アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

IN THE PASSING LIGHT OF DAY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「全ての頑固派の思想というものは社会的実践から離れており、彼らは社会という車の前に立ち、その道案内の仕事を務めることができない」

By 毛沢東


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


ルサンチマン判官贔屓の国

 ニッポンという国は古来からルサンチマン判官贔屓に寛容である事によって社会の分断化を防ぎ、俗に言う「和の精神」というモンを保っているんじゃないかとワタクシは思うのである。その証拠に、ニッポンの新聞や雑誌には政府批判や政治家や官僚の悪口がアホ程書かれているのにも関わらず、何かあった時(災害や事件など)は皆が政府や行政をこの上なく信用する。こうなるのは、政府や行政に信頼があるからこそである。政府が信用されてない国の国民だったら、皆が各々勝手に仕切り出し始める。行政よりもマフィアが幅を利かせているロシアやイタリアが良い例である。だから【公官庁関連の人間が飯食べてると通報される云々】についても、ワタクシの見解は「毎度のルサンチマン判官贔屓乙」といったトコなのである。


 もっと分かり易い言葉で言うと、ニッポン社会が理想としてるのは「平等社会」なのではなく「公平社会」なのである。アメリカが良い例であるが、ガチの平等社会はガチな格差を生むのである。チャンスやルールが平等であれば平等である程、才能や環境や運がモノを言うようになり、結果として持つ者と持たざる者がクッキリ分かれて、結果として和が乱れてしまうのである。だからニッポン社会は持つ者に対してある程度の不公平を押し付ける&持つ者がソレをある程度受け入れる事により、社会が分断されて全体の和が乱れる事を防いでるのである。ただグローバリゼーションが進んで欧米的な平等思想がニッポン社会に浸透した今となっては、この公平思想も長続きしないのではとワタクシも思う次第である。


*憧れの組み立て式ラジコン

 話は変わって、ワタクシはガキの頃はコロコロコミック派だったのである(笑)昭和40年代後半〜50年代前半生まれで、コロコロ派となると、高い確率でラジコンとミニ四駆ファミコンの洗礼を受けている筈である。当時は「ラジコンボーイ」と「ダッシュ四駆郎」と「ファミコンロッキー」に夢中になって、ソレはソレはファミコンとかに熱中したモンである(´ー`)ファミコンは運良く買って貰えて、ミニ四駆も値段が安いから何とかなったのだが、組み立て式のラジコンだけは「高いし、お前には組み立てらんないだろうからダメ( ̄ヘ ̄)」って事で買って貰えなかったのである(´・ω・`)

特にこの【ホットショット】はワタクシがガキの頃に一番憧れてた機種であり、ガキの頃は「大人になって自分でカネ稼げるようになったら、絶対コレ買うんだッヽ(`д´)ノ」って心に誓ったモンである。


 でもって中坊になってコロコロ読まなくなってからはミニ四駆もラジコンも忘れてしまってて、高坊になったら受験云々で忙しくなって、大坊時代はビンボーだったんでカネの余裕も少なく、社会に出てからも最初の頃は色々と忙しくて、結局ラジコンはずっと買えずじまいだったのである(^_^;)でもって今、カネも時間もあるのだが、肝心の買う気が全く起こらないのである(笑)やっぱ買おうと思った時に何を一番最初に考えるかって言われれば、ソレは「何処でコレを走らすの?」の一点である。昔だったら街中にも広い原っぱとかがあったのだが、今は結構な田舎町でも開発され尽しちゃってるモンである。あと公園があったとしても、今時の公園はありとあらゆる事が禁止になってる事が多いので、やっぱラジコンは走らせらんないのである( ̄〜 ̄)


 だからラジコンを走らせようと思ったら、自ずと誰にもジャマされないような広い原っぱがある場所、例えば山の中とかまで出向かなきゃならんのである。仮にワタクシがラジコンを実際に買ったと想定しようジャマイカ

ラジコン買って組み立てたら走らせに行きたくなる

クルマにラジコン積んで山を登りに行く

山のワインディングロードが気持ち良いんで、ついつい走り込んじゃう

クルマでお山走って満足して疲れちゃう

帰路に就く

結局使わなかったラジコンをクルマから降ろす

/(^o^)\

・・・という風になる事が今から想定されるワケである(笑)結局ラジコン買う気が無くなっちゃった一番の原因は「無線で外から操縦するよりも、直接乗って操縦する方が楽しいから」に尽きるのである。やっぱ何をどう考えても、ラジコンでコース走らせるよりも、カートか実車でコース走った方が爽快感も実感も断然上なのである。


*ケチの本懐

 あともう一つの決定的な理由は「ワタクシがケチだから」という事にあるのである(笑)ケチと言っても有益な事にすらカネを出さないタイプのケチではなく、無益な事にカネを出したくないタイプのケチである。スーパーカーを買って、ソレを街乗りやサーキット走行にガンガン使ってポンコツにする。コレは贅沢だけどムダ遣いではない→ワタクシ的には許されるカネの使い方である。中古の軽自動車を買って、ソレをたった数十キロだけ乗って、あとはガレージに放っておく。贅沢ではないが、明らかなムダ遣い→ワタクシ的には許されないカネの使い方である。だからワタクシはサバゲーで使うトレポンには高いカネを注ぎ込むが、サバゲーでは(主に耐久性や命中精度などで)使いモンにならないであろう鉄砲にはビタ一文使いたくないのである。


 同様の事がラジコンやミニ四駆にも言えるのである。買って結局少しだけ走らせて終わりというのならば最初から買わない方がマシってモンであり、そのカネをガチでやってる事に注ぎ込んだ方が有意義ってモンである。無論、お遊びで始めた事からガチになるって可能性もゼロではないが、ワタクシの知る限りでも可能性は非常に低いのである。だから少しでも「ちょっと待て」って思うのだったら潔く引っ込み、躊躇いが無いのなら思い切って逝くべし。コレがワタクシのジャスティスである。やっぱソレが仕事だとか義務だとかでもない限り、何かをムリヤリ好きになる事なんて出来ないのである。さて明日も休みなので、急ぐ事無くまったりと締めようと思う今日この頃であった。