技能試験受けてきました

第二種電気工事士の技能試験、いよいよ今日。
新幹線に乗って青森市に向かい、バス待ちの合間に駅前の立ちそば屋で空腹を満たす。筆記試験のときもここに寄った。いわゆるゲン担ぎというやつだ。
そしてバスで青森中央学院大学へ。筆記試験と同じ会場なので迷うことはなし。

正門前に着いたのが10:10。
意外といっては失礼か、学生がけっこう多かったと感じる。あと工具箱での持参者も。
そして私の予想に反して青森市は快晴。けっこう暑い。
しかも試験場である教室の中に入れるのが10:55からという。日差しがさんさんと降り注ぐ教室前の廊下でたれぱんだのタオルで汗を拭きつつ集中リゲインを飲みしばし待つ。隣の男子学生が珍奇な生物を見るような目で見た気がするが気にしない。

入場時刻となり試験場入り。
私の予想に反して講義室の据付な机ではなく、一般会社の会議によく使われる典型的なキャスター付き長テーブル。しかも私の席は最前列の右角。右側に工具を並べておきたいところだがスペースが狭い。というかみんな工具を箱から出さないの?!
さらに私の席にトラブル。キャスターのロックが壊れていて肘をついただけで前にスルスル動く。即刻係員に申し出、テーブルを交換。いやはや。
それにしても改めて見るとやはり作業スペースが狭い。座席1人分とあっては全ての工具を並べておけない。左側に置いたとしても使いづらいだけだし。仕方がないので机上に工具バッグをそのまま置き、使う道具を都度出していくことにする。幸い問題用紙表面記載の材料一覧から出題はNo.1とわかった。ウォーターポンププライヤーは必要ないし、うまくいけば電工ナイフやペンチすら出番がないかもしれない。


11:30。試験開始。





正直No.1というのは予想に反していた。
しかし課題作製を2周した身にしてみれば正直言って何番が出ようがどうということはない。粛々と組み上げていく。さすがに手汗はいつもより出て、練習ではなかった手の震えは起こったが。
11:56完成。所要時間26分。写真を撮ると失格になるらしいので画像はないσ(^^;)


施工条件にあったスイッチ(ロ)はもちろん真ん中にし全て黒電線を割り振った。そして電線接続で迷わないようにスイッチ部分のケーブル外装には『黒ロ 白ハ』とボールペンで目印を記入。
残りの時間で、単線図や自作の複線図、そして施工条件を照らし合わせて入念にチェック。
各器具の配置を見比べ配線を辿ったのはもちろん、ランプレセプタクルや引掛シーリングの極性・スイッチの並び・リングスリーブの刻印・被覆の噛み込みや過剰な露出・差込コネクタの導線・外装や導線のひどい傷の有無・・・
これら見直しを3周。ミスはないと確信し、12:10の試験終了を迎える。


電工の試験に挑戦すると伝えた人からは当然ながら手ごたえを聞かれる。
「まぁ受かってんだろうぜYeah」なんて自信満々でフいちゃうと万一落ちたときにこっ恥ずかしいので正直に「『セルフチェック上では』ミスはなかった」と喋ることにする。
結果発表は9/2。待ち遠しいなぁ・・・