学問と人格的誠実性、あるいは理論と実践という問題について

http://www.hirokiazuma.com/archives/000470.html

http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20081214/p1


人格的にはどうしても尊敬できない人がいて、でもその人は悔しいことに自分に比べれば自分が目指している同じ分野で圧倒的に優秀なことを認めざるを得なくて、しかも世間的な評価も高くて、というか自分なんてその人に比べたら何者でもなくて、それに比べたら人格的な問題なんて弱者のルサンチマンに過ぎないんじゃないかとすら思えてきて、悪魔に魂を売り渡してまでもその分野で何事かを成し遂げたいと思ったのに、そんな取引ですら詐欺にあって結局魂を売り渡しただけで、その人に比べればマシだと思っていた人格の問題でもどんどん悪化していって、というか向こうの方が世間的に評価が高いということはたぶん実際事実問題として人格的に本当に優れているのは向こうじゃなんじゃないかという思いもして、ということは自分の評価と世間の評価は違うことがわかるわけで、だから世間の人々が嫌いになって、こういう風にしてどんどん事実的にも人格的にも悪化していって、確かに今友人も恋人もいないということは人格的にまずい人間だということを証しているわけで、友人もいないともう救いようもなくなってきて、人と話すやり方や付き合う方法ももうだんだん忘れてきて、たまに人と関わるときは段取りを飛ばすから必ず怒らせる結果になって、そうすると被害妄想気味になって結局世の中の人みんな俺のこと嫌いなんだろとまで思うようになってきて、頭を抱えて人生か世界かはやくどっちか終わらないかなとか考えてしまう。