アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

A HANGOVER YOU DON’T DESERVE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「花を支える枝、枝を支える幹、幹を支える根。根は見えねんだなぁ」

By 相田みつを


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


 元ネタは外国紙なのであるが、曰く【FT−86に200諭吉前後の低価格グレードが準備されている】との事である。よーするにインプで言うトコのスペックC、ランエボで言うトコのタイプRSみたいなモンである。コレはワタクシ的には「( ´∀`)bグッジョブ!!」って感じである。こんだけ安くて走れるんだったら、モータースポーツ中心の使い方をするセカンドカーとしてある意味もってこいだからである。何はともあれ発表が待ち遠しい事には変わりない。ンでもって、もう一つ【次期GT−Rは600馬力のハイブリッド!?】ってな記事まで掲載されていたりするのであるが、コレがマジだったら資金集めに奔走する羽目になる→セカンドカー云々の話じゃなくなってしまうから大変(笑)


 さて、そろそろ本題に戻るとしよう。プレイし始めて早25時間経過、現在11章である。流石に敵が強過ぎて対応できなくなりつつあるんで、今はキャラクター育成に力を入れているのである。言い忘れたがゲームはコレ:

ファイナルファンタジーXIII - PS3

ファイナルファンタジーXIII - PS3

まずは率直な感想から。コレは面白い、久々のネ申ゲーである。よくある批判の中に「ゲーム性が乏しいムービーゲームだ」「一方通行で自由度がない」っていうのがある。まぁ、この作品に限らず和製RPG(以後JRPG)の欠点ともいえる部分である。もう既にJRPG自体がネタ切れの飽和状態だったことに加え、特に最近は「オブリビオン」とか「Fallout3」みたいにJRPGが逆立ちしても敵わないような自由度に加え、JRPGみたいに遊びやすいシステムを盛り込んだ海外RPGが台頭してきただけに、この状況に対してスクエニの開発スタッフがどう答えるのかを知りたかったワケである。


 ンでもって、スクエニ開発スタッフが出した答えは・・・何とコテコテのJRPGそのまんまだったりする(笑)海外RPGがナンボのモンじゃい!と言わんばかりにJRPGのエッセンス(ストーリー重視、ユーザーフレンドリー、遊びやすさや分かりやすさ等)をPS3のスペックをフルに駆使して前面に押し出してくるのである。で、コレがマンネリなのかと問われたら「ノー」であり、今までのRPGでムダと思われる部分やかったるい部分を可能な限り削ったり、思いっきりベタなシーンでも演出などを駆使して盛り上げたり、バランスを徹底的に煮詰めて簡単すぎず難しすぎずの塩梅が良かったりといった感じである。一見、キレイなムービーとハデな戦闘シーンばかりに目が行きがちだが、実はこーゆー目立たない部分の作り込みをワタクシは大いに評価したいのである。


 毎度クルマに例えてしまってアレなのであるが(笑)ベンツやBMWやポルシェのクルマ作りに通じるモンがあると思うのである。ベンツやBMWやポルシェなんかに乗った事のあるロンマニアの方なら分かると思うのであるが、ベンツやBMWやポルシェに代表される高級ドイツ車って、知っての通りン十年前からパッケージングは全然変わっていないのである。で、中身までも保守的なのかと言われたら、答えは無論「ノー」である。パッケージングは昔のまんまだが、中身は常に日進月歩で進化しているのである。如何にも無骨でハイテクな見た目とは裏腹に、中身はソフトウェア以外進化していない国産メーカーとは大違いである。例えばスバルとか、スバルとか、スバルとか(爆)


 で、FF13もこんな感じであり、ストーリーや世界設定は20年前からの積み重ねから来る"お約束"の塊なのであるが、その内面常に進化と革新があるトコが面白く、特に今作はその塩梅が実に(・∀・)イイ!!のである。話はちょっとだけ元に戻るが、ベンツやBMWやポルシェに始まるブランド車の何が良くてアレだけ熱心なリピーターが付くのかと問われたら、多分多くの人が「高い次元でのバランスが素晴らしいから」って言うであろう。この「高い次元のバランス感覚」って言うモンがあるのか否かが、フツーのメーカーとブランドメーカーを分けるのだとワタクシは思うのである。ソレは単に技術が優れているだけじゃな不十分で、その上に数多くの経験と様々な分野での実績があって初めて成り立つのだと思うのである。


 ゲームに限らず、ワタクシが何らかんら言って迷った時には大手メーカーのソレを手に取ってしまうのは、一言で言えば「とりあえずハズレはないだろうから」ってトコからである。上記に記した"実力、経験、実績"の3つが揃ったトコの商品だったら、万が一その内1つが欠けたとしても他の2つが補うからハズレを引きにくいワケである。コレがその内1つが飛び抜けているだけの中小メーカーだったら、ソレを外した途端大幅に崩れてしまい、ゲームで言うトコの"クソゲー"を引き当ててしまう可能性が高まるからである(笑)無論、シッカリしている中小もあるし、大手だってクソゲーを作る事もある。が、ソレでも「迷ったら大手を選べば安心」という気持ちになるのである。理不尽かも知れないが、コレがブランドってヤツなのである。


 さて、ゲームも相当進んだので改めてWikiを見てみたのであるが、どーやら11章まで進んだって事は、もうじき美味しいトコに突入するらしいのである。遠山の金さんに例えると、遊び人の金さんがボチボチ桜吹雪を出すか出さないかのシーンである(笑)しかしまぁ、発売からまだ8日しか経っていないのに、プレー時間はもう25時間。何ちゅーか、ワタクシの医師としてのキャリアが問われてるような希ガスのであるが(爆)面白くてハマっちゃったのであるからしゃーない。多分、まだ相当時間がかかると思うが、正月明けまではジックリ楽しみたい今日この頃であった。