昨年は、特に意識していなかったのですが、結果として情報発信の幅が広がりました。
山陰・中国地方限定でしたが、複数の新聞で見解を紹介いただきました。またNHKでもニュースや特集番組に出演しました。次世代への発信としては、山陰地方の子供向け新聞で私の見解が紹介されたり、学位論文の研究内容を紹介させていただきました。これにより、宍道湖の環境を改善する上で、塩分操作をどうするかは避けて通れない問題であると認識されるようになりました。10年以上前に宍道湖の柱状堆積物の炭素安定同位体比を分析したときから主張してきたのですが、お世話になってきた地元の方々にようやく伝えることができたと、感無量です。
一方で息子や娘を見ていると、彼らが情報を得る手段の9割はネットです。新聞は全く見ません。本や雑誌はたまに眺める程度。テレビも、息子は経済ニュースは見てますが、二人とも娯楽関係ばかり。私が研究をしているのは次世代が健全に生きることができる水環境を伝えるためですから、その次世代に情報が届かなければ話になりません。
昨年はたまたまみなさまのおかげでマスコミでの情報発信ができましたが、ネット関係はさっぱりでした。LinkedInも関心はありましたが忙しくて何もしないでいたところ、業を煮やした友人Aから招待状が送りつけられ、観念して登録だけは済ませたという状況です。今年はブログやLinkedIn以外も含めて、ネットでの情報発信力強化に努めようと思います。
