ナマズの蒲焼

ついに新年度となったので、特に気合を入れ直したりはしない。

昨日は香川県の淡水魚調査に先生と出かける。
目的とするのは最近一部で話題の虫。これが出れば四国四県制覇となるが結果や如何に。

サンプリングを行ったのは香川西部のとある河川。
目をつけていた川の上流部はこれでもかと3面コンクリで、魚影すらない。
ずいぶん下ったところでカワムツや大型のコイが現れたので、網を入れた。

まずカワムツが1匹入るが後が続かない。その後ドンコを何とか1匹採集。

雑魚狙いで網を入れているその後ろを1mはあろうかというコイたちが土煙を上げて走っていく。
たまに跳ねるものがいて心臓に悪い。一度網に入ったときは逃がすのにさえ難儀した。
時々シルエットが違う魚が泳いでいたのは、ナマズであった。
こいつが採れれば期待の虫に出会える確立がぐんと上がるため、気合を入れる。
2度の失敗の後、三度目の正直で網に入れた。

持ち帰ったが結局期待の虫には出会えず、お預けとなる。
ナマズは家に持ち帰り蒲焼にしたが、なかなか美味であった。
かなり大きな個体であったので、はいだ皮を別に甘辛く焼いたものがコリコリとした珍味であった。
身のほうもふっくらと焼け、何の味かといえばナマズの味がするのだが期待以上であった。
残念ながらこちらは画像なし。