アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

VOLAC

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「人間には二通りある。一つは"仕事にありつけない"とへこたれてしまう人間。もう一つは"たとえ仕事がなくとも、必ず自分に何かやれる仕事がある"と信じている人間。この二通りの人間である」

By ウォルト・ディズニー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 さて、昨日は咄嗟に出てきた「座頭市」って言葉に「あ"( ̄0 ̄;)そー言えばワタクシは北野武のソレしか観た事なかったんだっけ(∀`*ゞ)」って書いた後に気付く(笑)が、ソコは流石21世紀。わざわざレンタルビデオ屋に駆け込んで、あのデカくて嵩張るVHSのテープを複数持ち歩かんでも、動画をネット経由で探すと容易に見つかったりする。数本見てみたのだが、演出的なソレ(あと画像&セリフ的なソレも含めて)ゆえ北野作品のではなく、勝新太郎のソレをアップしてみるとしよう。

コレ観た途端「をををっw( ̄o ̄)w良く考えて作ってあるよマジで( ̄△ ̄;)」って思ってしまったりする。もはや説明不要だと思うが、座頭市は目が見えない→敵もその事を知っているから、ソレを利用した数々のトラップや戦術を仕込んでいるワケである。で、エンターテイメントと言ってしまえばソコまでだが、ソレではつまらん(笑)時代劇は数あれど、この作品が長期に渡ってヒットしているのは「単純な座頭市の剣術アクション」だけではなく「目が見えない事のハンデを補う方法&ソレを逆手に取った戦い方」がウケているんだと思うのである:

  • 自分は目が見えない→自分から間合いを詰められないから、必ず相手から先に仕掛けさせる
  • 残りの感覚を有効に使う→音や感覚の細かい部分も濁さないように、自ら起こす動作は全て無音&力を抜く
  • 相手の先手を取る→槍兵が槍を切られたら刀を咄嗟に抜く事を先読みした上で、敢えて自分から間合いを詰める
  • 相手の想定外の行動を取る→フツーに目が見える相手からすれば、想像もつかないような体勢から刃が振るわれるから非常に予測困難
  • 相手が自分の弱点の裏をかく事は想定済み→むしろソコに敵の意識が集中する事を利用し、反対にこっちから裏をかく事で優位なポジションを築く

ビートたけし自身「勝さんには敵わない」って言わしめるほどの、勝新太郎演ずる座頭市の何が凄かったかというと、他でもない「自分が座頭市の立場だったら、如何にして(戦闘中または戦闘外でも)振舞うか」って演技を徹底して考えて煮詰めているからだと思うのである。ンで、北野武バージョンのソレには残念ながらソコんトコの描写が弱いのである(^_^;)まぁ、北野武のソレのラストのドンデン返しを観てしまえば「まぁ、ソレだったら納得・・・って、コレじゃ座頭市ちゃうしヾ(ーー )」なのであるから、何とも言えんのであるが(笑)


 で、実を言うと、ワタクシもこの技を仕事に良く使っていたりする(笑)先日述べたように、ワタクシの「心の眼」は殆ど見えない→自分から仕掛けられないから、可能な限り相手に話すよう仕向ける。ンで、過去の経験やら本などで得た知識やらを上手く組み合わせて、更には相手も知らないであろうマニアックなウンチクを加えて虚を突いた上(爆)こっちは心の中をステルス化にする→相手が「心の眼」でワタクシの中身を読み取ろうと思っても、向こうも見えない上、ワタクシ自身は相手の言い分の想定と対処法の切り札を数枚持った状態で挑めるワケである(核爆)よく看護師さん達からは「先生(ソレらしくないが一応ワタクシの事/原爆)って、本当にポーカーフェイスなんですね」って言われるが、そりゃそーだ。ワタクシ自身「心の眼」が見えないし、相手から見られても良いようにステルス処置を施してあるのであるから(水爆)


 で、時代劇の話は基本ウケないので(笑)話題を変えるとしよう。もう既に【BOSEサウンドシステム】ネタは飽きたと思われるが(爆)結構「何気に音の良い大穴アルバム」がいくつかあったので紹介:

いきなりコレだが(笑)音源が古い割にはシッカリとレコーディングされているのが伺えるのである。で、サウンドシステムでプレーすると、ありありと当時夢中になっていた時代がフラッシュバックして、ついついアクセルを踏みすぎてしまう(爆)曲は・・・どれも素晴らしいので「 愛をとりもどせ!!」「ユリア...永遠に」「SILENT SURVIVOR」「DRY YOUR TEARS」「TOUGH BOY」「LOVE SONG」と6曲連続で(核爆)

コレを高音質&大音量で聴かされて、踏むなっちゅー方がムリである(笑)ちゅーワケで、カンフル剤が必要になったので、今度は大人しいアルバムで:

For RITZ

For RITZ

岡崎律子の最後のアルバムである。2004年12月発売ののアルバムであるが、岡崎律子の命日は同年5月5日→遺作っちゅーワケである・゚・(ノД`)・゚・特にアルバム収録曲で、闘病生活末期に書かれた「I'm Always Close to You」の「ごめんね、お別れが突然で/今はちょっとね、寂しいけど/かなしみじゃないの/いつか、ちゃんと想い出になる/約束、お願いはひとつだけ/生きて、生きて/どんなときにも、なげてはだめよ/それは、なによりチャーミングなこと」って行にはもう「(´;ω;`)ブワッ」である。曲は勿論「Forフルーツバスケット」で・・・

ピアノの澄んだ音と、悲しさや楽しさや優しさや厳しさに溢れた歌声、コレが高音質&大音量で流れた日にゃあ「ダメだ・・・(´;ω;`)涙で前が見えねェェェェ。・゚・(ノД`)・゚・。 」になってしまうので(笑)その中間点で良いトコ取りと行こう:

メロディック・ハード・キュア

メロディック・ハード・キュア

意外な事に、コレまた音質が良くてノリノリなのである(^-^)前々者のようにひたすらアドレナリン出まくるソレでもなく(笑)かと言って前者のようにインスリン全開のソレでもなく(爆)丁度良い按配で「めぐり逢い」

・・・確かに按配は良いかも知れんのだが、何ちゅーかR35型GT−Rというハードコアなクルマの中で大音量で聴く類の音楽じゃないような気がしないでもない(笑)何ちゅーか、ある意味世界中のBOSEマニア&GT−Rマニアに対する冒涜なような希ガス(爆)ホントなら【GT−Rマガジン】の「愛車紹介コーナー」に応募したい気もせんではないが、ソレやったら1週間後、ゴルゴ13あたりによってワタクシの眉間に「心の眼」用の穴を開けられそうなので止めておこう(核爆)さて、思ったよりアップするのに手間取ってしまったので、今夜はさっさと寝ないと明日がつらい今日この頃であった。