倫敦橋の番外地 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-12-27

[]なんでもかんでも「テロ」と名付ける軽さ

ちきりん氏のエントリーに、かなり違和感。

今回の国籍法反対騒動を「ネット言論テロ」と表現している。

秋葉原無差別殺人も元厚生官僚襲撃事件も、「テロ」として論じる人が居たけれど、それ以上に不可解な考察だ。

イスラエルで頻発する自爆テロ911も今回のインドテロポルポト派の兵士達も文化大革命紅衛兵達、全部をひとくくりにして「不十分な教育と貧困がテロの原因」と、すごく単純な構図を描いている。

テロの経済学

テロの経済学

この本が出た後にも、そういった構図を描くのは、ちょっといかがなものか。


そもそも比較する対象が違う

テロについての超古典的な構図についての話はともかくとしても、それが何故今回の国籍法改正騒動と直接に繋がるのだろうか?


チェーンメール(もしくは、チェーンブログ)、メール、fax大量送付を「テロ」と呼ぶのには賛成しがたい部分がある。 少なくとも「自爆テロ」とは、相当に距離がある。

印象としては、古い左翼運動のパロディを見せられている感じ。

いまのところは、まだ一応は「言論」やデモの範囲内での活動だから、安直に相手を「テロリスト」呼ばわりというのはいかがなモノかな。


こういった反対派像は、実のところ大月隆寛産経新聞コラムに書いていた賛成派像の裏返しでしかない。

この手の御仁は、そういうことで自分のアタマのよさ「だけ」をほのめかしたいのが多数派で、ならばあんたはどうしたいのよ、ってのが見えないか、見えても脳内お花畑全開の「地球市民」的妄想か、「多民族共生」的な逆縁のグローバリズム丸出し。かの「九条教」の「反戦平和」「非武装中立」とよく似ているのは、さて、何か理由があるんでしょうか。

お互いに見当違いのレッテルを張り合っている不毛な話、としか思えない。


今回の騒動を比較検討するとき、何故だかちきりん氏は「後進国」だけしか思い浮かばないみたいだ。 比較検討すべき外国ば、いわゆる先進国だろうに。 つまりはフランスルペンオーストラリアの故ハイダードイツネオナチあたり。 そして中国にも憤青がいる。

そのあたりの話がまったく出てこないのが不思議でしょうがない。

2008-12-17

[]大月隆寛の「闇の勢力」について「妄想」

2008.1.19 「闇の勢力」についてこんな事を書いていた人が


2008.12.5 にこんな事を書いて


批判されると、2008.12.17にはこんな事を書く


一瞬日付を間違えたかと思ったぞ(苦笑


1.19 のコラム

 UFO? 存在するに決まってるじゃないですか。彼らは日夜知らない間に地球を訪れてるんですよ。そのことを知らないのは情報が隠されているから。ほんとに大事なことはマスコミも政府もわれわれ一般市民に知らせないようになっているんです。大きな声では言えませんが、あの9・11テロも実はアメリカ政府があらかじめしくんだ陰謀だったんです。ワールドトレードセンターが一気に崩壊したあの崩れ方は建築工学的にあり得ない、その後ペンタゴンに突入した旅客機の残骸(ざんがい)だって…これ以上の詳細は伏せますが、その道の専門家が指摘する疑問点はたくさん出ています。マスコミ? そんなところに載るわけはない。ネットです、インターネットにこそ、表に出ない重要な情報が隠されているんです。


 …てな具合の元気いっぱい、百万馬力の想像力で気宇壮大な発想がこのところ、永田町周辺ににわかに広まっているようです。とりわけ、民主党界隈(かいわい)にすこぶる濃厚に。昨年末にUFOについて国会質疑で言及、今年になってからは「9・11陰謀説」をおおっぴらに委員会で言い立てるようにもなった。思い起こせば一昨年の春先には、あの「永田メール」事件があって、当時「闇の勢力」から疑惑のメールをリークされた、と言い張っていたのも同じ民主党。なんでも、今度は宇宙庁の創設まで視野に入れているそうですから、こりゃもうホンモノです。


 間違いありません、これら一連の動きの背後には、またもあの「闇の勢力」がかかわっています。「格差」問題もサブプライム危機も防衛省汚職も、みんなみんなどこかの知らない彼らのしわざ。われらが選良、民意を付託された代議士サマが堂々、そんな発想にとらえられているのも、いまどきの民主主義の風景としてまた一興、ではあります。(民俗学者)



無駄に札幌国際大学教授という肩書きをぶら下げて、賛成派の「幻想」と反対派の「不安」をならべてぶち切れてる場合じゃないだろうに。



私が 12.5 のコラムに言及した記事

こっちも関係有るかな