アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

A CONSPIRACY OF STARS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「いくら考えても行動できるわけではない。責任をとる用意ができた時に動き出せるのだ」

By ディートリッヒ・ボンヘッファー


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*17年モデルの売れ行き

 何故だか知らんが、17年モデルがバカ売れしてるようなのである。以前ココでも【17年モデルのニッポン国内の販売台数が最初の1ヶ月で850台】という事と【その半分が1870諭吉のNISMO】である事を伝えたが、その後も実はソレなりに伸びてたという事である(^_^;)ンで、ロンマニアの皆様が知りたがってる事の一つは、多分「じゃあグローバルではどんだけ売れてるの?」という事であろう。何せ国内専売車だった前までのGT-Rとは違い、R35はグローバルに売る事を最初から目的にしていたからである。因みに日産本社のグローバル年間販売計画台数は「2000台」である。さて、この17年モデルというシロモノが、国際市場では一体どれぐらい売れたのか、皆さまご存じであろうか?


 答えは「4000台」である。ニッポン同様、海外でもNISMOの受注が凄い事になっていて、今は月45台でフル稼働してても全然追いつかず、あっちこっちから「何とか月60台に増やせないか」と要望されてるんだそうである(~_~;)確かに凄いっちゃ凄いのであるが、ワタクシには一つ大きな疑問があるのである。ソレは「17年モデルの魅力が分からん」という事である(笑)ワタクシ的には外観とインテリアが変わった&細かい便利機能が少し増えただけにしか見えないのであるが、ソレがココまでの売り上げ増加に結び付く理由になるとは全然思えないのである(´ヘ`;)古人曰く「知れば知るほど世の中には分からない事が増えていく」とこ事であるが、ホントそう思う次第である(爆)


*走り初め2017

 サブタイの意味であるが、そのまんまの意味である。ホントなら走ろうと思えば今月頭にでも走れたのであるが、ただその時期は確実に走り初め需要でごった返す事必至なので、もう少し時間を置いたのである。数日前までは「うわっ雪じゃん、ヤベェよコレ(;´Д`)」と思っていたのであるが、運良く今日は晴れたのである。雨ならまだ走ろうと思えば走れるけど、雪だと走りたくても走行枠そのものが無くなってしまうからである。でもってワタクシのスケジュールの都合上、今日を逃したら次は3月までFSWに走りに行けないから、決行する以外の選択肢など無かったのである:

ご覧の様に少々雲がかかってるけど、コンディションは完全ドライである。しかも真冬だから、空気もキンキンに冷えてる*1ときたモンである。正に走り初めにはもってこいのコンディションである。


 でもって今回は走行会とかではなく、サーキットライセンスを用いたスポーツ走行である。クルマ属性の無いロンマニアの方にも分かり易く説明すると、全国の各サーキットには大概「特定の時間枠の中でサーキットを自由に走って良い権利」が販売されてて、そのサーキットでの講習を受ける事で得られるサーキットライセンスを所有してる者がその権利を買う事が出来るのである。そういう理由でワタクシはFSWのサーキットライセンスを所持してるのであるが、コレが実に便利なのである:

  • 枠を予約する事も出来るが、しなくても当日券が買える
  • 上記理由で行きたい時に行けるし、行きたくなくなった(体調や天候など)時もキャンセル料が一切かからない
  • イベント(各種レースや催し物)が重ならなければ、走行枠は結構多い
  • 走行規定もあまり厳しくないから、余程特殊な車両でない限りは走行可能
  • コースの安全性も高く、余程バカな事をしない限りクルマが大破する事は無い

この圧倒的な便利さがあるからこそ、ワタクシは家から遠くてもFSWに通い続けるワケである。現に今回も行く事を決断したのは2日前だし、都合が悪いから急遽やめた事だって何回もある。条件面で言えば、多分関東及びその周囲でFSWよりも便利なトコは無いだろうと思うのである。


*スポーツ走行の走り方

 ぶっちゃけた話、FSWの場合は「長袖長ズボンに手袋とヘルメットを装着して、車両はスポーツタイプでさえあればおk」である(笑)実際完全ノーマルのスーパーカーでフツーの3点ベルトだけして走ってる人、思いの外居るのである。ただ安全面に関しては無いよりあった方が断然良いので、ワタクシは規定は無いけど用意するモンは用意して走ってる次第である:

まずヘルメットにグローブ、コレは必須である。グローブはぶっちゃけ軍手でもゴム手袋でも無問題なのだが、やっぱレーシンググローブの使い勝手の良さには敵うモンは無いのである。あとワタクシは鉢周りがムダにデカい→4輪用でかぶれるモンが見つからなかったため2輪用を用いてるが、理想はやっぱ4輪用ヘルメットにHANSである。


ぶっちゃけフツーの長袖長ズボンでも走れる&ワタクシも着替えるのが面倒臭い時はそうしてたのだが、やっぱ安全性と運転のし易さにおいてレーシングスーツとレーシングシューズに敵うモンは無いのである。確かにちょっと値が張るが、その価値は確実にある事をワタクシは断言する次第である。


シートに座る上で一番重要なのが「腰をガッチリ固定する事」であり、その点で言うと備え付けの3点固定は弱いと言わざるを得ないのである。腰をガッツリ固定して、且つ安全の為に上半身を固定できる4点固定ハーネスは、ワタクシ的には最早必需品でもあるのである


4点固定を使うと備え付けの3点固定は使わない→その状態で走ると警告音がピーピー五月蠅いので、警告音をキャンセルするためのアイテムがあると便利なのである。


サーキット走行においては僅か1秒のトラブルでも大事故につながる可能性があるので、カーペット含めペダル周りから余計なモンを一切合切取り除くのが重要なのである。ちぃとばかし床が汚いが、この程度のゴミはペダルに引っかからないのでおkである(笑)


走行会だとトランスポンダー(タイム計測器)を主催者から渡されるのだが、スポーツ走行にはソレがないため、測定器は基本的に自前である。計測器は色んなメーカーから発売されてるが、ワタクシは以前から実績と定評のある【P-LAP?】を愛用してる次第である。


センサーは助手席側のドア下から出して、サイドステップ下部にガムテープで固定してるのである。


あと冷却性能は少しでも上げたい&空気抵抗は少しでも減らしたいから、ワタクシはナンバープレートは外す主義である。あと万が一自走できなくなった時、ボディーに余計な傷を付けずに救出してもらうため、牽引フックは用意しておくとベターである。


あと古い写真でアレなのだが、車載カメラの位置は相変わらずココである。


 とまぁ、ワタクシの走行前準備はざっとこんなトコである。さて走行動画の方であるが、生憎まだ編集中である。何せ今日はビックリするような事がサーキットで起こった&ソコから色々と考えさせられたので、動画よりもソコの編集が追い付いていないのである(^_^;)どんな事が起きたのかをココで語るのは簡単な話であるが、ソレを語ったら次回以降のネタが無くなるジャマイカって話である(笑)まぁヒントを出すとすると、巷でよく言われる「家に帰るまでがサバゲー」の言葉はホントだったって事である(爆)だから準備はするに越した事はないし、安全対策は少し過剰なぐらいが丁度良いのである。さてもう遅い&もう疲れたので、さっさとお暇しようと思う今日この頃であった。


*1:空気は冷たければ冷たいほど酸素含有量が高くなる→エンジンの燃焼が良くなるため