お名前:なしお ※ゆのっちはサブリミナルです
■ついったー
たとえばそれは志麻きゅんのような――――
女装男子は現実にいるだろうし、男の娘も現実にいるだろう。しかしそれらの存在が、僕を殺すとは思えない。現実にいる女装少年というのは、男の娘というのは、たとえどれだけ綺麗でも、たとえどれだけ可愛くても、良く出来たフェイクか、いつかメッキが剥がれる「仮」女装少年、「仮」男の娘でしか在り得ないのではないだろうか。
我われが見ているのはアガルマで、我われが本当に欲しているのも、アガルマだ。当然だろう、幻想種から幻想を取り除いたらいったい何が残る?
女装少年は現実にいないから<女装少年>なのです。男の娘は現実にいないから<男の娘>なのです。非実在女装少年だけが<女装少年>足りえる。非実在男の娘のみが<男の娘>足りえる。
――――そう力説するわたしを殺す、
――――そう確信するわたしの幻想を殺す、
――――そんな女装少年の登場を、
――――そんな男の娘の登場を、