Lucrezia Borgia の Room Cantarella

はぁい。はじめまして。ルクレツィア ボルジアのカンタレラ部屋へようこそ。
主人のルクレツィアです。
簡単に、この部屋の主旨を。
この部屋は、コンピュータ技術関係のお話をするところなの。っていうかあたしの雑感を書いてるってほうが正確かしら?
あたしの主観で書いてるから、内容には要注意よ。原典と自分の意見くらい、きちんと自分で処理してね。あたしが処理して上げられるのはがちむちイケメンの殿方の下半身くらいのものよ。
カンタレラ、ってのはとっても素敵なお薬のこと。興味があったらGoogleにでもいって調べてみて頂戴。か弱い女に頼りっぱなしじゃだめよ。
名前のとおり、この部屋に書く内容にはたっぷり毒をまぶす予定だわ。即効性も遅効性も含めて。あま〜〜い、毒をね。

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プロフィール

Lucrezia

あら? あたしの事をそんなに知りたいのかしら?

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2004-05-31

燦々と降り注ぐ暑い日ざし。でもあたしの胸の中にはもっと熱い思いが眠ってるの。

ガキにはうんざりしてるのよねぇ

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20040528/145041/

Winnyのお話よ。

IT-Proが面白いアンケートをとっていたのは知っていたんだけど…その結果を見て、予想通りとはいえあきれ返っちゃったわ。

とりあえず色々とチェックしてみるわ。

「逮捕は間違っている」と考える回答者が約7割

難しい設問だと思うの。つまり「なにを正しいという基準にするのか」っていう論点への言及がまったく無いわ。そうして、見ていると案の定、論点が曖昧なままの議論が重ねられているの。

まず単純に「現在の法と照らし合わせてどうなのか?」っていう議論が存在するわ。この論点に立脚した今回の正否は…あたしは逮捕を間違いだと思っているの。確かに幇助としての性質が理解できないわけではないんだけれども、ちょっと拡大解釈にすぎると思うわ。他の人たちの「拡大解釈への懸念」も、この論点に基づく限りにおいて理解できるの。

次に「47氏の本来の意図を汲み取った上で現在の法的解釈を基準にした場合」っていう議論が存在するわ。この論点に立脚した場合、あたしは逮捕は妥当だと思うの。だって、どうみても「著作権違反が容易に可能であることを前提にWinnyを作ってる」んですもの。Winnyの作成意図の少なからぬ部分に著作権法への反論があるのだから、それは十分問題だと思うわ。

最後に「現状の著作権法への問題定義を基準にした場合」っていう論点が存在するの。この点においては…難しいところだと思うわ。たしかに現在の著作権法とかそれを乱用している連中を見ている限り、どう考えても本来の意図が捻じ曲げられているわ。ましてやWebを想定していない著作権法が時代遅れだっていう主張にもとても重みがあると思うの。だから「物申す」気持ちはとてもよく分かるわ。ただ物申すやり方にしては、ちょっとまっすぐに進みすぎたわね。「戦略性の無さ」の愚かさの代償としての逮捕だと考えると、単純に「47氏、あんたの負けよね」って思っちゃうわ。

「逮捕は間違っているのか?」っていう議論をするなら、せめて「法のみ、意図を汲み取っての法解釈、現在の法への問題定義」の3つに切り分けて議論するくらいの思考能力を持っていただけないものかしら?

そのあたりを何も考えていないから「包丁つくる鍛冶屋も傷害幇助になる」なんていうダイナミックな発言が脊髄反射で出てくるんだわ。

「違法な利用のされ方をするソフトを開発したプログラマには,どの程度の責任があるとお考えですか」

こんな問いに対して、40.3%ほどの人が「責任は無い」って答えてるらしいの。とんでもない話だわ。

もちろん「どんな場合にも責任がある」とは思わないの。携帯電話を開発した人は、よもやそれがここまで普及して援助交際を協力にバックアップするツールになるとは思ってなかったでしょうし、だからあたしはそこに責任があるとは思わないわ。

でもWinnyはどうかしら? どうみても「著作権法を破って本来支払いが発生するべきものを無料で、違法に入手する」ことを十二分に視野に入れた上で作られているわ。

もちろん「どこまで想定していたか」という議論については大きくグレーゾーンが出来上がる難しい議論よ。でもWinnyはその点においてグレーですらないわ。明らかに黒よ。

あたしはそんな逃げ口上を許すほど甘い女じゃなくってよ?

問3「今の日本はプログラマの能力を発揮しやすい社会だと思いますか」の結果は,全回答の79.7%が「いいえ」というものだった。

ふぅ…。バカじゃないかしら?

いいこと? 小鳥みたいに口あけて餌をねだるだけのネンネなあんた達に教えて差し上げるわ。耳かっぽじってお聞きなさいな。

「己の能力を十分に発揮する」こともまた能力の一つなの。お分かりかしら?

自分自身を整え、周囲を整え、より自分にとって有利な舞台を作り、そこで実力を発揮する。その全てを包括して「能力」なの。なにを甘えた事いってるのかしら? って感じだわ。

そうねぇ、例えば。スポーツ選手が「海外だから空気や気候や食事が合わない/時差で苦しかった」なんてことを言い訳にするかしら?

少し、自分の発言の幼さに恥じてみてはいかがかしら?

しかし,それを差し引いて考えたとしても,問3の結果は,現在の日本のプログラマの置かれた苦しい状況を反映していると言えるのではないだろうか。IT Proの読者はITの専門家が大半だろう。プロの目からみた実態がこうなのである。日本がソフト立国,知財立国を目指すなら,この数字を変える必要があるのではないだろうか。

もう一つ正しくない文章だわね。正しくは「IT Proの読者はITの専門家と自称している人間が大半だろう。プロであると自負している人間の目からみた実態がこうなのである。日本がソフト立国,知財立国を目指すなら,この己の認識の甘さを変える必要があるのではないだろうか。」じゃないかしら?

では,どう変わればよいのか。続く問4では,「日本をプログラマの能力をより発揮しやすい社会にするためにはどのようなことが重要だと思われますか」と聞いた。

この設問のみ複数回答可能として尋ねたところ,「ソフト開発に対する対価の向上」という回答が78.4%,以下,「プログラマ教育の充実」が38.2%,「著作権の尊重」が31.9%,「プログラマ育成のための公的支援」が29.8%,という結果になった。

圧倒的に「対価の少なさ」を指摘する意見が多かった。教育や支援の充実よりも何よりも,まずはソフトに対する価値をもっと認めてほしい,ということだ。平たく言えば,今の日本ではプログラマは儲かる商売ではない,あるいはやりがいを感じることのできる職業ではないということだ。

商取引って基本的に需要と供給で成り立つものなの。つまり「あんた達が需要を十全に満たすほどの供給をしていないだけ」っていう視点はないのかしら?

なんていうのかしら。全体的に「世間も周囲も把握できていない"おたくちゃん"が、ガキがモノをねだるのと同じレベルで泣き叫んで手足をばたつかせている」構図って感じだわ。

いい加減それなりの年齢を閲した「ガキ」なんで、あたしの眼中にはまったくない存在だわ。でも声だけはでかいからやかましいのよねぇ。幼いなら幼いなりに、せめてもう少し黙っててくれないものかしら?

自分がよければ他人なんて関係ないのかしら?

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NT/NEWS/20040531/2/

spamのお話よ。

Carmackは,「今回の行為すべてをはっきり後悔している」と言ったが,彼は驚くことに罪を認めていなかった。そればかりか,自分の犯罪によってだれも犠牲になっていないとも主張していた。「私は犠牲者というものを見ていません」と言った。

すてきだわぁ。spamを送った行為に対して「犠牲者は存在しない」って言っているようなものよ?

そうねぇ。spamに対する市場ってのがどうして生まれているのかしら? それってつまり「コストを支払ってでもspamを食い止めたいほどに迷惑を被っている」からじゃないかしら?

世間でたまに「クラッカー」と呼ばれる存在を目にし、また彼らの意見を耳にすることがあるわ。なんていうのかしら…理論が幼稚なのよね。

彼らの発言を極限まで突き詰めると「俺が楽しければいい」「俺がクラック可能だったんだから、それは可能な状態にしたやつが悪くて俺は悪くない」「俺が死ぬなら世界も滅亡しろ」って感じだわ。どこまでいっても限りなく「未来への展望が無い刹那主義的発想」であり「極限まで突き詰めた独善主義」だわ。

独善主義は、それ自体を悪いとは言わないわ。でもそれによって「多くの人が迷惑を被る」のであれば結局は「多数決の原理でつぶされる」だけよ。しかもクラッカーって、つぶされると今度は「個人の権利の侵害」とか騒ぎ出すのよね。あんたらのほうが「多くの"個人の権利"を侵害してる」っていう事実をわきまえない、醜い発言だわ。

世の中って結局多数決なの。少数であることが悪いわけじゃないわ。でも「多数に被害をもたらす少数」は多数によってつぶされていくの。だって迷惑なんですもの。

その辺の「展望を考慮に入れていない、戦略性の無さを基準にした愚かさ」が嫌いなのよね。

あたしはCantarellaを時々は使うわ。でもこれを「なにも考えずに乱用」していたら、あっというまにお縄を頂戴しちゃうわ。状況と相手と頻度を考えて「面倒な連中に目をつけられないように」細心の注意を払って使うからこそなんとかなっているのよ?

クラッカーって、典型的な「頭の切れるバカ」だと思っているの。そうして、あたしはそんなバカが大嫌いなの。

ま、現実社会で権力を握ってる連中もバカだけど、まったくの無能じゃないわ。クラッカーがその状況に気づいて、もう少し自分の行動を長期戦略に基づいて動かせるようになればいいんですけれども。刹那的欲望に簡単に負けてるようじゃそれも無理な相談なのかしら?

rrrr 2004/05/31 19:36 始めまして。能力を発揮しやすいという部分、同意見です。プログラマに限らずよく仕事でそういう方に出会います。かく言う私も昔はそうでしたし、今も多少その様な部分があると思います。ただ、肩を持つわけではありませんがアンケートの取り方にも多少問題があると思います。yes/noで聞かれれば他人の芝は青いという事で恵まれていないという選択をする人も多い気がします。文章、これからも楽しみにしてます。頑張ってください。

LucreziaLucrezia 2004/06/01 12:58 そうねぇ。あれは多少ではなく問題のあるアンケートだと思ったわ。ああいった「恣意的な」内容を使うことの危険さを把握しないマスコミがいる時点で、連中の愚かさも極まれりって気がするのよねぇ

shiragashiraga 2004/06/02 07:14 「恣意的なアンケート」で思い至ったのですが、問題の切り分けって問題解決の第1歩ですよね。現在の日本の状況って、(過去にもまして)問題の切り分けが下手な社会になってないでしょうか?かつては暗黙のうちに問題点をうやむやなまま済ませていたのが、現在は「空気を読め」という言葉で、明示的にうやむやにしようという連中が多いですよね。

LucreziaLucrezia 2004/06/02 16:50 そうねぇ。あたしはむしろ問題の切り分けを「思想誘導の第一歩」に使ってる連中が多いと思うのよね。だからこそ「明示的にうやむやに」したいんだと思うわ?

2004-05-27

目覚めのカフェラテの素敵なほろ苦さはいつでもあの人のことを思い出せるから、あたしにとっては至高の味なの。

いい着眼点だわ

http://internet.watch.impress.co.jp/static/column/jiken/2004/05/27/

Winny周りの「もう一つの」側面のお話よ。

もちろん敬愛する高木先生のPage(http://d.hatena.ne.jp/HiromitsuTakagi/20040516)はいつもチェックしているから、あたしはこの話を読んでいたし、深い共感も覚えていたわ。ただやっぱりあのPageってわりと「専門性が高い」ように見られていると思うのよね。つまり「難しそうだからちゃんと読まない」人たちってのも少なからずいると思うんですの。

そういう状況で、こうやって比較的一般の方があっさりと読めるPageできちんとお話を展開していただけるっていうのはとても重要なことだと思うの。

プライバシーとそれにまつわる「削除手段のなさの辛さ」については、面白い漫画があるわ。アフタヌーンっていう月刊のマンガ雑誌の7月号に「アキバ署」っていうマンガが載っているの。おっかないくらいジャストにこの問題を扱ってるわ。

そうねぇ。ものすごく簡単に説明すると、ある女子高生画像と映像が、Winnyで流れてるの。そうしてその中には、彼氏(だと彼女は思ってるはずよ)と二人っきりの夜のシーンの動画までもが流れているの。

純情な女子高生にとって、それってどれくらい屈辱的なことなのかしら? そうして、それが削除手段もなくただひたすら出回り続け流出し続けるのだとしたら、それはどれくらい精神的に負担がかかるものなのかしら?

漫画だけに、最後は「専用のウィルス使って全てのHDDから関連ファイルを削除して回る」っていうなかなか面白い業を使っていたわ。でも現実にそれを期待するのはちょっと難しいのよね。

削除手段の重要性ってのは確かにあると思うの。でもあたしは、やっぱりここにも「匿名性の問題点」があるとおもうわ。だって、こんな動画「自分の身元がばれる」んならそう簡単には流さないはずよ? 身元が判明することによる抑止力っていうのは見逃せないと思うし、逆に身元がわからないって事による暴走ってのもたくさんあると思うのよね。

そもそも「削除しなければならないようなコンテンツを載せないようにする」ってのも重要だと思うの。もちろん「死なばもろとも」で載せてくるバカもいるでしょうし、そのための削除手段ってのは重要だと思うんですけれども。

こういう点までも踏まえたうえで、きちんとWinnyなり他のP2P技術(というか仕様部分よね)の議論をして欲しいと思うのはあたしだけかしら?

それにしても、佐々木 俊尚ってオヤジがこのPage書いてるんですけれども。他のものを見ても…結構いい記事書くわぁ。画像見ても、味のあるいい雰囲気じゃなくってかしら?

こういう素敵なオヤジが世の中にもう少し増えてくれると、あたしも楽しいんですけれども。

そりゃまぁ主張もしたくなるわよね

http://www.mainichi-msn.co.jp/it/24hour/news/20040526k0000e040041000c.html

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/05/26/3244.html

久しぶりにOfficeさんのお話よ。

まぁ結局のところ「不正アクセスってなに?」っていう部分が一番重要になると思うんですけれども。

あたしの個人的見解としては「そのアクセスが悪意ある意図に基づくものかどうか」ってのがポイントで、その観点に立脚した上であたしはOfficeさんを(この点に関しては)無罪だと思ってるのよね。

でまぁもう少し表層的な部分に落とし込んだとして。URLを少し弄くったくらいで覗けるような場所にキャッシュとはいえデータをおいてあるような状態で、はたしてどこまで不正アクセスって言えるのかしらね? ってのがあたしの疑問だわ。

Web上のコンテンツって基本的にほぼ「公共の場所」よ? パスワード認証とかかかってる、いわゆる「誰が見ても不特定多数には公開していない」場所ならいざ知らず、URL弄くっただけで覗き見できるような場所に「ここは見ちゃいけない場所だから」なんていっても誰がそれに気づくのかしら?

あたし的には、きちんと裁判で無罪になった上で、逮捕したときと同じくらい大きくマスコミに騒いでいただきたいんですけれども。だってそうしないと「とにかく逮捕すれば相手のイメージとか社会的信用を下げることが出来る」っていう嫌な連想が容易にできちゃうんですもの。

マスコミが、せめて自分たちの影響力の大きさとそれゆえに持たなければならないある程度の中立性、行わなければいけない義務に気づいてくれるといいんですけれども。自己顕示欲と自我が無駄に肥大化してるだけの連中にそれを望むのは酷な話なのかしら?

ソシソシ 2004/05/27 13:41 不正アクセスについて同様の見解です。ACCSは法律における努力義務を怠ったと考えるべきですね。またACCSは、個人情報を漏えいした事ついてどのように考えてるのでしょう?CGIの脆弱性はともかくインターネット上から閲覧できる場所に保管しておくこと自体、リスク認識がなさすぎると言えるのではないでしょうか。

LucreziaLucrezia 2004/05/31 15:15 返事が遅くなってしまったわ。ごめんなさいね。ACCSはあたしが見る限り、どうみてもOffice氏をいけにえの羊にして自分達の責任を全部転嫁しようとしているとしか思えないわ? そのあたり、前にも書いたんですけれども「欲にまみれたじじぃの保身」だわね

にょにょ 2004/06/02 13:37 技術的な観点だとパスワード認証も文字列を入力としてそれに対応したもの返すだけだから、容易に推測できるかどうかという強度の問題でしかないようにも思えるのですが。ということで、端末毎にアクセス制御してない限りは不特定多数へ公開という立場をとりたいですw

LucreziaLucrezia 2004/06/02 16:51 そうねぇ。それくらい「万が一を考えている」立場のほうが(悪い意味での)驚きが少なくていいと思うわ。

2004-05-26

しばらくハードワークが続いているうちにいくつか面白いニュースが飛んできてるわ?

間違ってるわけじゃないんですけれども…

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/05/20/3179.html

https://www.netsecurity.ne.jp/article/1/13081.html

そうねぇ。処分の方向としては、あたしはとってもまともだと思ってるの。無駄に監禁することを刑罰って呼ぶよりも、こういった「きちんとした事後対処を義務付けること」を刑罰って呼ぶほうが正しいと思うわ。

ただ気になるのは相変わらず一点だけなの。「ACCSはいったい今回の問題に対してどの辺に責を負うつもりかしら?」

どうもACCSって見てて不思議なのよねぇ。まともなところと腐ったところがせめぎあってるって感じかしら?

腐った部分をとっとと切り離すだけの自浄作用をもっていればずいぶんいい組織になりそうなんですけれども。…どっちかっていうと全体が腐敗を始めている可能性のほうが高いのかしら?

なんか違うのよねぇ

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/05/20/3176.html

http://freekaneko.com/

Winnyのお話よ。「金子勇氏を支援する会」ねぇ…。どんなポイントを基準になにを支援しようというのかしら?

何が問題か?http://freekaneko.com/ja/problem.html(リンク先は「どこが問題なのか」になってるわね)から少し情報を拾ってみるわ。

http://freekaneko.com/ja/problem.htmlより

この逮捕は強引であり、幇助の範囲をとても広く解釈しているとおもいます。これでは次章で説明するように、多くの人をいつでも逮捕できるというのが私たちの心配するところです。

微妙だわね。確かに今回の逮捕劇の裏側を考えると、こういう危惧が出てくることも理解は出来るわ。でも、だからといって47氏の行動が白だとは到底思えないのよね。見せしめの対象になりうる程度には、黒に近いグレーだったと思うわ?

http://freekaneko.com/ja/problem.htmlより

金子氏がWinnyを開発したのは、最先端のP2P匿名通信技術の改良や実証実験のためであると私たちは考えています。WinnyベースとしたFreenet独裁政権下での自由な通信などの目的で研究開発され、Freenet論文は世界で最も多く引用された論文の一つとなりました。

こういう発言がそもそも胡散臭いのよね。「最先端のP2P匿名通信技術の改良や実証実験のためであると私たちは考えています」? 笑わせちゃいけないわ。きちんと経緯を把握した上でこんな寝ぼけたこと言ってるんだとしたらたいしたもんだわ。どうしてこう「奇麗事で固める」ことが好きなのかしら?

http://freekaneko.com/ja/problem.htmlより

金子氏は東大の助手を勤め、経済産業省の国家プロジェクト「未踏ソフトウェア創造事業」でも大きな成果をおさめました。こうした人材を逮捕し、ソフトウェア研究開発を萎縮させることは、日本の国益にかなうことでしょうか?

だからなんだっていうのかしら? 別に東大の助手を務めるなんて、そんなに「持ち上げるほど」偉いことじゃないわ?

未踏ソフトウェア創造事業にいたってはあたしはむしろ白い眼で見てるの。理由? SoftEther周りのあたしの発言でも読んで頂戴。

あるジャンルで有能であることと「社会的に安全であること」や「法的にコレクトであること」との間には何の関連性もないのって理解できないのかしら? それとも悪意ある誘導的文章なのかしら?

結局のところ、まともな反論というか主旨には見えないのよね。これならむしろ真っ向から「日本の著作権法は根底主旨から大きく逸脱している」「47氏の問題定義を引き継げ」という内容のほうがよっぽど理解できるわ。

これだから、自分を正当化することしか出来ないガキって嫌いなのよねぇ。体制にはむかうとか大きなことを言っているのに自分達がその体制っていう枠から逃げられてないんですもの。

一度、我が身を振り返ってみてはいかがかしら?

どうしてこう金に目がくらむと愚かになるのかしら?

http://slashdot.jp/articles/04/05/22/0259250.shtml?topic=52

http://www.excite.co.jp/music/store/

音楽ダウンロードサービスっていうのは面白いと思うの。時代から考えても十分理解しうる商売だわ。ただ…内容がお粗末というにも程遠いほどひどいってのはどういう了見からなのかしら?

そうねぇ。FAQ http://www.excite.co.jp/music/store/help/ を見てもらうと、このサービスがどれだけ愚かしいかがよく分かるわ?

そもそも「PCでしか再生できない」ってのがあたしは若干気にかかりはするの。個人差はあると思うんですけれども、やっぱり音楽ってオーディオで聴くって人のほうが多くないかしら? でもまぁそこはまだいいの。利用環境ってのは人それぞれだと思うし。

でも、もうちょっと根本的に愚かな部分があるのよねぇ。

一つはここよ。

http://www.excite.co.jp/music/store/help/?faq=3&type=1より

ダウンロード後、パソコンを買い換えたらどうなるの?

新しいパソコン音楽ファイルをコピーしても、再生することはできません。著作権保護技術(SDMI)によりダウンロードしたパソコンでのみ再生が出来ることになっております。また、以下の場合も「異なるパソコン」と判断されるため再生できません

1.OSの再インストール

2.ハードディスクCPUを交換

3.リカバリー(初期化)

4.OSのアップグレード

ほーっほっほ。バカじゃないかしら? 技術的に「同一のPCであるかどうかを判断するのが難しい」っていう状況は理解できるわ? でも、同じことをMSがOfficeのライセンス認証でやって、どれだけ巨大に叩かれたのか知らないのかしら?

しかも怖いのが「OSのアップグレード」という単語の詳細が書かれていないことだわ。セキュリティパッチをあてたときってどうなるのかしら? もしNGになるんだとしたら目も当てられないわ?

Windowsの調子が悪ければ当然リカバリをすることだって多々あるわ。それに対応できないんじゃ捨て金と一緒よ?

http://www.excite.co.jp/music/store/help/?faq=16&type=1より

ポータブルプレーヤーで再生できますか?

DRM付きWMAファイルの再生可能なプレーヤーであれば再生できます。ただし、動作保証はいたしかねます。

そうねぇ。ここだけ見ている分には理解は出来るわ? 動作保証って結構大変なんですもの。でもね、公式サイトで「音楽を持ち歩こう! ポータブルプレイヤーで快適音楽生活(http://www.excite.co.jp/music/store/portable/)」ってPageを作ったうえでのこのFAQって考えると…あたしにはとても理解が出来ないわ?

全メーカとは言わないんですけれども。せめてここで紹介しているプレイヤーくらいは動作保証したらどうなのかしら?

他のFAQも愚かなのが多いんですけれども。どうしてこう「甘い言葉を使っておいて責任は持たない」姿勢ってのを貫いてくるのかしら? それって、女を孕ましておいて「お前だって俺とのセックスを楽しんだんだろ?」とかぬかして責任逃れする男よりも最低な態度よ?

これで商売しようってんだから消費者も舐められたものよね?

どうかしら、いっそあたし特製の白い粉でも舐めてみないかしら?

笑っちゃうくらい初心い見解ね

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20040523/144666/

あたし、これ読んで思わず微笑んじゃったわ。だってあまりにもナイーブな見解なんですもの。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20040523/144666/より

「性悪説」の情報漏えい対策は日本に根付くのか?

タイトルからして「根付かない」ことを前提に話を持っていく気概にあふれかえっているのがありありと見て取れるわ。

で、実際に記事本文を読んでみて…いっそ笑えるわぁ。少し詳しく突っ込みを入れてみるわね。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20040523/144666/より

想像してもらいたい。ここは一面ガラス張りのオフィスだ。どんな行動も衆目にさらされる。部屋に入るのにも空港のゲートのような金属探知器で厳重なチェックが必要。警備員によって,私物の持ち込みも,とがめられる。

場所によってはごく普通の光景よね? 日本で「ついたてバリバリで自分の行動が誰にも見られない」オフィスのほうが少ないし、ゲートチェックは通るだけなら気にもならないわ。私物の持ち込みチェックはデパートに勤めていればごく当然のように行われてるわよ?

如何にも「誰しもが嫌がりそうな」文章で上手に形容しているんですけれども、内容を冷静に考えると必ずしもおかしくはないわ?

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20040523/144666/より

部屋に入ってからも自由はない。天井には監視カメラの眼が光る。パソコンは,業務に必要のない外部記憶装置USBなどの利用を制限している。パソコンデスクトップ画面も一部始終監視され,メールやWebのアクセス・ログもすべて保管される。徹底してあなたは疑われているのだ。

これも一緒ね。監視カメラなんで言われなきゃ分からないし、そもそも「監視されて何かまずいのかしら?」ってな話になるわ。アクセスログの保管だって大抵の企業では日常よ? まぁいちいちチェックはせずに「ログをとるだけとって死蔵させる」ことも多いんですけれども。

ましてや「業務に必要のない外部記憶装置USBなどの利用を制限」なんて当然のことじゃないかしら? それとも、教務に関係ない外部記憶装置の利用を「制限することで何か支障が起きる」のかしら?

もう少し、自分の文章の、特に逆をいったときになにが起きるのかを考えてみてはいかがかしら?

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20040523/144666/より

ソフトバンクBBの場合,従業員の入退室の際に金属探知器の前に長蛇の列ができるシーンもあった。それだけで生産性は確実に落ちる。

そうねぇ。これは確かにそうだと思うわ。もう少しこういう部分の設計は気を使ったほうがいいんですけれども…まぁソフトバンクBBにそんな高度な芸を求めちゃいけないのかしらね?

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20040523/144666/より

それだけこれまでの日本の企業では,従業員が疑われることに慣れていないのだ。

そうね。疑うことにも疑われることにも慣れていないわ。だからこそ悪意ある人間が大量にはびこる余地があるのよね。そこで思うんですけれども。「なれないから疑わない」のと「悪意ある人間をきちんとはじき出す」のと、どっちが重要だと思ってるのかしら?

会社組織って「仲良しこよし」で手をつないでりゃいいってもんじゃなくってよ?

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20040523/144666/より

不幸な社員を生まない会社運営も

この章がとりあえず記者の世間知らずっぷりを露骨に表しているわ。まぁ文章をのぞいて見ましょう。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20040523/144666/より

あるシステム・インテグレータは「情報を外部に持ち出すのは,会社に対して不満を持つ不幸な従業員であるケースが多い」と指摘する。

どんなシステム・インテグレータなのかしら? この発言にはいくつかポイントがあるわ。

「多い」ってことは違う人間も少なからずいるということ。

そうしてもう一つ。「会社への不満」の内容がきちんと定義されていないわ。その辺を抜いて語感だけで物事を語ろうとすると大きな火傷を負うことになるわよ?

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20040523/144666/より

だとすれば,経営者にとって重要になるのが,業務に不満を抱く従業員をできるだけ減らす会社運営だ。それは,内部からの情報漏えいの危険性を確実に減らす手段となる。

結局、こういう「愚かな発言」につながるのよね。そも、じゃぁ「従業員の不満が情報漏えいに直結する」と仮定して。従業員の不満をどうやったら取り除くことが出来るというのかしら?

不満っていうものはとても相対的なものだわ。傍から見て「とても幸せそう」な従業員が不満を抱えているケースもあれば逆もあるの。ましてや人間幸せには慣れていくものだわ。昨日50で幸せだった人間は、今日は55を求めるものなの。そうしてきりがなくなっていったときに「今までは毎日よりよくなっていたのに最近は現状維持のままだ」という理由で不幸を感じてしまうわ。

結局のところ「従業員の幸せ」なんてものを経営者の側からどうにかするなんで無理なのよ? 経営者が出来るのは「問題点の解決」だけ。それ以上の部分は従業員たる自分達が賄うべきものなの。

いつまで「小鳥が餌をねだる」ようにただひたすら努力もせずに口をあけてピーチクパーチク鳴くだけ鳴いてれば気が済むのかしら?

もう一つ。最近のニュースを見ても分かるとおり、情報漏えいのいくつかは

・ノーチェックで犯罪を犯しやすい環境

・多分大丈夫だろうと高をくくってそもそもセキュリティに無関心

・「つい」のケアレスミス(持ち帰って云々とか無くして云々、Winnyで垂れ流しとか)

ってのが多いわ。つまりこれって「不幸だから」とかそういう理由ではないんじゃなくってかしら?

あたしが思うに、情報漏えいで今一番重要なのは「情報重要度の再確認」と「漏洩した場合のリスクの把握」だと思うの。例えば、剥き身の刃物を杜撰に扱う人間はあまりいないわ。それはつまり「杜撰に扱ったら危険であることが分かっている」からよ。

人間、認識することっていうのは一番初めに重要なことなの。認識できなければ対策も注意も存在し得ないわ。

まして、情報漏えいで漏れるのは自分の情報じゃないの。他人の情報なの。あなたは他人が怪我をすることを承知で剥き身の刃物を杜撰に扱うのかしら? そうして相手に大怪我をさせるのかしら?

自分がとった、あるいはとらなかった行動による代償ってものをもう少し真摯にとらえて欲しいものだわ。

このあたりをふまえたうえで。この記事は、あたしは稀に見る「駄文」だと思ってるわ。自分の中の不満とか独りよがりな(しかも周りの見えていない)見解とかが満載で、冷静な分析とか状況に即した判断とか、そういうものが一通りかけているんですもの。

こういう「社会を見ていない」連中の記事に賛同する経営者とかってのがいる辺りも、なんていうか幻想の世界に生きるのが好きなのねぇとしか思えないわ。もう少し現実を冷静に見る目ってものを養えないものなのかしら?

hmorihmori 2004/06/09 01:51 おもしろく読んでいます。ところでPCの音楽販売ですが、パソコンに内蔵されている情報を元にするのでOSのアップグレードに対応できないのだと思います。個人のセキリティ機器を持たせてこれと認証させてストリームを再生させるようなシステムを作れば個人がコピーできて、そいつを違法コピーして人に渡す時に問題が発覚するようなシステムというのは作れそうな気がします。たぶん、多くのメーカーがこの手の研究をしていると思いますよ。

LucreziaLucrezia 2004/06/09 15:37 あたしもSEだから、大体内部でなにやってるかの想像はついているの。でもそれって「技術者の都合」であって「顧客満足」とかを大アンドロメダよりも遠くに置き去りにしているんではなくってかしら? まぁもう少し顧客を考慮した技術が出てくることを祈るばかりだわ

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/Lucrezia/20040526

2004-05-18

しばらくWinnyのネタで書き物を続けていくのかしら? でもあたし的にもとっても興味があるネタなのよね。

動きやすさとか働きやすさとか創造性とかって言葉の意味を履き違えてないかしら?

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20040517/144242/

どうもあたし的には気になる部分が多々あるのよねぇ。

まずは弁護団の発言からだわ。

平成16年5月10日の金子勇に対する突然の逮捕は,Winnyというソフトがあたかも著作権違反をするための道具であり,Winnyの開発や頒布が著作権の幇助で有るという誤った理解の元に逮捕に至ったものであります。

あら? どこが誤った理解なのかしら?

現実問題としての「Winnyによるあまりにも大量の著作権違反に引っかかるファイルの交換」とそれを支えた「匿名性の問題」、そうして47氏の発言を加味して考えても。専用の道具であるかどうかはともかく「著作権法に違反することを強く考慮に入れた道具」であることに疑いの余地はないんじゃなくってかしら?

しかしながら,Winnyは,P2Pファイル交換ソフトであり,特定のサーバに負担をかけることなく効率良くファイルを共有化するために開発されており,今後のネットワーク化社会にとって非常に有用なシステムであります。

そうねぇ。デメリットに目をつぶれば、どんなものだって有用なのよ?

また,ファイル交換システムは,広く用いられており,これらのソフトが違法視されたことはありません。アメリカでは適法とされた裁判例もあります。

あら?ファイル交換システムってだけで味噌もクソもいっしょくたなのかしら?

論法が雑にすぎるわよ?

今回の逮捕・勾留がクリエーター研究活動に与える萎縮的効果は計り知れず,今後の日本におけるソフトウェアー開発環境を揺るがせるものですらあります。

そうねぇ。萎縮的効果はあると思うわ。ただ「萎縮しておいて欲しい連中」がいることもまた確かなのよ?

さて。弁護士団の、まぁ分かりやすい発言への突っ込みはこんなところにして。

本編に突っ込んでいくわ。

著作権保護が,ソフト振興や知財立国に重要なことは間違いない。PtoPソフトで著作権をないがしろにしたソフトの交換が行われることは許してはならない。

一見とても素晴らしい主張だと思うんですけれども。あえてお姉さんは一つ質問をしてみたいわ。「なにをもって"著作権をないがしろにした"とするのかしら?」

そのあたりの考察を間違えると、見当違いの議論になりかねないわ?

優秀なプログラマが開発したということでは,昨年末にはSoftEtherというソフトが話題になった。このSoftEtherは,昨年度の未踏ソフトウェア創造事業で採択したプロジェクトの成果の一つ。開発したのは現役の大学生である登大遊氏である。

SoftEtherは,インターネット経由で社内LANに安全に接続するためのソフト。SoftEtherが話題になったのは単に利便性が高いからではない。利用する人間の意志によっては,ネットワークに不正に侵入するツールになりえるということからだった。

くると思ったわ。なにが「安全に接続するためのソフト」なのかしら? 安全って言葉の意味を分かっているのかしら?

SoftEtherの公開当時,IPAに「素人でも簡単に社内ネットワークへの裏口を作ることができる危険なソフトではないか」という多くの声が,企業や自治体から寄せられたため,一度は公開から1週間でダウンロードを停止することになった(現在は,安易にSoftEtherを導入・運用するのは危険だということをインストール時に提示する仕組みを付け加えてダウンロードを再開している)。

そうよ。あたしは未だに危惧しているわ。そうして、その危惧に対する回答は、ましな回答になって出すら

登氏は,SoftEtherダウンロードサイトに「SoftEther を危険視する記事やご意見に関するコメント」を公開。コメントの中で「SoftEther は危険なソフトウェアではありません。使い方によっては危険になる場合もありますが,それは大半のソフトウェアでも同様です。ソフトウェアは慎重に使いましょう」という文章を記している。

なのよ?

以前にたっぷり書いたからここでは繰り返さないんですけれども。あれだけ危険なものをよくまぁここまで「大丈夫だ」みたいな書き方できるわねぇ。

その後,登氏は商用版のSoftEtherの開発やサポートを手がける株式会社のソフトイーサを共同で設立。すでに三菱マテリアルSoftEtherの販売と商品化について独占契約を結んだ。

ってあたりで「大手と契約を結んだから安全だろう」とでも思っているのかしら?

ちなみに三菱マテリアルって、とっても愚かな個人情報漏洩をつい最近やったようなところよ?

この記事を見ている限り「いけいけどんどん」の思想が丸見えだわ。しかもそこに対する真摯な考察も何もなし。こういうのを扇動的な記事っていうのかしら?

よかったら一服して頂戴。ちょうどあたしのお手製のマフィンが焼きあがったことですし。

まだ考察がまとまってないのね?

http://ishbash.blogtribe.org/entry-2d4b6b85928c93e395500584a33f8202.html

いくつかの人たちへの発言にちゃんと回答をしている姿勢はとても立派だと思うの。ただ内容は相変わらず突っ込みどころが多いわ。

・今の状況で、著作権侵害はしていいか

NO。ただし、直感的には今の著作権のやり方はいろんな面で間違っていると個人的には思う。

そうねぇ。まぁ法律屋さんではないからこの辺に詳しく突っ込みをいれて、とはいえないんですけれども。できれば「その直感を導き出した資料」くらいは書いていただけるとありがたかったかしら?

でもまぁ、著作権まわりの問題は、一度きちんと法律屋さんの厳しい突込みを待ちたいところだわね。

P2Pに匿名性は必要か

P2Pに」と言われればNO。設計の目的によります。

この文章ってつまり「WinnyにとってはYes」ととることが可能な文章だわ。つまりそれはWinnyに対して「P2Pソフト」以上の、何らかの属性を付与したいっていう意思よね?

winnyは擁護されるべきか

文脈による。社会的な責任という面からは、おそらく著作権侵害の文脈では多くの場合NO。トラフィックが多すぎて困るというような文脈やウィルスが……というような文脈では、多くの場合筋違い。ただし、トラフィックの問題については、また思うこともある。

少なくともトラフィックに関してISPが迷惑を被り、恐らくは何割かの一般ユーザが迷惑を被ったのはれっきとした事実だわ。そうでなかったらどうしてわざわざコストをそれなり以上にかけてまで「Winnyトラフィックを選択して制限をかける」なんていうことをするのかしら? つまりそこには「わざわざ制限をかけるために必要なコスト*1」以上の問題が発生していたからなのよ?

というか、擁護に関しては「擁護したい」という欲望は見えるんですけれども、その欲望を満たすために無理やり状況をこねくり回そうとしているように見えてしまうわ?

まぁ欲望自体はきらいじゃないんですけれども。欲望はしっかりと昇華してこそ、ってのをどこまで頑張ってくれるのかしら?

さて。あたしも気になっている「匿名性」のネタへの切込みよ。

たとえばコンテンツの合法的な流通を目指すソフトウェアであれば、むしろ匿名性を排除して作った方がほとんどの場面で適切だと思います。問題があるケースですぐに思いつくのは、表現するのに匿名性を要するような創作物を発表したい場合にだけ、ですかね。

これに関しては高木先生が一歩深い考察をなさっているわ。

http://d.hatena.ne.jp/HiromitsuTakagi/20040516#p1より

たしかに、コンテンツの著作者がコンテンツの内容の都合等で、著作者を秘匿したい場合はあるかもしれない。だが、そういう場合は、秘密を一定の条件の下で約束してくれる代理人に放流してもらえばよいことだ。

winnyの匿名性が技術的にどの程度のものだったかはともかくとして、winnyに匿名性を強める機能を導入したのは、どうやら非合法なコンテンツを流しやすい雰囲気を作るためだということは間違いなさそうです。少なくともその設計意図が順法精神に欠けていたとは言えるでしょう。

そう。この部分がとっても重要だと思うの。是非を問うつもりなんてあたしには毛頭ないわ。ただ、47氏が「著作権法上非合法なファイルを流しやすいように」考えていたことは十二分に予想できると思うの。

winnyが参考にしたfreenetプロジェクトでは、「言論の自由を技術的に保証する」ことが主要な目的であると断言しています。この目的には、匿名性は必要でしょう。そしてこの設計意図が順法精神に欠けているとも思えません。

違うわ。そうねぇ。また敬愛する高木先生のところの文章を少しばかり引用させてもらおうかしら?

http://d.hatena.ne.jp/HiromitsuTakagi/20040516#p1より

匿名性にも複数の段階がある。誰にも特定できないレベルの匿名性と、一定の条件がなければ特定されないレベルの匿名性がある。後者の例としては、普通の掲示板書き込みが該当する。掲示板の書き込み者を特定するには、まず掲示板の管理者に書き込み者のIPアドレスの開示を請求し、そのIPアドレスからISPに契約者の連絡先を求めるというステップを踏むことになる。それぞれの場面で開示請求の妥当性がそれなりに判断されるので、つまらないことでなら、匿名性が暴かれる可能性は小さいといったバランスが形成される。

ここでいう「後者の匿名性」があれば、十分かどうかはともかく、ある程度の「言論の自由を技術的に保障する」ことは可能なはずよ?

「完全に誰が誰やらわからない」匿名性が必要な理由なんてないわ。少なくとも「そこから連想される危険が大きすぎて採用するに値しない」わ。違うかしら?

winnyは開発意図において順法精神に欠けるソフトウェアだし、順法精神に欠けるユーザーを多く生み出したことも確かです。それは確信犯的な行為なので、法を守る立場からすれば咎められるべき行為でしょう。自分でも咎められるとわかっていてやっていたことでしょう。でも、そのことと、「なぜそんなことをしたのか」「そこでは何が起こっていたのか」ということを理解することや、それを肴にいろいろ議論してみることは別問題です。

そうねぇ。この辺にはまったく異論はないわ。色々な議論のネタにすることはとてもよいことだと思うの。そして、きっとそれは47氏が考えていた(と主張している)思想背景にとてもマッチした行動なんじゃないかしら?

少なくとも「Winnyで違法ファイルげとー」と騒いでいる連中よりはよっぽど47氏に敬意を払った行動だと思えるのよね。あたしは別に敬意を払うほど関係を持っているわけじゃないんですけれども。

えーと、順法精神という言葉がとてもたくさん出てくるんですが、これは僕の迷いの表れでもあります。「法に従うこと」はもちろんほとんどの場合よいことだと思いますが、それは果たして至高の価値かという疑問が去らないのです。

ほっほっほ。順法精神? それって奴隷根性ってことかしら? あたしにはそんなものはかけらもないわ。

法律は本来「必要だから」出来たはずのものなの。でも、その必要性が「誰にとって必要か?」っていう初めの部分での躓きがまずあって、その上で「当初の意図をどこまで捻じ曲げていったのか?」という進化上の問題があるのよ?

あたしは(あたしが法律屋さんじゃないから、っていうのもあるんですけれども)現行法に従って「合法か違法か」っていう議論には一定以上の興味を示せないの。なぜならそれは「その法が本来なにを意図しようとしていて、その本来の意図と照らし合わせたときにどうなのか?」っていう本質的な議論が等閑にされやすいからだわ。

どうしてそう湖の表面のさざなみを細かく分析することしかできないのかしら? 湖の底には、根底に流れる思想ってものがあってよ?

最近色々コメントも増えてうれしい限りだわ。比較的にデリケートなネタだけに、まだまだあちこちで色々な意見が聞けそうだわね。

あたしの目からうろこが落ちるような素敵な発言をしてくれる殿方はいらっしゃらないものかしら?

楽しみにしているわ。

相変わらず無知で無理解なままなのね?

http://www.accsjp.or.jp/release/040510.html

Winny関連でACCSが出した声明へのコメントよ。…相変わらず素晴らしいまでの愚かっぷりを見せていただけるわ。

しかしながら、国内外のいくつかの訴訟で明らかにされているとおり、現段階において、この技術を、何ら権利侵害を防止する措置を講じることなく「ファイル交換ソフト・サービス」として応用すれば、実態として日常的、継続的かつ大量に著作権などの権利侵害行為に悪用されることは明らかです。

微妙な言い回しで思想を誘導しようとしているのが見え見えだわ。それとも自分たちまで染まっちゃってなにも見えてないのかしら?

「何ら権利侵害を防止する措置を講じることなく」ではなくて「権利侵害を助長する設計で」よね?

Winnyは「高い匿名性」という「権利侵害を助長する設計」だったから問題だったの。この辺で「防止措置が必要」っていう言い回しに変えてなにをどうしたいのかしら?

当協会は、「ピア・ツー・ピア(Peer to Peer)」技術を高度情報通信社会における極めて重要技術の一つであると位置付け、その秩序ある健全な発展を目指して、よりセキュアな応用事例を積極的に支援して参ります。

相変わらずおろかよねぇ。基本的にP2PまたはWinnyの設計とウィルスに直接的な関連はないわ。その辺をわきまえていないから「セキュアな」とかっていう見当違い菜発言を平然とすることができるのね?

また、一方で、ファイル交換ソフトの利用者に対する著作権の普及活動などを強化し、その規範意識の向上によって、より多くの人がより安心してネットワークを利用、活用できる環境の整備に向けて努力して参りたいと考えております。

まぁここに結びついてくるわよね。つまり「権利侵害を防止する措置」は「自分達の組織」であり、したがって「自分達の組織は重要である」から「予算をもっとよこせ」とか「もっと知名度を」とか。すけべぇ根性もここまであからさまだと…やっぱりみっともないわ?

もう少しまともな技術者をいれたら…って思わなくもないんですけれども。あれだけ下手打って愚かさ加減爆発させた組織じゃ、人材探しも一苦労なのかしら?

まぁせめても思うことは…あんた達みたいな予算食いつぶすだけのバカは目障りだからとっとと消滅して頂戴ってところかしら?

*1:おバカな子のために書いておいて上げるわ。純粋に技術的に帯域制限をかけるだけではなくて、対外広告やそれに伴う影響への考察など、色々なコストがそこには付随してくるのよ?

通りすがり通りすがり 2004/05/18 22:24 blogを読ませて頂きました。それで質問なのですが、「そこから連想される危険が大きすぎる」という所の危険とは具体的にどのようなものを予想されているのでしょうか?それと「完全に誰が誰やらわからない」匿名性が必要だ、という思想で開発されたFreenetに関してはどのようにお考えなのでしょうか?

ぽんぽこぽんぽこ 2004/05/18 22:29 いやぁ、相変わらず面白いですね。いつも楽しみに読ませてもらってます。今回は特にACCSのコメントに対する切り込みが絶妙でした。予算取らせたくないよねぇホント(^^; それから「言論の自由を技術的に保証する云々」の件ですが、少なくとも日本においては、言論の自由を技術的に保証する必要なんて無いんですよね。技術的に保証しなくても憲法で保証されてますから。匿名だろうと無かろうと全ての国民が保持している権利なので、匿名性に絡めて議論するのは「ゴマカシ」っぽいです。言論に匿名性を必要とするのは「言論の自由が認められない体制」においてだけでしょう。北とか、中国とか。そういうところで民主主義的思想をぶちかまそうと思ったら「技術的に保証」というのは大きな力になるでしょうけど、日本の中ではほぼ無意味ですね。

ugauga 2004/05/19 07:34 トラフィック云々はユーザが意識すべきことではなくてISP側の問題だから筋違いでは?

dinodino 2004/05/19 09:31 何百万人?という利用者がWinnyのようなP2Pを利用して1日数ギガのデータ転送をするというのは、インターネットに対して非常にインパクトを与えます。これらはISPにとっては不必要以上に設備投資が必要になります。そしてこれらの投資は確実に一般利用者も巻き込んで料金に跳ね返ってきます。Winnyユーザのみ割高な料金がかかるならいいですが、そんなものまったく利用しない人にとっては迷惑なだけです。

dinodino 2004/05/19 09:37 よってugaさんをおっしゃっているコメントはちょっと身勝手な発言じゃないかなと思います。僕個人的にはWinnyユーザやWinMXユーザなどには携帯電話のような従量制の課金方式をとってほしいくらいです。迷惑メール配送業者とあんまり変わらないとさえ思ってしまいます。

AsaAsa 2004/05/19 09:37 前々から思っていたのですが…文章が徐々に左にずれていって見えるのはワタクシだけでしょうか…(´・ω・`)

dinodino 2004/05/19 09:39 ところで、話は変わりますが、P2Pモデルのシステムで合理的な目的を持って成功している事例ってどこかにないのでしょうか?

LucreziaLucrezia 2004/05/19 12:24 to 通りすがり。あたしは人間ってものをそんなに信用していないの。人は「周囲の目があるから」こそある程度自分を律することが出来るのよ? そこに「完全な匿名性」なんていう「ブレーキの排除」をしたらどうなるか予想できないかしら? Freenetに関してはあんまり詳しくチェックしていないから見解は避けさせていただくわ。

LucreziaLucrezia 2004/05/19 12:25 to ぽんぽこ。うふ。楽しみにしていただいてうれしいわ。確かに「全て技術で片付ける」必要なんてないのよね。その辺の冷静な切り分けっていうのも重要だと思うわ。

LucreziaLucrezia 2004/05/19 12:26 to uga。そうねぇ。直接的には、トラフィック問題はISPの問題だわ。でもそれってすぐに(Winnyを使っていないユーザを含む)ユーザの問題に落ちてくることが理解できないかしら? 関係性がある以上、影響ってのは必ず及ぼされてくるものなのよ? その辺はdinoさんも同じ主旨の内容を書かれているわね。

LucreziaLucrezia 2004/05/19 12:27 to Asa。やだごめんなさいね。どうもIEだと左にずれ込んでいくらしいのよね(あたしはOperaだから分からないんですけれども)。どうもはてなさんのCSSに問題があるらしいんですけれども…。いいCSSないかしら? もしあったら、こっそりあたしに教えて欲しいわ。もう少し時間が取れるときに、一度IEでチェックしてよさげなCSSを探してみたいとは思うんですけれども…。ごめんなさいね。

LucreziaLucrezia 2004/05/19 12:27 to dino。P2Pで成功している例は…見たことがないわねぇ。今のところ「合法的な利用で」「爆発的にニーズがある」ラインが見えていないからじゃないかしら? 結局、爆発的にニーズがあるのって、現状では「違法性のある各種ファイル」のほうなのよねぇ…

dinodino 2004/05/19 17:13 読み直したらめちゃくちゃ恥ずかしい文章を・・・・。不必要以上に設備投資→必要以上に設備投資。合理的な目的→合法的な目的。

通りすがり通りすがり 2004/05/19 19:18 僕は「ブレーキの排除」時の被害可能性と利益可能性の議論をもう少し厳密にやった方がいいかな、と思っています。結局そのあたりをWinny肯定派・否定派が騙し騙しやってるから議論が噛み合わないと思うんで。とにかくLucreziaさん、レスありがとうございました。

通り縋り通り縋り 2004/05/20 03:47 恒久的に脅迫され続けられれば、従順にもなるんじゃないでしょうか。国相手の訴訟みたいなものでしょう。勝ち目があろうとなかろうと最高裁まで争うハメになりますし。

通り縋り通り縋り 2004/05/20 03:49 技術論には付いていけないんですが、誰かが作り出さなくては出来ないものも多いのに、作り出した人間がどうなろうとも構わないような発言が見受けられるのが気になります。

通り縋り通り縋り 2004/05/20 03:50 技術は重要だけど、犯罪者は死ねと言わんばかりの。社会秩序が最優先と言う顔をして、本音は自分の利益さえ脅かされなければ良いというのが見え見えで。

通り縋り通り縋り 2004/05/20 03:54 まぁ、既得権者寄りの発言をしていれば、バカにされることはあっても、脅かされることは無いわけですから。論理の当然の帰結…なんでしょうね。

junjun 2004/05/20 16:19 47氏って頭悪い。体制を崩壊させたいなら、法律の隙間を突かなくちゃね。SoftEtherにしたって子どもだから無鉄砲に開発できたんでしょう。大人なら途中で「ちょっと待てよ」と考えるはず。ですよね。

LucreziaLucrezia 2004/05/20 16:38 to 通りすがり。そうねぇ。ブレーキ排除に伴う議論は確かにとても重要だと思うわ。近いうちにその辺のあたしの考察がかけるといいんですけれども…いまちょっと本業が忙しいのよね。でもがんばってみるわ。

LucreziaLucrezia 2004/05/20 16:38 to 通り縋り。その辺の「正しい」連中が全体を腐らせてると、あたしは思うの。そうして、その「正しい」連中は狡猾に「正しくない」連中を締め上げてくるわ。どこかでそういった流れが少しでも変わることを期待したいんですけれどもね。あたしが毒舌で「正しくない」発言をしているのはその辺への憤りっていうのが少なからずあるの。これからも「正しい」連中の周囲にある「腐った空気」に破壊的な風を送り込んでいきたいものだわ。それがそよ風程度のものであるのだとしても。

LucreziaLucrezia 2004/05/20 16:38 to jun。戦略性のなさという点ではそのとおりだわねぇ。ただあたしが思うのは、彼らってどこかで「自分の主張は正しいから認められるべきだ」っていう幼児性にも似た自己正当的主張があるんじゃないかしら? 本当に危険なことをそれでも貫くのであれば、大抵はもうちょっと戦略を練ると思うのよね。その辺への手抜かりがやっぱり…まだガキだと思うわ。あたしだって、殿方やメス犬どもにCantarellaを差し上げるときは細心の注意を払っていくものなのよ?

2004-05-17

丁寧にあわ立てた卵に砂糖と小麦粉をさっくりと混ぜ合わせて心を込めて焼いて。トッピングは、愛情がいいかしら? それともあたし特製の粉砂糖?

もう一つ現実が見えてないとしか思えないのよねぇ

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0405/17/news001.html

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0405/17/news001_2.html

Winny関連のお話の続報よ。

Winnyを肯定的に議論する」。気持ちが分からないわけじゃないの。どんなマイナスにも考察に値するプラスがあり、どんなプラスにも考察に値するマイナスがあるわ。純粋な黒や白は存在し得ないものなの。

でもね。この文章を見ている限り…あたしが思うのは「学問上でしかものを考えていないガキの戯言」にしか見えないのよねぇ。

少し切り込んでみるわ。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0405/17/news001.htmlより

技術の変化と情報社会の進展とを考えたとき、今の著作権の枠組みは窮屈すぎるという考えには、私も賛成だ。ひとつには、技術の進歩により、情報の再利用性が高まっているにもかかわらず、現行の著作権法の権利処理は非常に煩雑で、再利用が困難だということがある。また、著作権者が自分に大きなデメリットがなければ著作物の再流通や再利用も構わないと考えている場合も多いのだが、現在の日本の著作権法では特別な措置を取らない限り、原則として再利用には許可が必要となるという問題もある。

若干条件付にはなるんですけれども、このあたりはまぁうなずいてあげてもよろしくってよ?

条件付なのはこのあたりかしら。「著作権者が自分に大きなデメリットがなければ著作物の再流通や再利用も構わないと考えている場合も多い」の件ね。このあたりの程度問題って、当事者同士が意見交換で意識をすり合わせてもなおトラブルが頻発するラインだわ。そのあたりってわきまえての発言なのかしら?

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0405/17/news001.htmlより

Winnyはひとつの新しい世界を見せてくれた。広帯域常時接続で互いに接続されたコンピュータが、好きなときになんでも取り出せる一つの情報空間を提供する世界だ。

これって、人によっては一歩間違えると「***はひとつの新しい世界を見せてくれた。公の銀行の金庫が、好きなときにお金を取り出せる一つの空間を提供する世界だ。」って読み取れるのよ? その辺わかってるのかしら?

現行の著作権法にはたくさんの疑問があるわ。でも本来の目的は「努力して作った人の努力を認めてあげましょう」っていう主旨のはずなの。その主旨すらも踏みにじる世界をもって「素晴らしい」って手放しでほめるのかしら?

現行法と理念をごちゃまぜに議論しちゃいけないと思うのはあたしだけかしら?

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0405/17/news001.htmlより

ほんの5年ほど前には、ネットワークの帯域が狭く、通信料金も高かったため、欲しくもないファイルダウンロードすることなどあり得なかった。しかし、ネットワークの利用モデルネットワークの環境によって変わる。例えばWinny利用者は、関係があるかもしれないファイルを大量にダウンロードしておいて、後で関係ないものを消すといった使い方もするようになった。Winnyキーワードを設定しておくと、それがファイル名に含まれるものを順番にダウンロードする機能を持ち、一日に5Gバイト10Gバイトファイルのやりとりをしたことのある利用者も少なくないだろう。

そんな愚かな利用をしている連中のためにISPや一般の利用者がどれだけ被害を被ったか覚えてらっしゃるのかしら?

念のために書いておくわ。こういったことのために、ISPのいくつかはWinnyWinMXをターゲットにした帯域制限までかけざるを得なかったの。「自分がよければ他人は迷惑を被ってもよい」って考え方はあんまり好きじゃないわ。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0405/17/news001.htmlより

私の知人の間では、FTTHを使い切ることのできるアプリケーションは今のところWinnyしかない、と話している。Winnyは、現在のブロードバンドネットワークを初めて「生かし切る」分散アプリケーションなのである。

愚かも極まりない発言だわ。使い切ったとして、ベストエフォード環境で他人の帯域のどれくらいを消耗し尽くしているのかしら?

そういうことをやるんなら専用線でも引いて、それから考えて御覧なさい?

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0405/17/news001_2.htmlより

ここまで、いくつかのWinnyの功績を挙げてきた。証明こそできないが、私はWinnyがこれだけ多くの人に支持されているのは、単に映画やソフトがただで手に入るからではないと思う。Winnyが作られ改良されていく過程、そこに込められた思想、Winnyが見せてくれる新しいネットワークの使い方など、様々な点でWinnyは優れているし、何より口や文章だけではなく、それが動くものとして手にはいるということは素晴らしいことだ。

あらそうかしら?

あたしが知っている限り、多くのユーザにとって重要なのは「映画音楽やソフトがタダで入手できるから使っている」だけだわ。著作権侵害なんて思ってもない人たちも大勢いらっしゃってよ?

そういう多くの人たちは別にバージョンアップもしないし(Winnyが作られ改良されていく過程への否定ね)、背景になる思想どころか著作権侵害に当たることすら意識していなかったわ(そこに込められた思想の理解への否定ね)。

どうしてこう「高尚な議論に持ち込んでさも素晴らしいものにしようとする」のかしら?

上を見るなとはいわないわ。でも底辺を見据えることってそれ以上に重要よ?

そうして、結局ここでも発言されていないもう一つのポイントは「なぜあそこまで匿名性を高めた使用にする必要があったのか?」ってことへの考察なの。

もちろんそれは「現行法の著作権法への反撃」の意味合いを込めているのかもしれないわ。でも結局「違法性の高いファイルP2Pに使われることへの想定」を否定するものではないの。

この記事にしても、元にしたと書かれているhttp://ishbash.blogtribe.org/entry-1b51c5bce065ef94b9326cb08cabd9a2.htmlhttp://ishbash.blogtribe.org/entry-8bbe70feb03bfce691439c50be0bed81.htmlを読んでも、結局根底に流れている雰囲気は「Winny使ったっていいじゃん」という非常に分かりやすい主張なのよね。とても自分本位な、周りが見えていない主張だわ。

ここで「前向きに」とか発言するのであれば、例えば「経済効果への、プラスとマイナスの双方を視野に入れた考察や調査結果」とか「著作権法の本来の理念と現行法とのひずみに立脚したWinnyのもたらす功績」とか、もう少しまともな考察が出来ないものなのかしら?

そういうことをやらずに「いいジャン便利だし」の延長線でものを書いている限り「社会を知らない愚かな研究者の戯言」を超えることはないわ。

もう少し骨のある男っていないものなのかしら?

gehigehi 2004/05/17 20:11 最後のだけ納得。開発者逮捕されなきゃ、こんなこと言えないし、純粋にWinnyの技術に惚れている人って少ないと思う。

hoshikuzuhoshikuzu 2004/05/18 01:31 著作権法の本来の理念と現行法とのひずみに立脚したWinnyのもたらす功罪」ふぅむ。

shiragashiraga 2004/05/18 05:51 ITmediaが夢見るような戯れ言に過ぎないですね。一方、高木浩光さんがWinnyの「罪」の部分に関して、反論の余地のないと思われる文章を書かれています。 http://d.hatena.ne.jp/HiromitsuTakagi/20040516#p1 これらの問題を解決出来ない限り、P2Pファイル交換ソフトに未来はないと思います。

shiragashiraga 2004/05/18 05:54 その一方、ある種のCCCDに対しても、致命傷とも言える指摘をされています。 http://d.hatena.ne.jp/HiromitsuTakagi/20040516#p2

LucreziaLucrezia 2004/05/18 14:36 to gehi。そうねぇ。ほとんどの人が惚れているのは「簡単に(著作権法上違法なものを含む)他では手に入らないような素敵なファイルがゲットできる」からだと思うわ。というか、技術背景やましてや思想背景にまで思いを寄せている人がどれだけいるのかっていうのはとっても疑問だわ。

LucreziaLucrezia 2004/05/18 14:36 to hoshikuzu。考察に値するネタだとは思うんですけれども…だれかこの辺をしっかりと考察してくださる素敵な法学系殿方はいらっしゃらないものなのかしら?

LucreziaLucrezia 2004/05/18 14:36 to shiraga。高木先生は敬愛する方ですもの。もちろん見てるわ。相変わらず素晴らしい突っ込みよねぇ。素敵だわ。ああいった考察をきちんとできる人と、その考察を真摯にとらえてくださる方々がもう少し増えれば…って思うんですけれども。

clowdogclowdog 2004/05/19 00:06 ISPのベストエフォートについてもう少し勉強した方がいいですよ。

LucreziaLucrezia 2004/05/19 17:09 to clowdog。他人にそういった発言をするなら、最低限「どこがどのようにおかしいのか」をきちんと書くのが礼儀よ? あなたの書き方じゃ「どのポイントを持っておかしいと思っているのか」すらわからないわ。それって他人との議論を否定しているのと一緒ですし、それってつまりは「俺偉い他人カス」っていうとてもエゴイスティックな発想の現れよ? どうしてこぅ、自慰行為しか出来ないガキが多いのかしら(溜息

boomboom 2004/05/21 23:24 http://ishbash.blogtribe.org/day-20040510.html の序文「しかしここではあえて、、」に対してこうゆうツッコミ入れても・・・。それにこちらでの指摘は筆者もそれぞれ問題視してるように感じましたが?

sageghstrsageghstr 2004/06/01 00:23 なんでclowdogさんに食ってかかってるのか理解不能。ちょっと注意してあげただけだろうにね。詳しく教えてくれと言うのが普通だし、あまり褒められないがせめて聞き流すことだな。どうしてこぅ、自慰好意しか出来ないガキが多いのかしら(溜息

sageghstrsageghstr 2004/06/01 00:25 すいませんサイトの趣旨を誤解してました。clowdog、Lucrezia、双方にお詫び申し上げ奉り候。いやむしろ釣られてあげたぞ礼を言え、というところか。

XEREXERE 2005/07/22 09:40 ISPは「ベストエフォート」「最大限努力します(がカタログ通りの値は出ません)」というサービスをしてるわけ。
だからADSL50Mとか、明らかに日本では50Mなんてでない数値で売ってるわけですよ。
僕はいくらベストエフォードだからといってADSLが50Mのような机上の数値で売る事に対しては憤りを感じる。
光にしたってオーバーヘッドやらVDSLやらで10〜40M出れば良いほうだし。もっとも良い場合でも実測85Mbpsが良いところじゃないかな。

そんなわけで、帯域を食って他人の取り分を圧迫するのであれば、それに準じた動的な帯域の配分をしたらいいのです。WinnyやMX,Share「だけ」をねらい打ちにするのではなく、ウェブもメールもFTPもね。100Mガンガン使いまくれます、とか宣伝してるのだから、せめてベストなエフォートサービスをするのはISPの責任ではありませんか?

LucreziaLucrezia 2005/07/22 22:16 To XERE。あら、昔っからまっとうに背景を知っている人は、思いコンテンツにも十分苦言を呈していたわよ?
ただ、回線の話し「だけ」に絞ってなお「ユーザがPCを利用していない状態でも自動で一定量の大域消費を常に続けている」点で、「重いFTP」や「重いWeb」よりも「(ある程度の長さの)1時間単位における帯域消費量」が激しいと言えるんじゃなくってかしら?
まぁ「もうちょっと帯域を太くしてほしい」ってのはわかるんですけれども。…でもあたし的には「クライアントの前にサーバ用の回線を”お値段据え置きで”もうちょっとどうにかして頂戴!!」って感じだわね。

2004-05-15

あのひとのことを考えると胸が苦しくなってくるの。どんな毒よりも甘く、どんな救いよりも苦いなにかがあたしの心を満たしていくわ。…やだわあたしったら。久しぶりの恋する乙女だわ。

覚悟を決めて悪を貫けないものかしら?

Winnyの続報よ。

http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=GIF&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2004051101005798

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/05/12/3069.html

そうねぇ。あたしの素直な感想としては腹ぁ括って悪を貫けないのかしら?って感じだわ。

Winnyが黒に近いグレーなものであること、実際の利用者のことを考えたらほぼ確定黒なのは全員分かっていたはずよ? 「黒なのはわかってるけど俺はやるんだ」っていう意気込みはいいと思うの。それを否定するつもりはあたしにはないわ。あたしだって日本の著作権まわりには色々疑問を感じているんですもの。

でも、どう足掻いたところで現時点で法律的に黒に限りなく近いのは事実なの。そこで逮捕だのなんだのされたからっていっていきなりもがくあたりが、あたし的には子悪党にしか見えなくて嫌だわ。

作者の47氏があれだけ潔い発言をしているのよ? どうして便乗でもいいから乗っかっていかないのかしら?

そのあたりの子悪党っぷりがみっともないったらありゃしないわ。味噌汁で顔洗って出直してらっしゃい。

もう一つ。あたし的に疑問を持つ内容を提示しているサイトがあったから紹介しておくわ。

法と常識の狭間で考えよう:http://beatniks.cocolog-nifty.com/cruising/2004/05/winny_1.html

ここでこんなことが書かれているの。

http://beatniks.cocolog-nifty.com/cruising/2004/05/winny_1.htmlより

体制を崩壊させることを意図して核爆弾を作ったら犯罪になるだろうが、体制を崩壊させることを意図して、ファイル交換ソフトを作ることが、どのように犯罪的な意図や動機に繋がるのかが、私には全く理解できない。

あたしには、正直なところどちらも同じにしか見えないの。なにが同じかって問われるのであれば「崩壊的思想を元に現実に影響を及ぼすものを作成した」点においてよ。

それとも「人が死ななければよい」っていうラインなのかしら?

http://beatniks.cocolog-nifty.com/cruising/2004/05/winny_1.htmlより

現在の著作権法制度に対して異を唱えたり、現在の体制に異を唱えることは、思想・信条の自由や表現の自由として憲法で保障されている。

これは確かにそうだと信じたいわ。でも、発言することと行動を起こすこととは一緒ではないと思うんですけれどもそのあたりはどうなのかしら?

http://beatniks.cocolog-nifty.com/cruising/2004/05/winny_1.htmlより

このように、徐々に、わが国においても、思想・信条の自由や表現の自由が、あからさまに制限されるようになる時代が来ているのだろうか。

そうねぇ。この辺は確かに色々危惧される部分だと思うわ。ただ、今回の件は、確かに根っこに思想の自由への侵害の可能性が十分に考えられるんですけれども、とりあえずは「実力行使に対する制限」だと思っているわ。

気持ちはすごくわかる部分も多いですし、あたしは法律の素人だから、きっとそのあたりであたしの知らないなにかがあるとは思うの。そのあたり、あたしは基本的に専門家ってのが好きなのよ。

でもあたしはすごく疑問におもう部分があったわ。だから「素人はこんな疑問を持つものよ」っていう意味合いをかねて書いてみたかったの。

あたしは「思想は処罰されないべき」ではあると思うわ。でも「思想を実力行使で動かす」部分についてはつけこまれる隙が大きいのも事実だと思うの。思想をアピールしたいのなら、もっと別の、狡猾な搦め手があったんじゃないかしら? 正面突破は格好いいけれども被害も大きいものなのよ?

なにをトチ狂ってるのかしら? 濡れ手で粟の大もうけかしら?

http://www.asahi.com/business/update/0511/111.html

http://slashdot.jp/articles/04/05/11/1019214.shtml?topic=89

http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/chousa/yubikitasu_j/040301_2.html

喉元すぎれば熱さ忘れるとはいうけれども…いかがなものかしら? って思うわ。e-Japan、どれだけ低い摩擦係数ですべりまくってたのかもう忘れたのかしら?

そうねぇ。例えば、資料4−1 2010年ユビキタスネット社会(http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/chousa/yubikitasu_j/pdf/040301_2_s4-1.pdf)を見て頂戴。…どっかの山師が一山あてようって内容にしか見えないのはあたしの気のせいかしら?

最後のPageに「具体論にかける」ってあるのはたいした自己分析だと思うわ。でもじゃぁこの文書のどこに具体性があるのかしら?

次に資料4−2 本懇談会が目指すもの(http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/chousa/yubikitasu_j/pdf/040301_2_s4-2.pdf)を見てみたわ。なんていうか…言葉のマジックの乱用ね。「便利な社会は素晴らしいですよね」と問いかけられてNGを出す人間はそうざらにはいないわ。でもそこで「便利とは何か?」「本当に便利なのか?」「そこに支払われる代償は何か?」っていう議論を大アンドロメダの彼方に置き去りにしたまま話を進めていくのは果たしてどうなのかしら?

ついでに、ではあるんですけれども。きっとe-Japanへの突込みを一応は危惧してるのね。資料5 IT戦略本部におけるe-Japan戦略の概要(http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/chousa/yubikitasu_j/pdf/040301_2_s5.pdf)ってう資料を作ってるんですもの。しかもその資料によれば、「e-Japan戦略供廚辰討里あるらしいわ。

…e-Japanの芸術的なコケっぷりへの反省とかが全然出来ていないのね。資料では、いかにも「目標は達成できた」っぽい記述があるんですけれども。突っ込みどころのデパートのような状態で…品選びだけで日が暮れちゃうわ。

結局トータルしてみていて感じるのは「利権の発生と上前の懐への流れっぷり」だけなのよね。

u-Japanって単語と実績がどれだけきちんと出来上がっていくか、ある意味見ものだわ。見世物とか悪夢とかにならなきゃいいんですけれども。

通り縋り通り縋り 2004/05/15 10:55 名乗りを上げただけで、拷問を受けるのは中世と同じですからね。

ミス・チョイスミス・チョイス 2004/05/15 16:13 御節ごもっともです。ただ、法律を運用する以上、思想信条を理由にして灰色を恣意的に黒や白にしたりする最近の警察の傾向は気味が悪いんですが、どうお考えですか?

shiragashiraga 2004/05/15 17:02 >>ミス・チョイスさん 警察だけではなく、政府関係者もですよね。例のイラクの人質騒ぎを見てると。

shiragashiraga 2004/05/15 17:07 なぜ、この国の行政には「後顧」「反省」というものがきれいさっぱり抜け落ちているのだろうか? 「失敗」を認めなければ、失敗の原因究明も改善策の検討もない。 「御上のやることはいつも正しい。庶民が文句を言うな」という(行政、市民双方の)意識はどうすれば変えられるのか?

通り縋り通り縋り 2004/05/16 15:35 ”疑われただけで”は、もうすぐかも知れない。あ、もうすでに”挑発的な態度だから”に踏み込んでるのか。

通り縋り通り縋り 2004/05/16 15:37 ちなみに私がコレの話題を書く場合は、

通り縋り通り縋り 2004/05/16 15:38 ”わざと”ウィニーと書きます。嫌な時代と思わんか?

hoshikuzuhoshikuzu 2004/05/17 00:45 あねご!お久しぶりです。(いもうとかもしれませんが)。私が思うに今回の件、著作権以前の何やら怪しげな意図を感じるのです。匿名であるから逮捕されているような、、ね。匿名で(社会に)物申すこと、それこそが邪魔クサイと思っている人達がいるような気がいたします。なので、匿名でない人はどんなに悪用可能なアーキテクチャの開発をしても逮捕されませんです、はい。きっと。

LucreziaLucrezia 2004/05/17 12:28 to ミス・チョイス。その辺の情報操作とかっていうのはある意味社会戦における基本だと思うわ。だからあたしはあまり否定していないの。ただ…あまりにも露骨で下手なのよねぇ。あたしは「恣意的に白黒つける」よりもその下手さ加減のほうが嫌だわ。

LucreziaLucrezia 2004/05/17 12:28 to shiraga。公的機関が愚かなのはやっぱり年月の積み重ねなのかしら? 結局人間って力を握った瞬間から堕落していくものなんだわ。ただ多くの場合はある程度のところでブレーキがかかるんですけれども…日本政府へのブレーキっていつかかるのかしら?

LucreziaLucrezia 2004/05/17 12:29 to 通り縋り。そうねぇ。公的権力(暴力)が暴走しているのは間違いないわ。ただもっと怖いのはそういった暴走に対して「無理解/無関心になっている」国民の存在だわ。目を閉じて愚君に従う国民達。怖い絵柄じゃないかしら? でもそれが今の日本よ?

LucreziaLucrezia 2004/05/17 12:29 to hoshikuzu。ほっほっほ。あたしに年齢の話を振るとはいい度胸だわ(笑)。まぁ裏の意図はいくつか見え隠れしてるわよね。匿名性への愚かな発言は確かに随所で見ているわ。でも匿名性の排除の次は「本格的な邪魔者の排除」よ? そうやって考えると結構大掛かりに愚かな計画の一端に見えるのよね。…とはいえ、あたしが一番危惧しているのは「陽動の可能性」なんですけれども。

himajinhimajin 2004/05/17 12:48 凡人には、著作権法に違反しても捕まらないようにしたいと考えた人が、そのためのソフトを作って法に反しても捕まらないという売り文句で配って、実際に法律違反が発生したから捕まったとしか見えないのですが。。

himajinhimajin 2004/05/17 12:53 それがどうやったら、思想の制限とか新技術の芽を摘むとか言う話になるのか理解できないのですがどういうことなんでしょうか。。?

LucreziaLucrezia 2004/05/17 14:28 あら。彼らの連想ゲームは単純よ? 「著作権法がおかしいという思想を持っていた人が逮捕されたから思想の制限」であり「技術に罪はないのに逮捕されたから新技術の芽を摘もうとしてる」ふうに見えるんだわ。そうねぇ。物事を「ものすごく一方的な方向から見て他のことの全てに目をつぶる」と、彼らの考え方が理解できるかもしれないわね。そんなモノへの理解が必要かどうか、っていう話は置いておくとして。

solsol 2004/05/17 23:23 どもはじめまして。僕はこのテの話(権力からの陽動)を見つけると「1984」という映画を思い出すよ。その結果がこの映画の世界観というような。ああ〜、でもこの映画はとても単純だと思う。実際は複合というか(それゆえここまでひどくはないだろうとゆうか)。ちなみに遥か昔にこのネタを与えてくれたのはLucreziaさんみたいな仕事している人間ではない。

solsol 2004/05/17 23:25 http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD11121/index.html

2004-05-11

うふ。ちょっとご無沙汰だったわね。元気だったかしら?

しばらくいいニュースがないわって思ってるうちにGWに突入して、あたしは男たちと素敵な時間を過ごしていたわ。

そうして長い休暇を終えてみたら…まぁ素敵なニュースが目白押しじゃなくってかしら?

あたしは有罪って言って差し上げるわ

http://www.asahi.com/national/update/0510/004.html

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0405/10/news008.html

http://slashdot.jp/article.pl?sid=04/05/10/0017250

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004051000023&genre=C1&are=K00

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0405/10/news015.html

http://www.asahi.com/national/update/0510/019.html

http://www.st.ryukoku.ac.jp/~kjm/security/memo/2004/05.html#20040510__Winny

http://www.google.com/search?hl=ja&lr=&ie=UTF-8&oe=UTF-8&c2coff=1&q=+site:www.nan.sakura.ne.jp+47%E6%B0%8F%E8%AA%9E%E9%8C%B2

http://www.asahi.com/national/update/0510/020.html

そうねぇ。あちこちで色々な話が出てるんですけれども。あたしは原則有罪だと思ってるわ。理由は簡単で「根っこにあるのが著作権侵害を視野に入れた開発だった」からよ。

もう少し噛み砕いてみるわね。あたしは常々疑問に思ってたんですけれども。著作権ベースにした法的な問題がないと主張するソフトだとすると、どうしてあそこまで念入りな匿名性が必要だったのかしら?

http://www.asahi.com/national/update/0510/020.htmlより

金子容疑者はこれまでの調べなどに「現行のデジタルコンテンツビジネススタイルに疑問を感じていた。警察に著作権法違反を取り締まらせて現体制を維持させているのはおかしい。体制を崩壊させるには、著作権侵害を蔓延(まんえん)させるしかない」と供述。インターネット上の掲示板2ちゃんねる」上では、「そろそろ匿名性を実現できるファイル共有ソフトが出てきて現在の著作権に関する概念を変えざるを得なくなるはず」「自分でその流れを後押ししてみようってところでしょうか」と開発意図について説明していた。

まぁこのあたりの発言から考えても、本人が「違法性やる気満々」なのは見え見えよね。

別に、あたしは「違法なものをやっちゃいけない」なんで奇麗事を言うつもりはないわ。わかっててやってるんならいいと思うし、そういう意味47氏の態度は「認識した上でやって、且つきちんとそれを認めている」あたりが素敵だと思うの。まじめ一辺倒の馬鹿どもとは比較にならないほどいい男だと思うわ。

ただ、その周囲の議論を見ていると愚かさが際立っているようにしか見えないの。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0405/10/news015.htmlより

「ほう助とは正犯の実行行為を容易にする行為。著作権法違反のほう助容疑での立件は『ユーザーの著作権侵害を容易にすることをした』との判断からだ」。

「ただしWinnyは、著作権違反以外にも使える『中立的な道具』。犯罪以外の用途にも使える道具を開発したことが罪になるのかは判断が分かれる。こういったことは日本ではあまり議論されてこなかった分野。ドイツではよく議論・裁判になっているが、判決は多岐にわたっており、結論は出ていない」。

物事をどうしてそう表面からしか捕らえられないのかしら?

そういえば、どこかで「anonymous FTPや、そもそもFTP、プロキシサーバも幇助になるの?」みたいな発言を見つけたんですけれども。バカだわ。脳みそを使うってことを知らない無知な子供なのね、って感じだわ。

どうして無知かわかるかしら?

例えばanonymous FTPを取り上げてみるわ。

確かに「誰でも使える」し、使い方によっては「著作権上違法なファイルの交換をする」ことも十分に可能よ。でも、どこまできちんと設計やら実装やらが追いついているかどうかはともかくとして、anonymous FTPは「意図的な匿名性」は存在しないわ。別にログをかく乱するでもなし。チェックはないにしたところで原則としては「使う人間のメールアドレスを求める」ことで、きちんとユーザが誰なのかを把握しようとしているわ(有効かどうか、ってのは別の問題よ)。FTPプロトコルが作られた当時の事情とあわせて考えてみても、あのプロトコルを作った人間が「違法性のあるファイル交換をすることを前提に作った」とは考えにくいわ(あの当時はネット上では性善説が蔓延してたのよね)。

翻ってWinnyはどうかしら?

あれだけ匿名性を前面に押し出してきたものに対して、ましてやその頃すでにあった「WinMXを視野に入れた」状態で。どうみても「違法なファイル交換を主眼に入れている」ことが見え見えじゃなくってかしら?

だからあたしは有罪だと思うの。この点に関してはあたしは譲らないわ。この辺の論調はまぁSoftEtherの時と一緒だわね。

ついでに「Winnyの使い方を懇切丁寧に解説していた書籍」もいっせいに取り締まってくれないかしら? ネットランナーとか。ああいった「悪事のやり方すら心得ていない救いがたい愚者」はなによりも醜いわ。あたしの目から見れば同罪よ。だって「違法性を把握してる」状態である、という点において一緒なんですもの。アジテートしてる分むしろ性質が悪い、って見方すら出来るんじゃないかしら?

ただね。愚かな騒ぎ方をしている連中が大勢いることも確かですし、こないだのように「便乗した」お話を持ち込もうとしている連中がいること、予想が出来ることもまた確かなの。

http://www.asahi.com/national/update/0510/019.htmlより

作詞家作曲家らでつくる日本音楽著作権協会(本部・東京)によると、Winnyの登場でレコード会社などはかなりの痛手を被っていたとみられるという。レコード会社の総生産額は毎年減り続け、98年に比べて03年は約3分の2の4千億円に落ち込んでいる。

この辺はまぁ論外だわ。前々から書いているけれども。自分たちの業績の悪化とその原因を明らかに「外因に押し付けたい」すけべぇ根性が見え見え。甘い汁が吸いたいんなら山奥で甘葛でもかじってらっしゃい。人間社会に居座ってちゃだめよ? お猿さんなんだから。

こんなバカは一蹴するとして。

気になるのは「幇助というものをどこまで拡大解釈してしまうのか」という部分。

正直なところ。今回の逮捕劇が、あたしが考えてみるみたいに「前提条件の問題が多すぎるため」に逮捕が行われた、とは考えていないわ。

むしろこの辺がきっかけだと思うのよね。

http://www.asahi.com/tech/asahinews/TKY200404300155.html

http://www.asahi.com/tech/asahinews/TKY200404300152.html

http://www.asahi.com/special/yahoobb/TKY200403300370.html

http://www.asahi.com/special/yahoobb/OSK200403290025.html

そりゃまぁ必死よね。自分たちのメンツがつぶされてるんですもの。

あたしが嫌なのは「物事の本質から遥か彼方かけ離れた理由で物事が進んでいる」ことかしら。

「結果的に問題がなければいいじゃん」と言う人もいるわ。でも、物事の根底が間違っているって言うことは「いつ歯車が狂っておかしくなっても不思議じゃない」ってことなの。そんな薄氷の上に立脚するような安全性なんていらないわ。

物事の根底がきちんとしていてですら、人間は往々にして目的を見誤ってそれてしまう生き物なの。だからこそ、常に目的の根っこを再確認しながら、必要であれば外部からのチェックも受けながら、つねに軌道修正をする必要があるのよ。

袋の中に入っている生き物を叩いたら「にゃぁ」って鳴いたから猫だ、なんてのは大きな間違いだわ。袋を開けてみてクトゥルーの邪神でも出てきたらどう対処するつもりかしら?

違法なファイル交換の風習が廃れること自体は歓迎するわ。でも「そこから学べること」を学ぶことが出来なかったら、きっとまた同じ過ちを繰り返すのね。

バカは死ななきゃ治らないっていうけれども。一度あたくしのお菓子でも召し上がってみるかしら?

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楽しんでいただけたかしら?
いつか、あたしの事も楽しませてね

そうそう。最後に一つ。このPage、どうもIEで見るとインデントがおかしくなるみたいなのよねぇ。でも、あたしはOperaとFirefoxの人間ですし、そもこのテンプレートもはてなさんが用意してくださってるものなの。
インデントが汚いってかたは、ぜひあなたのその「汚いブラウザ」を乗り換えなさい。そうすれば見易くなってよ?