2011-07-01
■【豐滿與骨感】中国ロースクール卒業パーティ祝辞
ひさしぶりに字幕付き動画を投稿
中国の名門ロースクールである政法大学法学院の何兵・副院長による卒業パーティーでのスピーチ。
砕けた感じなので、芝居がかった言い回しやネットスラング(?)でフォントを変えてみた。
中国国内では「アブナイ」発言が混じっているようで、そのたびに会場が大きく揺れている。
訳は字幕は迷路人さん( http://blog.goo.ne.jp/dongyingwenren/e/8663034f096d0892b95bc19f5a74101b )とChinanewsさん(http://kinbricksnow.com/archives/51720119.html?1308758343)を参考にし、若干省いた部分有り。
中国の歴史上で最も有名な清廉潔白な官吏の代表で、歴史上の名前としては「包拯」だけどテレビドラマや文芸作品の中では敬意を込めて「包公」と呼ばれるらしい。
イ尓做不成包公可以,但イ尓不能陷害忠良,这是一个最基本的底线的遵守
包公(中国古代の名裁判官)になれなくてもいい。ただし善良な市民を傷つけてはなりません。これは最も基本的な、絶対に譲れない最低ラインなのです。(Chinanewsさん訳)
諸君は、エラい裁判官殿にならなくたって構わない。
だが、善良な市民を傷つけてだけはくれるな。
これだけは基本的な、絶対に守らねばならんルールであると心に留めてほしい。 (迷路人さん訳)
映像を見ると、かなりざっくばらんな言い方をしているけれど、漢文読み下し風にすると別の雰囲気がでそうな気がする。
イ尓(なんじ) 包公(ほうこう)に做(な)す 成(な)らずとも
イ尓(なんじ) 忠良(ちゅうりょう)を 陷害(かんがい)すること 能(あたわ)ず
是(こ)れ 最(もっと)も遵守(じゅんしゅ)べき 基本(きほん)の底辺(ていへん)なり
*「イ尓」はニーハオの「ニー」、ウォーアイニーの「ニー」の字だけど、文字化けするんで代用
ちなみに中国共産党創設の歴史を描く大スペクタクルヒューマンドキュメント(?)映画「建党偉業」予告編
2011-03-12
■地震関係
東北の日本海側在住なわけだが、とりあえずのメモ
自宅でいるとき地震発生
ガスと上下水道は大丈夫そう。
ラジオと携帯のワンセグで情報収集
石油ファンヒーターが使えないので、石油ストーブを準備。
近所の民生委員が訪問
懐中電灯、ロウソクとかラジオ用電池を準備。
近所を歩き回って様子を見る。
被害はなさそう。 TVアンテナが倒れていた家を1軒見つけた程度。
主要幹線道路の信号機は機能していたが、それ以外の信号機は消えていた。
コンビニ他主要商店は臨時休業の張り紙がしてあって、電気は消えたまま。
ラジオは主にNHK。 時々民放。
ワンセグは電池残量を気にしながら定時ニュース目当てに視聴。
一晩停電が続くだろうと覚悟する。
むかし買ったインテリア小物の石油ランプを探し出す。
まさか実用品として使うとは思わなかった。 ロウソクよりも暗いけど。
NHK仙台のラジオで「大きく揺れています」放送の数十秒後に軽く揺れたりする。
夜7時に夕食。 カップ麺と昨日の作りおきを食べる。
すぐ起きられるように普段着のまま夜10時就寝。
ロウソクを消すと真っ暗で静か。 雪あかりだけ
朝5時ちょっと前余震で目覚める。 ラジオをつけて状況確認。
5時半ころから空が白み始める。 カラスの鳴き声がちょっと嬉しい。
9時ちょっと前停電から回復。
あれこれ電気製品の動作確認中。
インターネットには繋がってたりする。
追記
携帯電話は11時ころ音声通話が回復していた。
ネットにはつながらないまま。
CATVは昼頃回復してた模様
固定電話はケーブルプラス電話なのだが、昼にはつながらず。
15時ころ親戚がくる。 市街地中心部のマンションでは、未だ停電中とのこと。
携帯の充電器持ってくればよかったと悔やんでいた。
信号機も消えたままだったが、我が家に近づくにつれと信号機が回復していることに驚いた模様。
我が家近辺のみが、妙にライフライン回復が早いらしい。
ツイッターで情報収集。 道一本隔てるだけで停電の状況が全く違う。
NTT固定電話は朝から繋がっていたらしい。
余ってる石油ストーブ・灯油を停電の家に車で届ける。
17時時ころ、だいたい近所で電気が通じる。
19時ころ携帯がネットにつながることを確認する。
2011-02-09
■[映画]泣かせる映画『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』
レンタルDVDで1年くらい前に見たけど、いまいちこの映画について書く気持ちになれずにいた。
この際だから、ちょっと雑然にメモ。
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製作発表のころから気になっていた映画だけど,結局映画館で見ることはなかった。
近所でやってないし、なによりも長いし・・・
DVDレンタル開始されて、しばらく経ってからようやっと見た。 いちおう見る前に、人物関係その他を復習しておいてたな。
かなり嫌な気分が残る映画だった。
サウンドトラック
まず映画のサントラにかなりの違和感が。
泣けとばかりに響く哀愁を帯びたギターの音色を選んだセンスに、かなり驚いた。
エンドロールに流れる「Pictures of Adolf Again」
監督インタビューより
若松 ジム・オルークが俺の映画の大ファンだって言うんですよね。もう、全部見てるって。それで「絶対にやらせてくれ!」と言ってくれたんで。実は別の某女性シンガーソングライターでという話もあったんだけど、「ジム・オルークでいく!」って断った。だって、最初に「俺と付き合うなら日本語話せるようになって来い!」って言ったら、一年後にホントに覚えてきたんだもの。断れないでしょ(笑)。でも、途中ウンザリしたと思いますよ。十何回もダメ出ししたから。やっぱりね、ジム・オルークの音楽なんだよね。作って来るのが。「違う、違う」って。俺はね、「ジム・オルークの音楽そのものが聴きたいならライブに行って」って思う。俺の映画の、『実録・連合赤軍』に合う曲が欲しかったから。いやあ、頑張ってくれましたよ、彼も。
今回改めてネットで映画の感想をあれこれ読んでみると、けっこう「泣いた」と書く人がいる。
ニコニコ生放送でのインタビュー抜粋
かつての(現役?)活動家たちに映画を見せたらみんな泣いていたと、満足気に語っている。
これは泣かせる映画だったんだと、ようやっと気がついた。
こういう泣ける音楽は狙い通りなんだろう。
エンドロール
エンドロールが流れたときも驚いたな。
赤軍派と革命左派と分けてある。 こだわりが,未だに有るんだな。
| 赤軍派 | 革命左派 |
|---|---|
| 遠山美枝子:坂井真紀 | 坂口 弘:ARATA |
| 森恒夫:地曵豪 | 永田洋子:並木愛枝 |
| 坂東國男:大西信満 | 吉野雅邦:菟田高城 |
| 植垣康博:中泉英雄 | 伊藤和子:一ノ瀬めぐみ |
| : | : |
| 加藤能敬:高野八誠 | |
| 加藤倫教:小木戸利光 | |
| 加藤元久:タモト清嵐 |
このキャストの順番はどういう基準なんだろうかなぁ。
坂井真紀とARATAは、それなりに売れているから先頭なのかな?
坂井真紀は山岳ベースパートの主役で、ARATAはあさま山荘パートの主役という扱いだからかな。
永田洋子役の並木愛枝だって強烈な印象をのこしているのだから、映画への貢献度からも革命左派トップでいいんじゃないかと、ちょっと思った。 実際2008年、『実録 連合赤軍』で第2回アジア太平洋映画賞(APSA)の最優秀女優賞(ベスト5)にノミネートされているし。
予告編で「テーマ」を語っちゃってるタモト清嵐がラスト。 最年少の役柄だからなのか?
いろいろと謎な順列だ。
予告編
参考文献
わざわざ参考文献なんて、と思ったら
スタインホフの名を見つけて「結局それか」「それしかないものなぁ」 と、なんか拍子抜けした。
今回改めて再確認してみて気づいたのだけど、永田洋子の「16の墓標」はスルー。
本当に永田洋子が憎いんだろうな。
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実録
歴史上の実名を用いた歌舞伎に「実録先代萩」ってのがあるけど、それと同じ意味での「実録」だな。
やくざ・極道映画の「実録」とも同じ。
光の雨が「劇中劇」という手法だったから、こんどこそは「実録」という意味もあるのだろうけど。
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連合赤軍について,あれこれ書いたモノ
*1:どの本にも載っていないラストの少年の言葉は坂東國男から直接聞いたもので「事実を映画的に表現したもの」だと語っている。
2011-02-08
■永田洋子訃報 雑感
ネット上の連合赤軍
2008年くらいから『レッド』連載とか映画「浅間山荘への道程 実録連合赤軍」で、それなりに一般化したような気がする。
別のblogで連合赤軍のことを書いたのが2007年の暮のこと。
http://londonbridge.blog.shinobi.jp/Category/6/
当時のwikipediaの連合赤軍関連項目は貧弱だったんだけど、今回改めて巡回してみたら相当に充実していてて驚いた。
まぁ,項目によってはイニシャルだらけだったりするのだけれど。
イブニング連載中『レッド』(山本直樹著)の情報発信用公式アカウントってのも有ったりするだな。
http://twitter.com/#!/tokyowar1971
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レッド(2) (イブニングKCDX)レッド(3) (イブニングKCDX)レッド(4) (イブニングKCDX)レッド(5) (イブニングKCDX)
5巻が今月中に発売予定か・・
「やる夫はあさま山荘を攻略するようです」シリーズも有ったな。
2008年暮れから2009年1月に2chで連載(?)
映画のダイジェスト版という感じかな
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山岳ベース編もある
登場人物
その他ローゼンメイデンキャラが総出演
これだけを「読んで」知ったかをかます厨房が増えちゃった気もするが。
でっていう&水銀燈の最凶コンビの破壊力が妙にマッチしてて、読み物としては面白い。
/ニYニヽ
(ヽ /( ゚ )( ゚ )ヽ /)
(((i ) /::::⌒`´⌒::::\ ( i))) でっていうwwwwwwwwwwwwwww
/??_| ,-)___(-,|_ゝ \
( ___、 |-┬-| ,__ )
| `ー'´ /´
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事件を題材にした映画や小説をいくつか見てるけれど、「森恒夫」の造形でなかなかしっくりくるのがないように感じていた。 最高幹部で最重要人物のくせに、いまいちキャラが立っていなかったり,逆に妙に脚色されすぎだったりとか。*1
これは納得の配役だな。
登場人物を80年代アイドルの名前を借りて書かれた小説「漂流記1972」では,配役はどうなっているんだろうかな?
マッチ・セイコ・アキナ たちが登場するらしいが。
漂流記1972 (1984年) (河出書き下ろし長編小説叢書)
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事件当時の「ブス説」
日本共産党の事件当時の分析らしい。
『毛沢東盲従の末路―「連合赤軍」事件の根源をつく』 日本共産党中央委員会出版局発行(1972/05/01)]
いろいろと興味深いけど、その中の一節
各駅頭に人相書がまわり「チビで色黒、出っ歯でギョロ目」と特徴の多い永田をつれた森が十日間も東京方面のアジトにいたのを逮捕できないほど日本の警察はのんびりしていたのでしょうか。
当時のニュース映像をひさしぶりに見たかも。
現場検証に連れていかれる場面と、初公判のときの映像かな?
40年という時間
「享年65歳」について「意外に若くてビックリ」というのと「管直人と同世代の団塊だろ」という二つの反応が有って、ちょっと面白かったな。
事件から40年。
前の世界大戦終結の40年後といえば、1985年。 自分がその頃に終戦のことをどう考えていたかといえば・・・
まぁ、そうなるのもしょうがないだろうな。
*1:映画では女性陣が目立ちすぎ。 小説「光の雨」だと、妙に形而上学的すぎるというか
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2011-02-07
■永田洋子訃報報道比較
昨日の朝方のネット巡回中に訃報を知る。
2008年に危篤状態と報じられているから、各社ともすでに訃報記事を準備しているのだろうと思ってたが、そうでもなかったみたい。
読売・産経・共同・時事あたりは、あっさりとした感じ。 予定原稿そのままなんだろう。
毎日新聞
毎日新聞だけが妙に扇情的な記事になっている。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110206k0000m040114000c.html
http://megalodon.jp/2011-0206-1323-50/mainichi.jp/select/jiken/news/20110206k0000m040114000c.html
彼女を「極悪人」に描写しようと懸命だ。
1審・2審の判決をそのまま引き写しているようにも見える。
更に山岳ベースでの殺害は、被告人永田が森と「我々」となって加えた暴行によるものであるのに、被告人永田はその責任の多くを森に帰せしめようとするなど、自らの刑責を自覚しているとはいえず、また自分の病気の苦しさから被害者らの苦しさを思うとか、生きて連赤問題を考えてゆくことが最低限の責務であるとか、病気の手当てを受けて人間同士のふれ合いを感じ若い人の生を奪ったことの意味を感じるとか述べているところも、被害者らに苦しみを与え命を奪った者の言葉としては訴えるものが少ない。
1979年の石丸俊彦裁判長による判決文では、大量虐殺は「絶対的な権威と権力と地位を確保した森と永田が、その権威と権力と地位を維持確保せんとする権勢欲から、部下に対する不信感、猜疑心、嫉妬心、敵愾心により」行われたとされた。1982年の中野武男裁判長による判決文ではこれに加え、更に永田について「女性特有の執拗さ、底意地の悪さ、冷酷な加虐趣味が加わった」、とした。
記事抜粋
裁判では「自分一人の責任ではない」と、元被告(獄中自殺)に責任をかぶせたが、82年には獄中で「十六の墓標」を出版し、革命家としての自身の半生を詳細につづった。獄中からの作品発表は多く、モデルにした映画も公開された。
この記事とWikipediaの記述とを比較すると、多くの人はかなりの落差に驚くと思うぞ。
Wikipedia:山岳ベース事件 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%B2%B3%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9%E4%BA%8B%E4%BB%B6
「責任をかぶせたが」に関しても、彼女や連合赤軍だけに責任をかぶせるような動きも有ったのだから、ちょっと一方的すぎる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E7%94%B0%E6%B4%8B%E5%AD%90
「獄中からの作品発表は多く」ってのも変。
もう一人の幹部・坂口弘だったら、獄中で短歌を作り出版もされているから「作品」でもいいのだろうが、彼女の場合は「書簡集」「往復書簡」という形で出版されている。
朝日新聞は「著作」と表記してる。
日経新聞記事は対照的な記事を書いている模様。
ネットでは会員限定で,冒頭しか読めないけど。
朝日新聞
http://www.asahi.com/obituaries/update/0206/TKY201102050373.html
http://megalodon.jp/2011-0206-0202-29/www.asahi.com/obituaries/update/0206/TKY201102050373.html
永田死刑囚は東京都出身。連合赤軍の実質的なリーダーの1人だった。内部抗争の末、71年8月に仲間2人を殺害した「印旛沼殺人事件」、71年12月から72年2月にかけて「総括」や「処刑」と称して群馬県の榛名山などで12人を死なせた「山岳ベース事件」などにかかわり、72年2月に逮捕された。同月下旬に警察官ら3人が殺害された「あさま山荘事件」には関与していない。
「実質的」ってのが変。 名目的にも「副委員長」でNo.2だし。
「内部抗争の末、71年8月に仲間2人を殺害した「印旛沼殺人事件」」も変。
「内部抗争」っていうと,違うイメージになってしまう。 なんか路線対立で内ゲバしてたみたい。
実際は脱走したメンバーを「処刑」だろう。
新人さんが書いたのか? チェック体制が甘いような気がするぞ
以外にも、というか産経新聞がそれなりにバランスをとった書き方をしていたりする。
2008年に「さらば革命的世代」を連載したからかなぁ。
結果的に毎日新聞の扇情的記事と朝日新聞の初歩的ミスが目立ってしまっている。
追記
「印旛沼殺人事件」当時の名目上のリーダーは獄中だったから「実質的なリーダー」って書いたのかな?
しかし、そのときはまだ「連合赤軍」じゃないわけで、やはり変だ。






