脳髄にアイスピック このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-02-10

[]ぼくらは触手に夢を視る

現実で女に拒絶されているから妄想の中でさえ和姦など想像できない

 あまりにも乱暴な増田の言い分に、僕は到底頷けそうにないけど、この中のある一文にだけは深く同意してしまう。

現実で女に拒絶されているから妄想の中でさえ和姦など想像できないからだよ!

 学生の頃の話だ。酒の席で最強のエロとは一体どういったものかという話題になった。

 ある者は、「スクール水着は欠かせない。だが小中学生のスクール水着姿で喜んでいる奴は素人だ。むしろ中学時代に着ていたのを無理矢理身に着けた結果、水着の生地がはちきれんばかりに引き伸ばされ、胸元や尻から肉があふれそうになっている三十路女が一番そそる」と語り、ある者は「やはり男たるもの一対一で満足しているようでは、器が知れる。男だったら花びら大回転だ。それもただの花びら大回転ではない、黄金の花びら大回転だ」と本人以外には全く理解のできない主張をした。今だったら黄金の回転とは『スティール・ボール・ラン』とは一切関係なく、むしろ黄金水の方が関わっていた可能性に思い至れたのだが、当時ウブのネンネだった私にはそのような発想には思い至らなかった。

 そうした互いの性的嗜好が飛び交う流れの中で、当時僕の二つ上の先輩だった水原さんの番になった。水原さんは大分ペースを上げて飲んでいたため、顔は既に亀頭のようなピンク色に染まっていた。彼は俯き気味に呟いた。

「俺はねえ。触手じゃないと駄目なんだ」

 珍しい事に我々は彼の意見に満場一致で同意した。

 成程、触手は良いものだ。良いものは決してなくならない。

 だが、我々が同意している様子を見て、水原さんは首を横に振った。

「お前らは触手もイケるってだけだろ。違うんだ。俺は触手じゃないと駄目なんだよ」

 その後の彼の主張はこのようなものだった。

 自分なんかが誰かと恋愛をできるとは全く思えないし、和姦とか強姦に関係なく、もっと根本的なところで自分のペニスが女性器に入る姿を想像できない。AVを見てもどう気持ち良くなってるのかわからないし、あまり興奮できない。ただ、どうしたって性欲というものはあるし、それはどうにか処理しなければならない。

「色々試したんだけどさあ、その中で触手が一番合ってたんだよ。触手になった自分が、女の子にまとわりついて、身体の中に入り込むってのがさ、本物のセックスよりも俺には遥かにリアルに思えるんだよ。逆にそれ以外はどうしたって嘘っぽくて無理なんだよ」

 誰も何も言えなかった。後輩の僕はもちろん、彼と同期の先輩達でさえ、この話題にどのように触れるべきか戸惑っていた。すると、水原さんは突然ケラケラと笑い出した。

「こんなネタでさ、お前らそんなマジな顔するなよ。俺はそこまで変態じゃねえっての」

 その発言で場の空気は一気に弛緩し、僕も「けど、触手はやっぱりエロいですよ。だって尿道とかにも入り込めるんですよ」なんて軽口を叩いた。

 だが、僕は当時から今に至るまで、あの時の水原さんの発言がネタだとは思っていない。

 水原さんが喋っていた時の語り口調や身振りや目の動き、全てが真実がかっていた。

 それに僕にだってそういう側面はある。

 人は妄想の中だったら何だって出来ると思いがちだ。三千世界を駆け巡り、悪の手から地球を救うことだってできる。だが、その妄想の源は自身の脳髄でしかない。だから妄想にだって当然限界はある。そして大抵の場合、それは想像力の不足から来るものではない。問題はむしろ、自身の想像を阻害する過去の体験だ。

 例えば、高校時代全くモテなかった人物が「モテモテの高校生活を送る」自分の姿を想像しようとする。すると「モテモテの高校生活を送るという妄想」に対して、脳は過去の記憶から「罰ゲームで話しかけられる対象でしかなかった現実」を探し出し突きつけてくる。その瞬間「モテモテの高校生活を送る」妄想は砕け落ち、その妄想からは何のリアリティも感じられなくなるのだ。これが妄想の限界である。僕らの妄想は脳髄の檻から抜け出すことは出来ない。

 最初に紹介した増田のように女性から拒絶され続ければ、楽しく女性と交流する自分の姿などを妄想し、その世界に浸るというのはかなり難しいであろう。どんなに巧妙な設定を作り上げようとも、脳裏にチラつく現実の姿が、女性と和姦を執り行う彼の妄想をかき消していく。

 僕はそんな彼が妄想の中で女性を凌辱することに関して何も言えない。

 

 水原さんとは、彼の卒業後一度も会っていない。聞いた話によると、水原さんはつい昨年結婚したらしい。あの時の飲み会の面子で一番最初に結婚したのが彼であった。

 どういう経緯で結婚したかも知らないし、相手がどのような人かもわからないが、もし、もう一度話す機会があるなら、まだ触手になってセックスする自分の姿にリアリティを感じられるかどうかは聞いてみたいと思う。

2008-07-01

[]彼女なんかいらないし、あの葡萄は酸っぱい

 モテるための努力 - sakamuke07のメモ

 今から20年前の話をする。

 若い人には20年前がどんな時代かわからないと思うのでちょっと説明すると、昭和最後の年で、バブルの絶頂期で、池田勇人が「貧乏人は麦を食え」と言って話題になり、当時の一億は現在の十億円ほどの価値があり、東大生は皆安田講堂に篭ってマイムマイムを踊っていた。何で、彼らがマイムマイムを踊っていたかというと、当時はニンテンドーDSはもちろんゲームボーイネオジオポケットもなかったため、安田講堂ではマイムマイムを踊ることぐらいしかすることがなかったからだ。何の為に安田講堂に篭ってたかは今となっては誰も知らない。

 で、当然エロいビデオもほとんど無かった。当時はビデオどころかソウルオリンピックの影響でカラーテレビが漸く普及し始めた段階なので、おまんまんが見たかったら、彼女を作ってセックスをするか、土手の下に住んでいる薄汚い老婆に千円札を二枚渡して、老婆がたくし上げたボロから覗く、真っ白な陰毛に覆われた異臭を放つ性器を一分間眺めさせてもらうしかなかった。

 だから、当時の若者にとって彼女を持つということは恵まれた人生を送る為の必須条件と言えた。何せ、自分が初めて見る女性器が同世代の薄い恥毛に隠された薄桃色をしたプリプリしたプッシーと、女乞食の白髪まみれのドス黒いからす貝では大違いである。

 そこで、当時の若者は何としてでも彼女を作る為、テクノカット人民服という最先端のファッションに身を包み、ディスコに行ってゴーゴーを踊ったりしてるタケノコ族を掴まえて、そのまま隅田川沿いの四畳半のアパートに連れ込み、女を脱がせ股を開かせ、「観音様じゃ、ありがたやありがたや」と拝んだりした。

 昭和とはそんな時代である。

 時代は移り変わって現在、平成、21世紀。

 我々が今こうして利用しているインターネットを使って、ちょっと検索エンジンに「おまんこ 無修正」と入力すれば、いくらでも女性器を眺める事ができる。これを利用すれば堀北真希のも見れるんじゃないかと思って、「堀北真希 おまんこ 無修正」で検索をかけたところ、色々なところをクリックさせられた上に、最終的には1秒間に30個もブラウザが開くページに連れてかれて、大変な目にあった。

 私が何が言いたいかというと、昭和と違って、現在の我々はいつでもおまんこを観ることが出来るのである。 

 我々が彼女を作る必要性は、昭和に較べて極めて乏しい。

 恋愛で最終的に行き着く先はセックスである。それを否定できる人はあまり多く無いだろう。そりゃ、精神的な充足や社会的な立場という側面もあると思うが、そんなものドラッグロックンロールで充分代替可能である。

 だが……セックスだけはガンジャでも、内田裕也でも代替不可能であった。

 ところが、この21世紀という時代は、半径3クリック内に女性器が存在する時代である。セックスは無理でも、性欲をそれ相応に満足させる事はたやすい。

 結果として、恋愛の性的欲望の充足という側面は過去に較べて相対的に低くなった。その代わりとして、恋愛が持つ社会的な意味合いが大きくなり、非モテや愛され系などといった価値観が蔓延した。

 だが、そんな価値観など、その気になればいくらでも黙殺可能である。

 もちろん、何をしなくても恋人ができるならば、それに越した事は無いだろう。だが、自身の精神的充足と折合がつけば、別にいなくても充分生活可能であり、無理して作らなければいけないと考える必要はないし、他にやることがあるならば、わざわざ努力して、彼女を作らなければならないなんてことはないのだ。我々はそういった時代に生きてるのだと思う、多分。

 あとは、これで堀北真希のおまんこを観る事ができれば何も言う事は無いのだが……。



 



 ……というのが、昭和を体験したと言い張る知人の話で、僕の意見は一切紛れてはいません。

 当たり前じゃないですか。僕は彼女が欲しいし、その為に凄く努力をしてます。君らみたいにろくな努力もせずに、彼女がいない事の怨嗟を垂れ流している非モテと一緒にしないでください。今日も今日とて、きちんと女心を学ぶ為に、『少女マテリアル』を買って来て、熱心に熟読しました。これでいつクラスメートが家に来て、メイドさんになってもノープロブレムです。

 鳴子ハナハルは最高ですね!

2008-05-24

[]エロゲーのロリキャラってそれなりに規制されてるよ

エロゲって必要なのか? - 解決不能

「基本煽り気味だけど、コメント欄まで見て、結論を抜き出すと幼女に少女は規制すべきでは? って意見。どうよ?」

「否、断じて否! 幼女は既に規制されてます」

「されてんの? いるじゃん。どう考えても、小学生っぽいのが。この前やった『娘姉妹』の妹の方とか、どう見ても小学生だったけど」

「お前は何もわかっていない。あのゲームの行為は全部和姦です。変態親父(実父)が性の知識に乏しい娘に色々いやらしい真似をして、外堀を埋めていってから、最終的には合意の上に挿入するので、和姦です。和姦なので何一つ問題ありません」

「人間性が破壊し尽くされた意見をありがとう。で、何が規制されてるんだよ」

「無論、幼女を強姦する権利です」

「ねえから。どこの世界にもそんな権利は一切認められてねえから」

「けど、大人の女性キャラがレイプされるエロゲって結構あるだろ」

「あるわねえ」

「なのに、幼女キャラがレイプされるシチュエーションは最近少ないんだ」

「そうなんだ」

「おかしいだろ! どうして大人の女はレイプしても良いのに、幼女はレイプしちゃ駄目なんだよ!」

「元から十分あれだけど、その発言だけ抜き出すと真性のキチガイだな」

「最近のゲームは全部そうなんだ。一見幼女キャラが出てきても、あいつらはすぐ懐くんだ。恋する妹はせつなくてお兄ちゃんを思うとすぐHしちゃうんだ。ふざけんな! そんなのただの潜在的なビッチじゃねえか! 俺はもっと幼女が泣き叫んで嫌がってるのを有無を言わさず問答無用で犯すゲームがやりたいんだ! 『学園ソドム』とか『悪夢』みたいな酷いやつがやりたいんだ! 考えてみろ、大の大人が、何も知らない少女を上手く口説き落として、セックスに持っていくなんていう展開は逆にむしろ醜悪だっつーの! しかもあいつらすぐ感じ始めるの。何回かエロシーン繰り返すと、すぐセックスの虜になるの! 馬鹿じゃないの!? そんなことあるわけないじゃん。そりゃレイプ・ファンタジーとかって宇野に馬鹿にされるよ!」

「多分、今、お前が最高に馬鹿にされてるよ。そもそも幼女が規制されてるってソースあんの?」

「無い! 全部俺の脳内! 印象論! じゃあ、俺が間違ってるって言うなら、最近出たゲームで幼女が情け容赦なくレイプされてるゲームを教えろよ! やって確かめるよ! そして本当だったら礼を言うよ!」

「ツンデレだね」

「流行だからね」

「でさぁ、仮にその規制が事実だとして、それってどういう意味があんの?」

「色々あるだろうけど、多分、言い逃れのため」

「言い逃れ?」

「たとえばさ、エロゲーする奴が、あのアホ議員が例に挙げたような、幼女に対して誘拐とか暴行とかの犯罪を犯すじゃない。もちろん、それらの事件の原因が全てエロゲーにあるかというとそんなことはないでしょ。元から犯罪の素養がある奴がエロゲーをやるってのはありえないことじゃない」

「そういうのって漫画やゲームにも応用できるねえ」

「そうそう。で、そういう場合にさ、幼女をレイプするゲームだとさ、『こんなゲームをやってるからだ! ゲームの悪影響だ!』って叩かれる可能性があるし、そういうことがなくても、今回みたいにそういうゲームは悪影響云々って言われる可能性があるわけじゃない」

「はいはい」

「ところが和姦モノだったら、何かあったり言われても『いいえ、うちのゲームは少女、正確には少女に見える18歳以上の女性との清く正しい交際をメインとしたゲームですので、事件とは全く関係ありません』って言えるわけよ」

「ま、それっぽいけど、ソースは?」

「無い! 全部俺の妄想! 印象論! じゃあ、俺が間違ってるって言うなら、どうしてLOで、冴樹高雄やあわじひめじや町田ひらくが後の方に申し訳ない感じで載っかってるのか説明しろよー」

「単純に、人気がないからじゃないの?」

「そんなこと無い! 俺は大好きだよ!」

「町田ひらくは、ごめん、俺ちょっと無理」

「町田ひらくはねぇ、男キャラの顔とセリフを全部ベタで塗りつぶすといけるよ」

「マジデ?」

「マジデ! あと輪ゴムを十分間噛み続けてから水を飲むと水がめちゃくちゃ甘くなるんだぜ!」

「マジデ!?」

「マジデ!!」

「くっちゃくっちゃ」

「くっちゃくっちゃ」

「くっちゃくっちゃ」

「くっちゃくっちゃ」

(10分後)

「ごっきゅごっきゅ」

「ごっきゅごっきゅ」

「ほんとだー、あまーい」

「だろ。マジ水うめーよ」

「ごっきゅごっきゅ」

「ごっきゅごっきゅ」

「ごっきゅごっきゅ」

「ごっきゅごっきゅ」

「で、話を元に戻すけど、単純にお前の好きな幼女レイプ物は人気が無いから、エロゲに見当たらなかったり、掲載順が後だったりするだけなんじゃないの?」

「そんなこと無いよ。基本ポルノにおいて、レイプってのは、AVでも官能小説でもエロ漫画でも東スポでも、多く目にすることから、一定の需要があるわけじゃん」

「お前が意図的にそういうところにしか目をやってない可能性があるけど、否定はしない」

「そして幼女が嫌いなオタクなんていないだろ」

「最早、偏見とかいうレベルじゃないけどスルーする」

「それなのに、その二つを重ねあったジャンルは最近見当たらないんだよ! カツは美味いだろ。で、カレーも美味いだろ。なのにカツカレーが不味いってのはありえないんだよ! 絶対カツカレーの需要はあるはずなんだよ!」

「幼女が可哀想で罪悪感が湧くとかそういうのではないの?」

「違うよ、全然違う。お前は本当に何もわかっちゃいねえよ。あいつらは現実の人間じゃないんだよ。エロいことされるために存在するんだよ。エロいことされるのが奴らのアイデンティティなんだよ! 奴らにエロいことをしないってのは、殴られるのが可哀想だからっていう理由でボクサーをリングに上げないようなものなんだよ! むしろもっと過激にエロいことされるのが彼女たちの為なんだよ!」 

「もう、飽きてきたし、疲れたんで、そろそろ結論をお願いします」

「もし、二次元で幼女が規制されてしまったら、辛いので死にます」

「死んじゃえよ」

バンッ

「ドゥギャーッ」

おしまい

2008-05-14

[]文学に関する議論

 果たして、『Fate』は日本最高の文学か否かをごく身内で、討論した結果、『Fate』という、神が我々に与えてくださった至高にして究極の作品を、たかが「文学」如きにカテゴライズするのは誤りだという結論に達した為、先の日記における「日本文学最高の作品とされている『Fate/stay night』」という文章は取り下げさせていただきます。関係者各位にご迷惑をおかけしたことを深くお詫びします。

 尚、Fateが日本最高でなくなった為、現在日本最高の文学は、何であるかを討論した結果、満場一致で、雑破業先生の『ゆんゆん☆パラダイス』こそが日本最高の文学だという結論に達した事も重ねてお伝え致します。

2008-02-17 erじゃなくてistが正しい。

[][]沖縄とデトロイト・メタル・シティ

 知人が、沖縄の事件の影響でDMCの話がちょっとしづらくなったねって言ってた。この前まで皆あんなに楽しそうに「クラウザーさんの一秒間に11回レイプ発言だー」とか言ってたのに、今じゃ、軽々しくレイプなんて言おうものなら、即セカンドレイパーとして断罪されるし、ちょっと小粋な感じに、「自分は少女が強姦される内容のエロ漫画でしか一物が大きくならないであります」なんて言おうものなら、即白眼視、即炎上、即縛り首だよ、酷いよ。どこの南部だよ。って嘆いてた。あと、セカンドレイパーって音の響きが、秘密兵器みたいな感じがして、何かかっこよくねえ? とも言ってた。

 私は、半分ぐらい被害妄想だと感じ、そもそもその発言は別に小粋じゃないし、今に限らず、いつのご時世に言っても白眼視だと思ったけど、めんどいので黙った。ちょっとかっこいいかもとは思った。