アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

CARAVAN BEYOND REDEMPTION

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「発明する方法は一つしかない。それは模倣することだ。正しく考える方法は一つしかない。それは古くからの、試練を経た、何らかの思想を継承することだ」

By エミール・アラン


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 何ちゅーか、また雨季がぶり返してきたりする(^_^;)まぁ、走行会は終わった&サバゲーの予定も入っていないから、降りたきゃ好きなだけ降ればいいっちゅーのが素直な感想であるが(笑)やっぱり晴れていないと気分もスッキリしないモンである(-_-;)折角予約とって思いっきり冷やかしで(爆)色んなクルマ乗ってこようと思ったのだが、狙い済ましたかのような雨に度々キャンセルが入ってしまったりする。まぁ、ただ単に「単純に軽くてキビキビ動くMT車を振り回してみたいっ☆o(>_<)o☆」とソレだけの話だから、マジで突き詰める程のモンではないのであるが(;^_^A)


 で、軽いかどうかは大いに「?」であるが、乗ってみたい車種の一つにGRBのスペックCがある。実はワタクシ、インプのスペックCは本格的に乗った事がないので分からんのだが、小耳に挟んだ話「素のSTIインプとスペックCは別物。ただ単純に軽いだけじゃない」そうである。ベアリングターボ云々というのもそうらしいのだが、やっぱ乗ってみないと分からんっちゅー話である。どーやらもうすぐ公式に発表されるらしいのであるが、追加でフライング情報をゲットしたので載せておこう:

  • 標準で30kg軽量、スペアタイヤレスで更に−20kg、17インチ仕様(エアコンレス)で更に−20kg
  • 標準の18インチは限定900台、17インチは競技用モデルとしてラインナップに追加
  • フォグ、キーレスアクセス、プッシュスタート、ヘッドランプウォッシャーはオミットされている
  • 機械式LSD、専用サスペンション、ブレーキキャリパーは金色&STIロゴ。専用ホイール&専用RE070タイヤ(245/40R18)
  • インタークーラースプレー復活(リアハッチに搭載、容量は3.7L)
  • 限定仕様の新カラーに黄色
  • SIドライブ】はそのまんま
  • ウチのショップのオーナーが試乗コメント出している(笑)

・・・・・
・・・・
・・・
・・

             ∧       /:::::::    ....::::::::::::..    ..:::::..       \
          iヽ/  ヽ  ./:::::::: ...::::::::::::::::::::::/.::  ...:::::::::::::::..       ヽ
         /      l/::::::::::::::::::/:::::::::::::/::::::...::::::/::::::l:::::i::...     :::',
        /.  未   \:::::::::::::/::::::::::;:/::::::::::::::::/::::::/|::::::!',::::...     :::',
        │  来     .〉::::::/:::::::::,</::::::::::::::://::::/ !:::,' !::::::...  .::::ハ
        │  永    /::::::///:/ /><_´  //    !/  !:::i::::.. .:::::::::::l
        │  劫    |:::::::::::::://f===z、      ヾ---――!;イ::::::::::::::::::::|
        │  呪    |::::::::::::// .| () !ヾ      ,z===z、 .|:::::::::::::::::::::!
        │  わ    l:/:::::::〃。○ー‐-''        | () j } |::::::::::::::::::::|∧__ノヽ  ノヽ
        │  れ    |/:::::::::/ \\\\\\\\ ゝ―-○。':::::::∧::i ̄     `ー'  │ 
        │  ろ    |:::::::::∧ \\\\\\\\\\\ /:::::::/ ,'/  呪 業 ス  │
        │  |    |:::::::/::ハ    rー――--- 、 \\\ ./:::::::/ノ/.   い 績 バ  │
        │  |    |::::/:::::::::\-┴-、        `ヽ    /::::::::::::::〈     を が ル  │
        │  |    ∨:::::::::::::/    |_      }  /::::::::::::::::::i     か 回 に  │
        │  |    /:::::::`ヽ/  三ノ、 `ー--―'´,. -/:::::::::::::::::::::',   け 復 は  │
        │  !!  _l:::::/ ̄´    ̄}  `ー--‐,イ:::::::/:::::::::::::::::::::::::!   て  し 金 │
        ヽ       /::::,r'   ヽー'  \. ヽ/ /:::/::::::::::,::-―'´:ノ.    や な 輪 │
        ::::∨\__/::::/  ヽ   !___,  }∠  //:::::::::::/::::::::::::::ヽ.   る  く  際 │
        :::::::::/::::::::::/ヽ  \ l´     ノ:./\〃::::::::::rー― 、:::::::::::l    ぅ な    │
        ::::::/:::::::::::::∧、 \____>ー- 、/: :/  ./:::::::::::::::>‐<´ヽ \::::ノ     l  る    │
        :::/:::::::::::/:::::ヾー--'´.:.:.:.://: : : : l  /:::::::::/::f´ヽ ヽ ヽ !`ヾ   っ     /
        /:::::::::::/::::::::::::::::\.:.:.:.:.:.//: : : : : l ./:::::::::/:::::l  l  l  l  !.:.:.:!.  !    /
        ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\.:.//: : : : : : l/::::::/::::::::l       ノ.:.:.:.:\___/ 


・・・・そんなモンかけなくていいっちゅーの( -_-)=●#)ToT)まぁアレである、GDB時代のスペックC知ってるワタクシとしては、予想を遥かに上回った中途半端さだっちゅー話である。ワタクシも鬼ではないから【ポルシェ911・GT3】や【R35・スペックV】みたいなハードコアなモン作れとは言わん。が、仮に「スペックC」を名乗るんだったら中途半端なモンは作るなっちゅー話である:


・標準で30kg軽量、スペアタイヤレスで更に−20kg、17インチ仕様(エアコンレス)で更に−20kg

GDBスペックCは標準で−90kg、16インチの競技ベースで−120kgである。しかもGDBは標準モデルでも1.5トン切っている。更に言うとGRBオーナーでないワタクシですら、標準から30kg軽量化する方法が容易に想像付く。ワタクシの言わんとしている事が、ココまで書けばお分かりかと思う。


インタークーラーウォータースプレー復活(リアハッチに搭載、容量は3.7L)

標準GDBでさえ4.5Lもあるのであるが、タンクの位置がエンジンルームで走行会で1ヒート走っただけでスッカラカンになる→絶対的に足らない上に鼻が重くなるのである。そういう意味もあって、GDBのスペックCじゃ重量配分の移動も兼ねて、トランクに12Lのタンクが搭載されているのである。重量配分に影響を及ぼさなきゃ、容量的にも足りてない。単に整備性が悪くなってるのはどーゆー意味だっちゅー話である。


・【SIドライブ】はそのまんま

ワタクシ的な中途半端の最右翼が、他ならぬこのSIドライブだと思っている(笑)単純な話である。走りを追い求めてるであろうスペックCオーナー候補が、いちいちこの手のエコ装備が必要なのかっちゅー話である。極端な話、スペックCに乗りたがるようなオーナーなら、自分の手足でエコ運転をする方法なんか既に知ってるはずである。コレが「環境基準をクリアするため」だとか「税金を安くするため」だったら、ソレは妥協であると同時にスペックCオーナーに対する嘲笑であるとワタクシは答えよう。


 よーするに「誰に対してスペックCを売りたいのか」ってポイントに一貫性がないワケである。このGRBスペックCのコンセプトからは「走りは突き詰めたいけど、クルマも売りたい」「玄人を満足させ、且つ素人も引き込みたい」って二律背反からくるジレンマをクリア出来ておらず、結果双方において中途半端になってしまってるとワタクシは見ている。分かりやすく言うと新型レガシィの「プレミアム化したい、でも安く」ってソレと同じなのである。そのコンセプトで開発した結果、デカいだけで内装のショボいセダン&ワゴンが出来ちゃったのと同様(笑)標準GRBからの軽量化や差別化も今一つの出来で、値段も350諭吉と決してリーズナブルではないっちゅー事になってるわけである。


 ワタクシだったら500諭吉オーバーになっても、ホントのクルマ好きのために妥協ナシで徹底的に煮詰めたソレか、明確にチューニングベースと割り切って重量物含め削れるだけ削って、若者向けにアンダー250諭吉で売るかのどっちかにする。極端ではあるが、この方が一貫性がありコンセプトも明確だからである・・・とまぁ、言うだけなら幾らでも言えるのでコレ位にしておこう(笑)で、書いてみて始めて気が付いたのが、コレまで延々と長く書いてた文章が実は「GRBスペックCについて周りがどう考えているかは知らないが、ワタクシは妥協の入った中途半端なクルマは欲しくない」の一言で済む事に「orz」な今日この頃であった。