ガーデニング健康法〜認知症から生活習慣病まで

昨夜の「主治医が見つかる診療所」では「ガーデニング健康法」を紹介していました。
ある病院では認知症の治療として、様々なハーブの香りをかがせてました。嗅覚は脳の記憶を司る部位と近いので、刺激になるそうです。ハーブ以外でも、例えば我が家に植わっているスイセン、ユリ、バラ、キンモクセイ、チンチョウゲ、クチナシ、梅は香りも楽しめます。これから家を建てる方は、香りが楽しめる庭木をお願いするとよいかもしれません。
ガーデニングには草を取ったり枝を切ったり、細々した作業があります。また重い植木鉢を移動させたりなどの力仕事も。こういった作業を楽しく進めることで、リハビリに活かしている病院も紹介されていました。
ガーデニングは血糖・中性脂肪コレステロールの数値の改善にも効果があるそうです。その原因は、ガーデニング全般は3.8メッツもの運動量であること。これは腕立て伏せや腹筋などの軽めの運動と同じ強度なんだそうです。腕立て伏せ10分は苦痛でも、ガーデニング10分はあっという間です。また私がよくやってる、庭の花を摘んできていけるのは、ストレス発散につながるそうです。
番組では触れていませんでしたが、自分で育てると市販の野菜がどれほど農薬漬けか、よく分かります。農薬を使わないで野菜を育てるガーデニングは、体を内側から健康にしてくれると思います。
私がガーデニングを始めたのはヒマワリを種から育てた4歳からなので、もう50年以上になります。病弱で運動が苦手だった私がこの年齢まで事故や大病を患っても生きて来れたのは、ガーデニングのおかげだったのかもしれません。
番組ではガーデニング初心者にいくつかのポイントを説明していました。「種から育てる」「目につくところに植物を置く」「育てやすい植物から始めて達成感を得る」など。
主治医のみなさんからは「ニンジンのヘタを水を浸したペーパータオルに置いて芽を出させる」「豆苗の根から2,3度芽を出させる」などのアイディアが紹介されていました。私のお勧めはミツバです。スポンジで囲まれた根がついているので、スポンジごとコップにつけておくと、またミツバがでてきます。これらは台所に置いておくといつでも観察できますね。
アボガドの種の水栽培も、何度やっても楽しいです。これで3回めですが、今回のは1ヶ月も経たないうちに根が生えてきました(黄色の矢印の部分)。最初にやった種は80cmの苗に育っています。