幻の手羽先の悲劇

昨日起こった、ひと悶着の顛末です…


味百選から帰ってきたのが、ちょうど夕食時。
買ってきた幻の手羽先は3箱。そのうち1箱はすでに妹夫婦の家においてきたので、残り2箱のうち、自宅用の1箱をさっそく家族で食べてみたのでした。
みんなの第一声『辛っれぇ!!』
まさかと思って1本食べてみましたが…、確かに辛かったです。スパイシーなんてレベルじゃありません。
箱を開けてみたとき手羽先が妙に黒かったのでなんとなく予想はしてましたが、とんでもなく胡椒がかかっていて、水なしでは1本続けて食えないシロモノでした。
流行らん居酒屋でもこんな強烈な味にはしないぞ、と。
うちの母はテレビで宣伝されていたのを見てどんな味か期待していたそうですが、ちとショックだったようです。


でもせっかくお土産として買ってきた物。渡さないわけには、と残った箱をいとこの家に持って行きました。
おみやげ話もそこそこに、すげぇ辛かったよこの手羽先、と前置きして手羽先の箱を渡します。いとこの面々、いざ食べてみたのでした。
みんなの第一声『うまい!!』
まさかと思って1本分けてもらいましたが…、確かに美味かったです。ジューシーさすら感じます。
箱を開けたのを見たとき手羽先がうまそうなきつね色だったのでなんとなく予想はしてましたが、絶妙に胡椒がかかっていて、ビールを飲んでたいとこなど5本一気に平らげてしまいました。
ケンタッキーフライドチキン程度ではこの味はマネできないぞ、と。
いとこの母はこの手羽先の存在を知らなかったそうですが、それはもう大満足だったようです。


ま、単純にうちの箱のは胡椒の配分を間違えたんでしょうな。
ちなみに妹(辛いの苦手)に聞いてみたところ、「辛さも程よくうまい」と言ってましたし。
その後うちの家族に手羽先をすすめましたが全員拒否。
かくして、残った手羽先20本弱を、辛さに強い私が食することになったのでした。
ビールは間違いなくすすむので、これでもアリなんですけどねぇ…
というか私、手羽先に限らず骨つき肉って嫌いなんですが (T T;)

かくして、我が家における世界の山ちゃんの評価はがた落ちに、他の家における世界の山ちゃんの評価は上々になりましたとさ。