでしょうか…
>よって、今は100416.1で使ってます。あんまり速さは感じないですけどね。
こちらでも、HDDBOOSTにOSをインストールしても全然快適ではありませんでした。上記のファームウェアの件も含め、現状ではもう一台買い直して試す気にはなれないです…