Hatena::ブログ(Diary)

Limnology 水から環境を考える

2017-01-24

[] マイ食べログ(1)「今日の饗」(長野駅前)

私を日本酒好きと勘違いした地元の方が選んでくれたお店です。

下記地酒を含む飲み放題とコースで5000円はお得と思いました。東京ではまず飲めないお酒ばかりだそうです。

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コースは前菜、刺身、椀物、台の物、揚物、冷菜、焼物、食事、水菓子と一通り揃っていました。信州サーモンの刺身、ワカサギの唐揚げ、信州蕎麦と、地元長野の食材が使われたお料理が嬉しかったです。

メニュー.pdf 直

下の写真の右側が信州サーモンです。ニジマスブラウントラウトの交配だけあって、サーモンというよりは鱒に近い味でした。

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(補足)

日本酒、好きには違いないのですが、交通事故後すごく弱くなってしまって、あまり飲めないのです。ワインも同様。なぜか蒸留酒は事故後もそれほどダメにならなかったのですが。

それでもおいしいとつい飲んでしまって、後が大変。この日も結局、地酒8種類とも飲んでしまって、つくばまでたどり着けたのが奇跡でした。

2017-01-23

[] 除菌、除菌で本当にいいの?

環境ホルモン学会ニュースレター19巻3号が届きました。前から気になっていた除菌と子供の健康に関係した記事がありました。

その記事では、「細菌種数のより少ない被験者(集団の23%)では、細菌種が豊かな被験者に比べると、全身的な肥満、インスリン抵抗性、脂質異常症が顕著に見られ、炎症性表現型が目立っている。」などを見いだしたNatureの論文に触れた上で、子供の腸内細菌は母親の影響を受ける可能性を指摘していました。

「赤ちゃんを細菌から守る」とカーペットに塩素系の殺菌剤を噴霧するCMを見たことがありますが、本当にそれが赤ちゃんの健康を守ることになるのか(行きすぎていないか)、安全検証は十分ではないような気がします。

2017-01-22

[] 研究者向けクラウドファンディング

これはクール!

競争的資金って、頭の固い人に審査されると本当にオリジナルな研究ほど評価されない可能性がありますから、真に優秀な若手にはよいサポートになりそうです。

まだまだ研究できるのに定年になって予算申請できないベテランにも役立ちそう。

市民団体と一緒に研究を進めたいという、競争的資金では申請しにくいテーマも、一般にアピールする内容だと利用できそうですね。

アカデミスト https://academist-cf.com/

(追伸)

この仕組みで最初に資金を獲得したのは「深海生物テヅルモヅルの分類学的研究」。リリース後わずか2週間で目標金額に到達したとありました。

https://academist-cf.com/pages/press/

テヅルモヅル?それって数年前、学部生向け一般公開実習に潜り込んだ要領の悪いオバサン(私)を排除することなく、根気よく遺伝子解析を教えてくれた彼しか日本にいるはずないじゃん?と思って調べたら、やっぱり彼でした。

信じがたく優秀な若手がこの世にいるのね!と感心してましたが、さすがです。

https://academist-cf.com/projects/?id=1

2017-01-21

[] トランプ氏の大統領就任

ASLO (アメリカで結成された陸水学と海洋学の学会)からトランプ氏の就任式に合わせてメールが届きました。

Dear Masumi,

Many in our community are discouraged and anxious about what lies ahead as the political landscape changes. An unsettling realization many of us came to at the end of 2016 is that, in politics, facts don’t always matter.

で始まり、

Finally, we must fight the urge to self-censor. Scientists must speak out. If we cease to speak out and share our voices, the void will be filled with other voices, many of whom have an agenda beyond seeking the truth. Now is not the time to retreat.

で終わってました。

9.11が起こり、軍事予算に振り分けるために科学予算が大幅に削減されたときにも、所属していたEstuarine Research Federationから「今こそ頑張ろう」的なニュースレターが届きましたが、トランプ氏の就任はアメリカの環境関係の科学者にとって、同じくらい危機感を抱かせているのかもしれません。

2017-01-20

[] ぎゅっとぼうさい博!2017〜1日でぎゅっと防災・減災が身につく博覧会〜

キャッチフレーズは「ついつい、後回しにしがちな防災・減災は、この日にぎゅっと身につけよう!」

1.日時:平成29年2月18日(土)10:00〜16:00

2.場所:池袋サンシャインシティ文化会館2階展示ホールD

3.主な内容

○防災スペシャリストへの道

各展示・体験ブースには、防災・減災のエキスパートたちが「今日から使える防災知識」を教えてくれます。「ACTION FOR BOSAI」で、あなたも防災のスペシャリストに!

○防災ヒューマンライブラリー

防災エキスパートが、ビブスを着てみなさんをお待ちしています!会場全体が防災の図書館のように変わります。

○「今日からはじめるソナエ」セミナー(要事前申し込み)

さまざまな防災・減災のエキスパートたちが、研究や、取り組み紹介を行いながら、「今日からはじめるソナエ」などをお教えします。

その他、当日は防災・減災のための知識がぎゅっと身につくコンテンツが満載です!

詳しくは以下の専用ページをご覧ください。

http://gyuttobosai.jp/

2017-01-19

[] アルミ焼き

私の分析経歴史上3番目くらいのポカミスしました。

電気炉はアルミ箔にガラス繊維濾紙を包んで450度で焼く作業に使うことが多く、この温度だとアルミ箔はまったく変質しません。

今回頼まれていた温度は800度だったのですが、いつもと同じようにアルミ箔でくるんだまま電気炉にいれてしまいました。

13時間後、容器を包んでいたアルミ箔はまるでラップのようになっていました。

スズ箔を1000度近くに加熱すると一瞬で焼けます。アルミ箔を800度13時間加熱するとなぜ透明な膜が残るのか、謎です。

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2017-01-18

[] 図鑑読み放題サービス(図鑑.jp)

昨日から図鑑読み放題サービス(図鑑.jp)が始まったそうです。

https://i-zukan.jp/static/beginers_guide

日本を代表する専門図鑑を中心に、絶版となった図鑑や公共機関などが発行した一般には入手が困難な図鑑も提供するそうです。

また、わからないものを質問したり見たものを報告する、ユーザー情報交換の場も提供するそうです。同定者のレベルによると思いますが、全く知らない分類群については誰が専門家かさえ分からないので、とっかかりとしては便利なサービスだと思います。

ただし今のところジャンルは植物と野鳥だけなのが難です。

水環境をやってる者としては、指標生物にもなっているベントスも是非加えていただきたい所です。総合学習での指標生物がきっかけで、分類に興味を持つ子供達も出てくるかもしれませんし、同定できないけど総合学習でベントス探す羽目になった教員にも役立つと思います。

2017-01-17

[] つくば地形教室「第49回 石ころセミナー

池田宏先生の地形教室のご案内です。今回は徳川家康による利根川東遷事業でどう地形が変化したか見学するジオツアーもあります。

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日時:2017年1月28日(土)

会場:池田さんちの夢空間(午前9時半開場)   

午前10時〜12時 実験観察会 

鬼怒川下流の地形の成り立ちを水路実験で学ぼう!」

午後1時〜5時 鬼怒川下流ジオツアー 

鬼怒川下流利根川合流点周辺をドライブして、利根川東遷後の地形変化を学ぼう!」    

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午後までの参加希望者は昼食をお持ちください。飲み物と野菜サラダは用意します。

車に分乗して行きます。

悪天だったらジオツアーはやめにして、岩川の段々(段淵)の形成など、好きな実験をしましょう。

参加いただける方は1月26日(木)までにお知らせいただければ幸いです。

参加申し込み・お問い合わせは

tsrfh511アットybb.ne.jp

2017-01-16

[] 曾祖父のこと

私の曾祖父は慶応4年(1868年)生まれです。慶応4年は9月8日に明治元年になったのですが、それ以前に生まれているそうなので、江戸時代生まれと言えます。満86歳(1954年)で亡くなったので、慶応、明治、大正、昭和と4つの元号を経験したことになります。

祖父はこの曾祖父より早く亡くなっています。曾祖父は相当な酒飲みで、戦時中に酒が入手できなかったときは、自分でどぶろくを作って欠かさず晩酌をしていたそうです。一方の祖父は酒は全くダメ。代わりにタバコをよく吸っていたそうで、父は「だから酒は体にいいんだ。」と自分が晩酌を欠かさない言い訳にしています。

父の実家に祖父の写真はありますが、曾祖父のはありません。さすが江戸時代生まれで、写真は魂を吸い取ると堅く信じていたそうです。代わりに肖像画があって、頭はちょんまげ、裃を着ていて、父に言われるまではまさか曾祖父とは思わず、江戸時代初期くらいの先祖だと思っていました。

その曾祖父が亡くなる前の夜、「今日は酒はいいわ。」と飲まずに寝たそうです。そして翌朝、起きてこないので父が見に行ったら、眠るように亡くなっていたそうです。来てもらった医者に死因を聞いたら「老衰」と言われたとのこと。1954年の日本人男性の平均寿命は63歳ですから、平均より23歳多く生きていたことになります。2016年現在、男性の平均寿命は81歳。23歳たすと104歳ですから、「老衰」という死因も分かる気がします。

曾祖父の名前を父に尋ねると、「山室末松、あだ名が宗七」と答えます。山室家の男性は代々「宗」をつけると聞いていたので「逆ではないか」と何度も確認したのですが、「末松」の方が正しいと譲りません。でも、確かに「宗七」という名前は、単に七番目の男子ということを示していただけにも見えるので、もともとは男の子には生まれた順番に宗一、宗二、、、とかつけて、別の名前を正式名にしていたのかもしれません。江戸時代からの墓石には生まれてすぐに亡くなった子供達も含めて名前が全部彫られていたので、次に山室の里に行く機会があったら確かめてみようと思います。

こういったルーツをどこかで書き残しておかないと、今は全く関心を持っていない子供達が将来気になったときに、全くわからないことになりそうです。

2017-01-15

[] 論文19本、本1冊

昨日は若手研究者2名と、論文ネタの話で長電話を2回しました。

一人とは汽水域に生息する二枚貝の貧酸素耐性について。まさか○○が解毒剤だったなんて!○○さえ測ればこのネタで国際誌3本は書けるよね!とエールを送りました。

もう一人とは、宍道湖30年間の堆積物中有機物量の復元について話しました。1982年に続いて、2012年のデータも2016年と比較できることが分かりました。残るは1997年と2000年のデータ。「それについては明日私が2000年のを△△にぶち込むから、来週残りをぶち込めば、今月中にデータ揃うよね。」「データ待ってる間にアサザ論文、ちゃんと仕上げてよ。」

この二人だけで、今年5本は投稿できそうです。私が書いてる原稿を今月末に投稿できれば、ロシアのV君、フィリピンのCさん、スイスのMさんのとで3本が3月末までに投稿される予定で、合わせて9本。親友Aの世界のラグーンレビュー論文も2月には投稿するはずなので、論文19本投稿、本1冊脱稿という2017年の目標はかなり現実的になってきました。

研究して論文を公表するだけでは、環境はよくなりません。例えば、某元東大教授による「アサザが水質を浄化する」というデマ(論文にせずに著書で主張)は、論文での反論では全く覆せませんでした。だから研究環境としては申し分無かった産総研から東大に移った私にとって、研究は最優先事項ではありません。

とは言え、誰も方向さえ示していないことについては自分で研究して公表しないと始まらないので、「論文19本投稿、本1冊脱稿」は、多少は研究能力もキープしておくための目標です。

交通事故による脳の高次機能障害もだいぶ治ってきたようなので、加齢による脳梗塞とか脳出血とかがなければ、何とかなりそうです。

2017-01-14

[] 初心者は文献をたくさん読まない方がよい

免疫学者のピーター・メダウォー氏の著書「若き科学者へ」(みすず書房)に下記が書かれているそうです。

「初心者は文献を読まねばならない。しかし、意図的に、選択的に、かつ多すぎずにである。若い研究者がいつも図書室で雑誌の上に背をかがめているのより悲しい光景はない。」

実験系であれば実験室、フィールド系であれば現場で自ら事実を見いだす作業が最も重要ということでしょう。

他人が書いた情報よりも、自分が現場で見いだした事実を重視する姿勢は、理系の研究だけでなく、実社会を生きていく上でも重要なスキルだと思います。

その為には、自分が事実を見いだした過程に自信が持てるよう、自分は常に合理的な思考を保っていると自負できるくらい、自分に対しても合理的な批判を無意識に行っている必要があるでしょう。

逆に日常の言動に合理性がない人間(例えば学生には研究者倫理を説きながら、同僚教員の倫理の逸脱は隠匿したり、その隠蔽を見て見ぬふりをする教員)は、肩書きや業績リストにかかわらず、その学問も胡散臭いと用心した方がよいでしょう。

若手研究者がポスドクで雇用されたときなど、この考え方でその職場にいるべきかどうか判断するとよいと思います。そういった職場の教員達は、研究者の間からの評価(国内はともかく国際的に)は低いと考えてよいでしょうし、研究の内容で合理的に昇進できることも期待できませんから。

2017-01-13

[] G・K君結婚!

日本人の彼女とつきあうために、陸水研に修士で留学してきたG・K君。先日、関西の彼女の実家がある街で結婚式をあげたそうです。長丁場を制してのゴールイン、おめでとうございます!

2017-01-12

[] 長野の地酒

長野駅から徒歩数分の場所で撮りました。

さすが長野合衆国、盆地の数だけ国があると言われるだけあって、地酒の数も圧倒的です。

地元の方によると、長野の地酒は小さな酒蔵がやってるものが多く、「真澄」以外は県外ではあまり飲めないとのことでした。

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2017-01-11

[] メリル・ストリープで英語の練習

ASLOまであと2ヶ月を切り、そろそろ下手な英語が少しでもマシになるよう練習を始めないとと思っていた昨日、「メリル・ストリープがトランプを批判」とのニュースが流れました。ゴールデン・グローブ賞の受賞スピーチということですが、テレビからちらっと聞こえた英語がとても綺麗だったので、ネットで調べてみました。

同じことを考える人はいるもので、英語教材として下記に全文が掲載されていました。

http://d.hatena.ne.jp/tuber/20170110/1484023906

和訳もありました。

http://www.gizmodo.jp/2017/01/meryl-streeps-golden-globes-speech.html

演説の様子はYouTubeで見れます。

https://www.youtube.com/watch?v=NxyGmyEby40

(追伸)

私は滅多に映画は見ないのですが、これだけは忙しいけど見たいとTSUTAYAに行ってまで借りてきた「鉄の女の涙」の主演がメリル・ストリープでした。その時のサッチャーになりきっていた英語と、ニュースでチラっと聞いた彼女の素顔の英語の落差も驚きでした。こんなチャーミングな英語を話す人だったんですね。

2017-01-09

[] 東京大学新領域創成科学研究科における毒物・劇物の管理

しばらくご無沙汰していたネットフレンドから新年の挨拶がありました。こちらの近況として2016年10月14日記事に書いたこと+αを紹介しました。

・所属する自然環境学専攻では、某教員が学生に対して深刻なハラスメントを行っただけでなく、毒劇物の管理・環境保全のための法令や学内ルールを無視してヒ素・水銀を無登録で使用し、かつその廃液を流しに捨てた可能性があったため、専攻内の会議で指摘した(2013年5月)。

・専攻で全く善処が無かったためメールで再指摘し、研究科長や安全管理担当教員、産業医などにも通報したとたところ(2014年3月)、専攻基幹教授達は一丸となって、表現などを理由に私に講義をさせず、指導していた学生に対しては強制的に専門を異にする他の教員に指導教員を変更させ、以後は学生を募集させないという不利益を強制してきた(2014年4月)。

・学内の通報制度や異議申し立て制度を利用したが全く改善がなかったため、手間と費用をかけて裁判を起こし、和解した(2016年9月)。

・和解後も依然として私が指摘した問題に関する実態解明は行われず、従って再発防止策の検討も為されてないため状況説明を専攻長に求めたところ、「試薬・排液については、山室が研究科(新領域創成科学研究科)に対して直接通報したので、研究科として調査が行われている。研究科長に問い合わせたが、もうしばらく待つようにとのことなので、専攻として対応策を検討する事は調査結果が出るまで慎みたい。」との回答(2016年11月)。

・年が明けてもまだ結果が伝わらないので再度専攻長に確認したところ、まだ研究科から説明がないとの回答(2017年1月)。

そもそも研究科が「山室が研究科に通報したから専攻ではなく研究科で調査するとした」のなら、そういった状況説明をなぜ通報者に全くしないのか、極めて不思議です。

その上、私が通報してからもうすぐ3年です。ヒ素・水銀などの毒物の管理については、その教員の名前では着任後全く試薬登録がなかったことが既に分かっています(だから通報したのです)。ですので、その教員が購入したのかどうかを購入履歴から調べれば(電子情報で少なくとも数年度は残っています)、毒劇法に違反して購入したのに登録さえしていなかったのか、それとも他の教員のを使用していたのか、即座に分かったはずです。

こういったことを伝えたところ、ネットフレンドが「こんな情報があるよ」と教えてくれました。

http://www.u-tokyo.ac.jp/fac06/public07_j.html

東京大学農学生命科学研究科でH18年に青酸カリの紛失事故があり、「適正な薬品管理が行われていない状況を放置し、研究室の薬品管理についての日常的な安全管理体制の確保が不十分であったこと」を重く見て、わずか5ヶ月後の同年12月には当事者に訓告を行っていました。

ネットフレンドはこの記事の感想として「青酸カリ 500g をなくしても、『訓告等の措置』で済むんですね。1000人以上楽勝ですよね。」と記していました。同感です。

ところが新領域創成科学研究科は上記に輪をかけて社会通念から外れていて、普通に考えれば即座にできたはずの事実解明に、3年かけてまだ調査が完了していないというのです。かつて九州大学では、ヒ素が紛失したと勘違いした教員が、精神的に追い詰められて自殺した事件さえありました。ところが今回の事件では、そのヒ素をそもそも登録さえしていなかった可能性があるのです。

自然環境学専攻だけが化学物質の安全管理意識に問題があると思っていましたが、こうなると新領域創成科学研究科の幹部からして、1つ穴の狢ではないかと思えます。そうでないなら通報者に対する対処や毒物劇物管理に関して、社会常識から逸脱するような対応をしてきたことを即時反省し、善処してほしいものです。

2017-01-08

[] やっと成人式

今日は娘の成人式。

思い起こせば、2014年中頃には晴れ着関係のダイレクトメールや電話が入るようになり、2015年後半にはお願いする店を決めて衣装選び。2016年3月末には写真の前撮り、そしてようやく今日が本番です。

今朝は朝から娘を着付けに連れて行き、約2時間後に迎えに行って、娘は友達と成人式へ。式の後は中学の学年同窓会、その後は中学のクラス同窓会。娘はクラス同窓会の幹事で、年明け早々には会場に選んだお店との交渉に出かけてました。今夜も幹事役でいろろ忙しそうです。

「もし友達が終電乗り遅れたら、うちに泊めたい。」と言うので、娘が式に出かけた後、朝食用にパンやスモークサーモンなどを買いに出かけました。もう少ししたら掃除機がけもしなければ。

娘は早生まれなのでまだ19歳なのですが、就職先も決まり、晴れ着も着せることができ、親としてやるべきことはやった感に浸っています。

今度こんな感覚に浸るのは、孫ができたときでしょうか。

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2017-01-07

[] 梅、開花

この冬は暖かいと思っていたら、今日、早くも梅が咲きました。まだ1月初め。

みなさまの地域ではどうでしょう?

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2017-01-06

[] 楽しく研究

A4用紙2枚くらいの書類で、全国シジミ巡り研究の助成を申請できそうなサイトを見つけました。この時期に来年度の助成に応募できるのはとてもありがたいです。科研費とか地球環境研究推進費とか、私が出せそうな助成はなぜか9〜11月に集中しているからです。

3月末まで、いろいろ想像して楽しめそうです!

2017-01-05

[] オンライン印刷2本

下記がオンライン印刷になりました。

Shinji Fujii, Masao Omura, Shogo Sugahara, Hiroshi Kamiya, Masumi Yamamuro(2017)Effect of Herbicides in Paddy Runoff on Seed Germination of Vallisneria asiatica and Ammannia multiflora. Aquatic Science and Technology,5(1),1-12

Takashi Komuro, Hiroshi Kamiya, Masumi Yamamuro, Yasushi Seike(2017)The Effect of Charophyte Communities on Phosphorus Flow in Lake Shinji, Japan. Aquatic Science and Technology,5(1),13-32

2017-01-04

[] 夜の実験室

装置を冷ましてからシャットダウンする必要があって、夜中に産総研の実験室に戻りました。ちゃんと消灯していたはずなのに、扉の窓から青緑色の光。幽霊なんているハズないし、でも光る装置なんて置いてなかったと思うし。。。と覗いてみたら

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超純水製造装置のRO水を貯めるタンクが光っていたのでした。殺菌ランプか何かでしょうか。日頃は全く目立たない、あって当たり前の装置ですが、舞踏会に行くシンデレラのように違った姿に見えました。

2017-01-03

[] 民族海藻図鑑ー海藻は生活の糧なりー

副査として審査に関わった方から、表記の図鑑をいただきました。非売品と思われます。入手できるとしたら千葉県博みたいです。

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人と海草・海藻が、この国でいかに密接につながって生きてきたかを、今も残る風景写真や文献から綴っています。

島根県松江近辺の「塩掻き」という、地元の方々から聞いたことがなかった関わりも記されていて驚きました。

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(追伸)

同定、そしてその基礎になる図鑑は、自然環境を保全するための最も基本的なツールだと思います。それで陸水学会企画委員長だったときは底生動物同定会に意欲を燃やしていたのですが、残念ながら現企画委員長から「意味があるとは私には思えませんね。」と継続を一蹴されてしまいました。。。

2017-01-02

[] 湖沼計画のシミュレーション

今日は仕事始めで、宍道湖関係プロジェクトの継続申請書を作っていました。宍道湖ではこのプロジェクトの成果もいれて、第七期はアオコが異常増殖せず、シジミ植物プランクトンを食べ、それが漁獲されることで有機物が蓄積することのない湖沼にしたいと考えていました。私が学位論文以来めざしてきた状態です。

日本のいくつかの水域について、栄養塩の規制により「貧栄養化」して漁獲が減ったとする指摘があります。だからもう栄養塩削減はしないでよいとなれば、行政にとってはありがたい話かもしれません。しかし少なくとも宍道湖はそうではありません。宍道湖では長年の削減努力にもかかわらず、栄養塩負荷は増えています。その主な起源は越境大気であることが明らかになりつつあります。流入河川である斐伊川では、窒素だけでなくリンも越境大気により増えています。特に近年は湖水N/Pの減少と温暖化のためか、アオコが1980年代よりも大発生するようになりました。

宍道湖では洪水があった年とアオコが発生した年にCODが増えます。洪水については斐伊川放水路ができたので、一定規模の洪水時には宍道湖ではなく日本海に負荷がでていきます。一方、アオコシジミが食べないので、シジミを頼りにすることはできません。アオコではなくシジミが食べられる植物プランクトンが生えるのであれば、栄養塩を削減しなくてもCODは減ります。

アオコは淡水性ですが、シジミが好んで食べる珪藻は汽水性です。ですので塩分を高くすれば、珪藻が発生しやすい状態になります。

ここで問題は、塩分が高いと成層しやすくなり、貧酸素化が進んでリンの内部負荷が増える可能性があることです。2013年、宍道湖の塩分は通常の2倍になり、珪藻が増えてシジミが増えました。このときは風が強い日が多く、成層は風により解消しました。宍道湖日本海側にあるので天文潮は大きくなく、塩分が入るのは日本海に低気圧が進んで海水面が上がったときになります。この低気圧に向かって強めの風が吹いたために、2013年は高塩分でも成層しなかったと考えられます。

湖沼計画のシミュレーションは、このような気象要素は考慮されません。次の5年間に低気圧がどこに居座るかなど、予測できないからです。一方で気象要素が水質に影響している可能性は、印旛沼でも指摘されています。印旛沼CODは、第六期の湖沼計画を立てたときに「何も対策をしなかった場合」で想定したよりも高くなってしまいました。その原因は日照時間が増えたためではないかされています(岩山・小倉、用水と廃水、58、891−898)。

私は、湖沼計画を立てる上では、シミュレーションはあまり役に立たないと考えています。湖沼で水質を左右している要因のうち、モデルを作る際に定式化できていないものは入っていないからです。だからまずやるべきことは、その湖沼の水質を決めているのは何か、そのメカニズムを明らかにすることです。その上で重要なメカニズムが分かったら、それを何とかシミュレーションに組み込むこと、そして組み込めないこと(例えば気象など)は、想定範囲を変えて動かしてみることで、これまでよりは現実に近い予測ができるようになるのではないかと考えています。

残念ながら島根県の湖沼計画関係者にはこの考え方が理解されていないようで、七期に向けてのシミュレーションは私が思っていたようには進まないようです。

八期を検討する頃には理解されていてほしいところです。

2017-01-01

[] あけましておめでとうございます

みなさまとご家族がお元気で幸せに過ごせますように、何気ないからこそ最も大切な日々の生活が健やかでありますように。

何よりもそれを守る為に研究や委員会活動等に取り組もうと思います。

本年もよろしくご指導、ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

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2016-12-31

[] 2016年の3大ニュース

仕事の3大ニュースとして下記を選びました。

1:陸水研OBのT君が任期無し講師の職を、K君が宍道湖の研究で理学博士の学位を取得。来年の今頃迄にはK君が研究職に就いていますように!

2:バイカル湖富栄養化していることをロシア内外に伝える為、ロシアではテレビ番組のインタビューに応じ、アメリカでは陸水学で最も権威のある学会にセッションを設けました。YouTubeにビデオもアップしました。

3:所属する自然環境学専攻の教員がヒ素・水銀等の廃液を学生に命じて流しに捨てさせ、さらには学生にアカハラも行っていた可能性について「適切な調査と対処が必要」と主張したところ、3年近く講義をさせない等のいやがらせを専攻から受けたので東京地裁に提訴。和解勧告により私の指摘に意義があったと認めさせました(ただし専攻は未だ某教員に非があったとしておらず、よって再発防止策なども検討していません。詳細は10月14日付記事)。

プライベートの3大ニュースは下記です。

1:息子と娘の就職内定。二人ともあっという間に決まってビックリでした。

2:認知症予防と体力維持のため、カルチャースクールとジム通いを始めました。カルチャースクールは認知症予防を目的にしたもので、「にんかる」と言います。こんなのあったらいいなと思っていたそのものズバリが新設されて、これまたビックリでした。

3:私でしかできない2つの仕事をやりとげるにはあと20年はかかりそうで、その為には定年までの10年で不労所得をもっと増やす必要があり、投信だけに頼っていては無理だとアパート経営etcを始めました。

本年もご愛読下さり、ありがとうございました。どうぞよいお年をお迎えください。

2016-12-30

[] 経済的自立

息子の12月から3月分の仕送りをまとめて振り込み、「これで仕送り終わりだよ。」と伝えました。長い間ありがとうと言われました。

短大の娘は寮に入っているので、仕送り無し。二人とも内定取ってるので、昨日をもって経済的な扶養は終わりました。ただし娘が内定式で入社までに自動車免許を取るよう言われ、教習所代が無い!というので、ボーナス払いで来年度中に返済することを条件に貸してあげました。目下娘は引っ越し代を捻出するため、成人式以外はほぼほぼ全日バイトをいれ、今日も朝から飲食店で働いています。

まぁこれで私に何事があっても大丈夫だろうとは思いますが、「お母さん、トウシンって何?」と聞いてくる娘には、若干不安が残ります。就職して確定拠出年金でメニューを選ぶよう言われたら、必ず兄か私に事前に相談するように言っておきました。

息子の方は中学生の時に「高校入試もないし暇だから」とファイナンシャルプランナーの通信講座を受けていて、私より資産運用の知識はありそうです。私に何かあっても娘の分まで何とかしてくれるでしょう。

来年からはだいぶ気楽に過ごせそうです。

2016-12-29

[] 息子に教えを乞う

高校の卒論でFXシステムトレードを研究していた息子(現在修士2年)に、テクニカル分析のレクチャーをしてもらいました。チャートを一瞥して閃いたときだけ売買するスタイルだったので、とても勉強になりました。

テクニカル分析に基づく自動売買プログラムの方が、感情に左右される人間が売買するより確実」と、多くの指標からいくつかを選び、それがこうなったら買い・売りと頭の中でプログラム化した売買をしている息子に、どうして私からこういった息子がうまれるのかしらと、改めて思いました。

2016-12-28

[] 毎年1冊一般向けに本を出す

今年の元旦に立てた目標のひとつが、「毎年1冊、一般向けに本を出す」。今年は「東大塾 水システム講義 持続可能な水利用に向けて」が12月出版予定だったのでOKだと思っていたら、1月にずれこんでしまいました。

でも、もう1冊、既に原稿ができている分が書籍になることが決定したので、そちらを来年分にカウントすれば、2年続けて目標達成になりそうです。

2018年出版分の原稿作成と売り込み先の検討、そろそろ始めなければ。

2016-12-26

[] 1980年代の宍道湖表層堆積物の有機物濃度

昨日、一部の宍道湖のベントスが1980年代と比べて激減していると報告しました。

湖水のCODが漸増なので貧栄養化していないことはかなり確かなのですが、「ベントスなのだから、堆積物中有機物濃度が過去の方が低いか同等だったことを示す必要がある」との指摘はあるかと思います。

それで過去の堆積物中有機物濃度を、柱状試料などの「点」ではなく「面」で復元できないか考えて分析した結果が本日出ました。やった、これで復元できる!と安心しました。

このネタは冬休み中にOBのK君に論文にしてもらおうと思います。

2016-12-25

[] ベントス激減

12月6日記事で、宍道湖ではオオユスリカ幼虫がゼロだったことを報告しました。

他のベントスについても比べたところ、環形動物では1982年に低塩分側(斐伊川側)に多く分布していた種が、今回激減していました。高塩分側のは、逆に増えているのもいました。

節足動物についてはオオユスリカのようにゼロではなかったものの、Tanypodinae科のユスリカもウミナナフシ類も激減していました。

最近はやりの「貧栄養化」は宍道湖には当てはまりません。公害列島時代以来、宍道湖CODは漸増しています。

斐伊川からベントスに悪影響を及ぼす何かが流れている、それは特に節足動物に影響するとなると、疑わしいのは昆虫を主なターゲットにしているネオニコチノイド系農薬、ということになりそうです。

2016-12-24

[] なぜかブロッコリー

そろそろ子供達が帰省するのに、今年は全くブロッコリーができませんでした。その原因は、寒くなってから葉が次々と食べられてしまったからです。不思議なことに、サラダ菜や水菜など、柔らかくていかにもおいしそうな葉は無傷で、なぜかブロッコリーだけやられてしまいました。虫に用心して4株づつ3箇所に分けて植えたのに、12株全てやられてしまいました。下は一番悲惨な株です。

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どう違うのか分かりませんが、ブロッコリーそっくりのカリフラワーの葉はそれほど食べられていません(下の写真のピンクの矢印)。ブロッコリーを食べたのは、下の写真の黄色の矢印の食べ跡から、鳥ではないかと思います。金柑も11月頃から食べられ始めたので網をかけたのですが、野菜までやられるとは思ってもみませんでした。それにしても、なぜブロッコリーだけが。。。

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