アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

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 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「自らが助けられる前に、まず他の人を助けることを考えねばならない」

By レオポルト・フォン・ランケ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*施しって何ですか?

 今日&明日は色々と忙しいので、今回は早めの更新である。最近は講演に呼ばれていないのでアレであるが、ワタクシ一応は発達障害界隈で当事者として活動していたりするのである。こう言っちゃなんだが、この業界は「私達は生き辛さを抱える弱者なんだから、助けられて当然だ。特別扱いを受けて当然なんだ」って声が実に少なくないのである( ̄〜 ̄)まぁ気持ちは分かるが、ワタクシはソレ言っちゃお終いだと思うのである。ちゅーのも、逆差別もまた差別の一種だからである。だから「私等を差別するな、でも特別扱いをしてくれ」っちゅーのは、ダブルスタンダード以外の何でもないのである。そんな事を言いだしたら全ての人を真っ平らにしなければならなくなり、ソレこそ悪平等ってモンである。


 アフリカの諺に「施しをもたらすその手は、常に施される側の頭の上にある」って言葉があり、コレこそ正に真理だとワタクシは思うのである。そう、施しを受けるって事は、施される側に頭が上がらなくなるって事なのである。でもって施しが多ければ多いほど、益々以って頭は上がらなくなる。確かに施してもらえば生き辛さは幾分かは解消するだろうけど、解消された分だけ自由を明け渡すことになるのである。え?自由がそんなに大事なのかって?なぜ古今東西、地球上から独立戦争が絶えないのかを考えれば、自由にどんだけの価値があるのか最早言うまでもないと思うのである。こう言っちゃなんだが、ワタクシは「生き辛さを解消して、安定安心安全な生活を送る」よりもずっと先を見据えているのである。


*今夜はメタル三昧

 だから自分でできる事は可能な限り自分でやって、施しは少なければ少ないほど良いのである。ワタクシは「どうすれば当事者が出来る事をもっと出来るようになれるか」という事には協力は惜しまないが、所謂「如何に私等の生き辛さを社会に理解してもらうか」という事には余り協力したくないのである。でも残念な事にどうやら今時の主流は後者みたいで、故に前者のワタクシはハブられてるって話である(笑)まぁそういう類の怒りやフラストレーションは、激しいメタルを聴いて解消するに限るのである:

ハードワイアード...トゥ・セルフディストラクト

ハードワイアード...トゥ・セルフディストラクト

  • アーティスト:メタリカ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2016/11/18
  • メディア: CD

メタルの帝王メタリカの8年ぶりのニューアルバムである。メタル属性のないロンマニアの方からは「メタリカってどんなに有名なの?」と問われそうだけど、ソレに対するワタクシの答えは「F1におけるシューマッハや、NPBにおけるイチローみたいな存在」といったトコであろうか。軽く聴いてみた感想は「実にフリーダムなアルバム」といったトコである。何ちゅーか「今はアルバムじゃ稼げないし、ライブじゃ昔の歌がメインになるから、売上云々抜きにして俺等のやりたい事やるべ( ̄▽ ̄)」って雰囲気が伝わってくるのである(笑)


AMONGST THE CATACOMBS OF NEPHREN~KA

AMONGST THE CATACOMBS OF NEPHREN~KA

YouTubeで聴いて気に入ったので、Apple Musicで探したらシッカリあって、そのまんまダウンロードしちゃったってワケである。Apple Musicって何気にこういったマイナーでマニアックなアルバムも扱ってたりするので、使い勝手が実に良かったりするのである。残念ながらアニソン系は品揃えが今一つなのであるが、ニッポンのレーベルもCDに特典なんぞ付けるよっかは、こっちの方で頑張ってほしいモンである(笑)


Reactor

Reactor

  • アーティスト:いとうかなこ
  • 出版社/メーカー: 5pb.Records
  • 発売日: 2015/06/24
  • メディア: MP3 ダウンロード

激しいメタルばっか聴いてると音圧で脳ミソがドロドロになってしまうので、こういった清涼剤的音楽も必要なのである(笑)ゲームで気に入って歌が欲しくなって、でもApple Music探しても見当たらなくて、iTunes store探したら売ってたんで、そのままダウンロードで買ったワケである。何故か知らんが、アニソン系はダウンロード販売でも余り充実してないし、ストリーミングはソレ以上に充実してないのである( ̄〜 ̄)まぁアニソン系はライブでの稼ぎが余り見込めないから何だろうけど、やっぱ時代はストリーミングなんだって事を業界は分かってほしいのである。


*10000曲達成

 でもって今回新たに落とした各種アルバムの曲を追加して、遂にワタクシのiTunes音楽ライブラリーは10000曲まで増えてしまったのである。まぁ初めてiPodiTunesに触れた時から何時かはこうなるだろうと思ってはいたが、達成は意外と早かったモンである。多分iTunes storeまでしかなかったのならもう少し時間がかかっていたのだと思うのだけど、Apple Musicで一気に加速したって感じである。今までは「ジックリ聴いてみたいけど、コレにカネ出す価値あるかなぁ(´ヘ`;)」って買い渋ってたモンも、コレなら躊躇わずに落とせるからである。前々から言ってきたけど、今の環境って演る側にとってどうかは分からんが、聴く側にとっちゃ間違いなく最高の時代なのである。


 聴きたい音楽は山ほどあるんだけど、でも思った以上に聴けないんだなコレが(笑)ちゅーのも最初の頃に色々落としまくって分かったんだけど、落とす量が多ければ多いほど、其々をジックリ聴き込めなくなってしまってるのである(^_^;)音楽ってのは不思議なモンで、最初に聴いた時は大した事無いなって思っても、聴き返す毎に良さが分かっていったり、或いは時間を置いて聴き直したら魅力が分かったりとかが結構あるのである。でも聴く曲が多過ぎると、聴き返えす暇も無くなるし、間を置くと埋もれて気付かなくなってしまうのである。たとえタダであっても、受け入れたモンは最後まで味わい尽くす。コレがワタクシのジャスティスである。タダほど高いモンは無い。古人の言葉が重く響く今日この頃であった。