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December 24, 2010 (Friday)

遙か

[]遙か

遙か先に見えるものは いったいどんなもの

ベッドで丸くなってうずくまり 目を閉じないまま

まだ眠りたくないから 暗闇に映ったあなたを見つめて

ただただ見えない遙か先を 想像して眠りにつく


今このときを振り返り そのまま忘れてしまうの

2人描いた空間カンバス それほど多くない色使い

けれどもすべての色に想いがあり 想いが重なり合っている

あの頃に戻りたい 戻れない遙か昔 あの頃の2人に


ゆっくりと歩き出せば そのうちに走り出す

加速度のついた感情 朝焼け夕焼け

遙か遠くに橙の太陽 暖かさで迎え入れてくれた

2人は海岸までたどり着き すべては2人のものになる


戻らない 戻ることもない 今このとき 2人

走り出るのをやめれば 2人の歩幅が同じになる

多くない色使い 混じり合って新しい色を生む


まだ眠りたく無いから 暗闇に映ったあなたを見つめて

ただただ見えない遙か先を 想像して眠りにつく

November 03, 2010 (Wednesday)

段ボールのBLUES

[]段ボールのBLUES

戸棚や机からものを出してさ それっぽく分けて詰め込んでいく

こんなの全然使わなかったな 持って行こうか捨てようか

小さな段ボール そんな風に悩みながら


あんまり押し込めないように けれども都合良く詰め込んでいく

乞う御期待の映画を待つような そんな気分で次の街を考えながら

小さな段ボール 引越しの準備が始まる


7ヶ月間だけの街だったけれど 街は俺を受け入れてくれたんだ

スーパーのおじさんとも仲良くなったし 駅までの信号の流れだってわかってる

青色黄色赤色 そこの交差点は斜め左さ それからすぐに斜め右

素敵でもクールでも無かったかもしれないけど 最高の映画 その舞台


買い忘れたガムテープ コンビニで昼飯と一緒に買ってきた

あふれる涙が空模様 段ボールにシミがついていく

小さな段ボール ありがとうと街に伝えて


もう少ししたら俺は往くよ

小さな段ボール 引越の準備が始まる

段ボールのBLUES 次の街が待っている

December 24, 2009 (Thursday)

ピュアラブ

[]同じ部屋で

2人同じ部屋で 少しだけ贅沢な食事をしよう

アボガドサラダや ぶ厚いベーコンを食べる

デザートにはビターチョコレート ほろ苦くべたべたなりたい

時にはシュガーを入れたホットミルクも用意したりしてさ


2人同じ部屋から 違う時間に出かけて待ち合わせをしよう

君が先に行ってしまうのならば 僕は後から追いかけていくよ

1時間か 2時間か 君が思ったよりも時間はかかるけれど

それでも必ず逢いににいくから もう少しだけ待ってておくれ


高いビルにあるバーでは バーテンダーがいなくて 君と僕の2人だけ

ジントニックみたいに綺麗だよ ミリオンダラーみたいに魅惑して

パラダイスでも ブロンクスでも ブルームーンでもない

君からのピュアラブを待ちわびているのさ 今すぐシェイクしておくれ


2人同じ部屋で 2人同じ街で 2人一緒にずっと ずっとこのまま

November 05, 2009 (Thursday)

誕生日ケーキの代わりに

[]少しでいいから優しくしよう

ああ 彼女は疲れてる そう 若い女だ

今日も着古したドレスを着ている

けれども彼女が疲れているのなら

少しでいいから優しくしよう


彼女は待っている

決して 決して手に入らないものを待ち望んでいる

それが彼女の手に入らないなら

少しでいいから優しくしよう


感傷とかじゃなくて そうじゃなくて

彼女には悲しみと悩みがあるのさ

だから 彼女に優しい言葉をかけよう

それは楽になる 今よりはマシになる


お前は後悔しない

若い女はお前の優しさを忘れない

愛は彼女の幸せ この上ない幸せ

少しでいいから優しくしよう 幸せを得るために


抱きしめて 悩ませないで 置いて行かないで

少しでいいから優しくしよう 少しでいいか

August 26, 2009 (Wednesday)

新宿の女

[]新宿の女

そうだな 俺がこの街に入ったのはかれこれ1時間前

ちょっと風向きはどうかな なんて見て回ったのさ

ボロの雑居ビルにいる女たちがいるあたりをな


あんたはこの明るい街のかわいい女なのかい

それともそこらのただの天使を追いかけるやつなのか

夜の街 明るい街 夜のない街 眠らない街


新宿の女 日曜の昼下がり 新宿の女 日曜の昼下がり

おまえを乗っけてドライブしていく すぐ手に届く距離を時間をかけて

ブラックホールの奥に向かって ブルーズをやりながら

穴の中へ 手を取り合って 旅をしながら 雨に降られながら


俺にはお前の髪が燃えているように見える

丘陵には炎が舞い上がり続けている

この俺を不利にしたがるやつら

おまえならわかるよな やつらは嘘吐きだ


クルマで走り回る 深夜の裏通りを歩く

パトカーのバカ ぼったくりバー

こんなに寂しそうな女 一度だって見たこと無いぜ

ひとりっきり こんなにも ひとりっきり かくもひとりっきり


ミスターモージョは動き出す

ミスターモージョは起ち上がる

どんどん強めていくんだ

動き始める 高まっていく 身を上げる


ミスターモージョは動き出す

ミスターモージョは起ち上がる

どんどん強くしていけ

起ち上がる 俺は起ち上がる 身をもたげるのだ


俺がこの街に入ったのはかれこれ1時間前

あんたはこの明るい街のかわいい女なのかい

それともそこらのただの天使を追いかけるやつなのか

夜の街 明るい街 夜のない街 眠らない街


新宿の女 俺の女 かわいい新宿の女

ちっぽけな新宿の女 女よ さあ行くぜ