2011-03-21
3月は楽し
寒さがカムバック。 北風が強く、今年の冬は中々退散してくれそうにない。 と言っても、週末の予報はどうも初夏を思わせる陽気だそうだ。 3月は冬と春が綱引きをしているみたいだ。 昨日はセーター、今日は半そで、みたいに。
3月は結構色んな行事がある。 上旬はカーニバルが最終日を迎えるし、その後は7週間の『サラコスティ(イースター サンデイまでの動物性食物を絶つ習慣)』が始まる。 今日、友人に教わったのだが、イースター前に門や外壁のペンキを塗りたて、綺麗さっぱりするのが習慣らしい。 日本の大晦日前の大掃除みたいだ。 サラコスティの最中は、野菜、魚、豆料理などを主に取る人が多い。 家では相変わらず肉も食べているが、イースター直前の週は私達も肉を絶つことにしている。
ギリシャ料理には肉料理よりも、野菜、魚介類、豆料理が好みだ。 野菜は以前書いたイェミスタ以外にも、ズッキーニ、ナス、ピーマンなどをオーブンで焼いた『ブリアム』、ほうれん草のリゾット『スパナコリゾ』、リーキのパイ『プラソピタ』など。 魚介類はイカのご飯詰めをトマトで煮た『カラマリ イェミスタ』、エビのスパゲッティ『ガリドマカロナーダ』など。 豆は、ヒヨコ豆のスープ『レヴィシア』、白インゲンのトマト煮『ギガデス』など。 もー書いているだけで、よだれが。
何も肉なんか食べなくても7週間へっちゃらのようだが、どこかで肉の匂いがすると、ついつい焼餅を焼いてしまうのだ。
3月25日は、ギリシャの独立記念日。 オスマン トルコを撃退し、400年の統治に終止符を打った記念すべき日。 各地で行われる学生達のパレードを観賞した後は、『バカヤロ スコルダリャ』(なんかすごい名前でしょ)を食べる。 このなんかすごい名前の食べ物は、タラの天ぷらとガーリックを効かせたマッシュポテトのようなものをいう。 家ではその後、テレビでギリシャ独立戦争の映画を見て自由を尊ぶ、というよりは、夫の鳥肌が立つ感動のシーンを見る(見させられると言うか、毎年、よく飽きないねー、まったく)。 夫は戦争映画なら大体いつも鳥肌を立てる。 好きな映画は、『ブレーブハート』、『ザ ラスト オブ モチカンズ』、『ラスト サムライ』だ。 特に『ラスト サムライ』を見た後は、3日間くらいサムライになってしまう。 「前世では日本人だったんだ」と勝手に決めている。 ま、縁があったことは確かの様。