ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「戦いにおいては、敵と味方の兵力のバランスが、勝敗の四分の一を決める。そして戦いの四分の三は戦士の勢いで決まる」
Ｂｙ ナポレオン・ボナパルト
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
＊手段ｖｓ目的
ホントに好きだからではなく、かと言って「（レースとかで）絶対に勝ちたい」みたいな目標があるワケでもない。でも目立ちたいからやる、みんなの注目を集めたいからやる。みんカラ等SNSが普及して以来、こーゆークルマ弄りってホント増えたと思うのである(￣〜￣;)ワタクシは別に悪いと言ってるワケではないが、ただこういうクルマ弄りするヤツとは楽しいクルマ談義は出来そうにないなと思ってるだけである。ワタクシは単にクルマというメカが好きで、コレがどういう風に走って曲がって止まるのかに興味があり、ソレを上手く操る方法に関心があるだけなのである。他人からチヤホヤされたいだとか、ソレで気分良くなりたいだとか、そんなモンは二次的三次的に得られりゃ良いと思ってる次第である。
ソレにこう言っちゃアレだが、こういう趣味の世界で目立とうとするヤツに、ワタクシはセンスの良いヤツを見た事が無い。大体趣味の世界で目立とうとするヤツってのは、多かれ少なかれ「学校や職場じゃダメだけど、趣味の世界だったら・・・」って思いがあるのである。でもって、なんで学校や職場じゃダメなのかと言えば、センスが無いからである。職場とか学校とか業界とかで人気者だとかリーダーだとか呼ばれてる人って、服装にしろトークにしろ何にしろ、大概皆センスが良いのである。でもってセンスの良い人はソコで自己認知要求を満たせるから、敢えて趣味の世界で悪目立ちする必要なんてないのである。だから趣味の世界でこの上なく目立とうとするヤツは、ある意味悲惨なリアルの裏返しでもあるのである(´・ω・｀)
＊丁度良いミッドシップ
さて先日の話の続きである。ポルシェ911については色んな人の話を聞いたが、一貫してる事は「911はターボに限る」の部分なのである。最初どういう事か分からなかったが、今回【ポルシェ911カレラ】に試乗して初めてその意味が理解できたのである。やっぱクルマってのは、乗らなきゃ絶対分からんモンなのである。だから実車に乗らずにクルマを良いだの悪いだの言ってるブログなんてのは、信用するに値しないとワタクシは考える次第である・・・ただし乗る意欲が失せるぐらいデザインが酷いクルマは例外である（笑）さて今回は911カレラ以外にも、コレも試乗してきた次第である：
つい最近新型が出たばかりの【ポルシェ・ケイマン】である。実言うと、ワタクシが一番気になるモデルがコレだったのである。ドラポジは至って問題ナシである。スポーツカー的ポジションもシッカリ取れており、ヘルメットかぶるための頭上クリアランスも合格である。やっぱ左ハンドルにゃ劣るけど、右ハンドルのペダル位置もほぼ違和感は無い。ただ内装が911よりも劣ってるのが気になるが、まぁ911をフラグシップにしたいポルシェの意向なのであろう(^_^;)
走りの方の感想を言うと「バランス良く纏まってる」って感じである。911はシャシーが勝ち過ぎていて、そのせいでエンジンとサスの弱さが際立つ感じがあったのだが、ケイマンは（MRだからボディーの真ん中に穴が開いてるという事もあるが）シャシーが丁度良いのである。エンジンパワーが低めだから足回りもソレに合わせてあるんだけど、シャシーが勝ち過ぎてないからバランスが良いのである。あと水平対向エンジン＆MRレイアウトだから、重心位置がメチャクチャ(・∀・)イイ！！のである。試しにスラローム気味にクルマ振り回してみたけど、足が柔らかめなのにも関わらず、クルマがあんまりロールしないのである。素直に「こりゃ良いわ(´∀｀)」って思った次第である。
試しにワインディング走ってみたけど、コレが中々面白いのである。911みたいに「ケツが振り回されて(￣o￣)おっとっと」ってのも無く、コーナーで小気味良くリアが反応してくれるのである。そう。ワタクシがケイマンに興味あったのは、元々「一度は本格的なMRを所有して乗り回したい」って願望があったからなのである。そういう意味ではケイマンも悪くないんだけど、やっぱもう少しパワーが欲しいのである(^_^;)ワタクシは前々から「”ケイマンターボ”とか”ケイマンGT3”とかあればなぁ」と考えてたが、乗って改めてその思いを強くした次第である。そうそう、荷物はあまり積めないので、サバゲー行く時は助手席が一杯になって左視野が悪化する事必至であろうと思われる（笑）
＊クルマバカの悲しい性
多分敢えて言うまでもないと思うが、ワタクシはクルマバカである（笑）ワタクシが改めてそう思うようになったのは、今回クルマを選ぶ際に巻き起こった気持ちからである。何ちゅーか、クルマを「買えるか買えないか」ではなく「買いたいか買いたくないのか」で考えるようになってたのである(^_^;)そう気付いたのは、何時の間にかコレ作ってもらってた時である：
そう、911ターボの見積もりである（笑）ダメ元で「ローンいくらまでなら組めますか？」って聞いたら「最大８４回＆上限１５００諭吉」って答えが返ってきたので、気が付いたら作ってもらってたって話である（爆）もしも「買えるか買えないか」で考えてたら見積もりなんか作らないし、そもそも試乗しようなんて考えないのである。もしもの話であるが、１４年モデルにNISMOが設定されてなかったら、今頃とんでもない事になってたであろう（核爆）
コレまた”もしも”の話であるが、もしもR35というクルマがこの世に存在しなかったら、ワタクシは間違いなくポルシェ乗りになってただろうと思うのである。GRBとCZ4Aで悩んでどっちか選んで、その内もっと上の世界が知りたくなって、そうすれば自ずとポルシェ以外の選択肢が無かっただろうからである。でも今のワタクシにゃR35があって、ポルシェと乗り比べて改めて我が愛車の恐るべきポテンシャルの高さに気付いた次第である。何でケイマンにときめかなかったのかと言えば「MRである事以外は全てR35のが上」ってのが正直な感想だからである。さて今年ももう１ヶ月で終わりなんで、今年いっぱいと決めていた次期愛車選びのタイムリミットはもう間近な今日この頃であった。
