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2011/07/16(土)

フェルメールからのラブレター展@京都市美術館

| フェルメールからのラブレター展@京都市美術館を含むブックマーク フェルメールからのラブレター展@京都市美術館のブックマークコメント

10日の日曜日、京都市美術館で開かれている「フェルメールからのラブレター」展に行ってきました。
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この展覧会、別に京都まで行かなくても12月には東京に巡回してきます。ですがフェルメール相手に待つなんて無粋なことが出来るわけもなく、はい、京都まで追いかけてきた次第。フェルメールが3点も来るとなると、いても立ってもいられなくなるのは、ある意味仕方のないことです。


ただ、フェルメールの展覧会で気になるのは、フェルメール以外の作品。なんたってフェルメールは30点程しか真作がないので、フェルメール作品だけで展覧会をすることは困難。となれば、同時代の作品と組み合わせてオランダ絵画展にしてしまうか、所蔵する美術館の収蔵品にしてしまうか、そういうことをすることになります。このうち前者はフェルメールとの力量の差が眼に余ることもあって、フェルメールは良いんだけど展覧会としては……となることも多いです。そういう意味では、フェルメールは地雷原です。


今回の展覧会は同時代のオランダ絵画と抱き合わせにしていましたが、抱き合わせをするにも、単にオランダ風俗画、というくくりで選定するのではなく、フェルメール作品に因み、手紙やコミュニケーションを題材にした作品を集めているのが特徴。また、点数を50点弱にまで絞り込んでいるもの珍しいです。このようにテーマを決めて、点数を絞り込んだおかげで、ふぇるめーる以外の作品も陰影表現などが素晴らしいと感じることが出来ました。特に、ピーテル・デ・ホーホの描く子供が可愛いの。スカートはいているけど、実は男の子ですといわれても、可愛いものは可愛いのです(と、何年経っても女装少年が好きなことに変化がない私)

また、この時代の作品は服の質感がリアルに感じられるものが多かったと思います。ハブリエル・メツーの「窓辺で本を読む女」で、女性が着ている衣装なんかもそうです。


フェルメールの作品は、「手紙を書く女」「手紙を書く女と召使い」「手紙を読む青衣の女」と来ていました。
「手紙を書く女」は、黄色い衣装と、耳飾りの煌めきが印象的です。そして、「手紙を読む青衣の女」は、青の絵の具(ウルトラマリン?)が良い輝きをしていました。輝いてこそのフェルメールと感じる次第です。



この展覧会、主題も作品もしっかりしていて、みていて愉しむことが出来ました。東京に巡回してくるのが、今から楽しみです。