西暦2000年のクロスファイア

クローゼットの整理をしていたら懐かしいのが出てきたよ。以前も紹介したことがある矢田亜希子主演の「クロスファイア」。ちょっとだけ見てみようかと再生したら、結局、最後まで見ちゃったよ。
     
このとき亜希子は22才。この6年後にあんなことになるとはな。亜希子が思いを寄せるのが伊藤。
     
この映画では破壊的なまでの大根っぷりを披露した。いまのような人気俳優になるとは思わなかったよ。事件を追う刑事が桃井かおりと原田の息子。
     
むしろこっちのがイイ男だし演技もうまい。この作品でデビューをしたのがこの人。
     
彼女がブレイクしたとき、クロスファイアに出ていた子だと私が気づかなかったのも無理はないだろう。彼女は亜希子以上の超能力者。悪の組織の超能力者に操られて亜希子と対決する。チョイ役でいろんな人が出ている。まずは少女時代の回想シーンに登場する、亡くなったお母さんは
     
亜美ママ。お母さんの家系が代々、超能力者で世間から身を隠すように暮らしている。お母さんからは友だちを作っちゃいけないと言われていて、寂しい少女時代を過ごす。喧嘩をしたら相手を燃やしちゃうからね。ちょっとだけ出てくるチンピラが
     
宮迫だ。2000年ごろってどの程度に有名だったっけ? さらに昨日はじめて気がついたのが
     
谷原。セーラームーン関係者の2人目だ*1。谷原は事件の黒幕の手下だが、用が済んだら
     
あっけなく殺される。ほかには最近はあまり見かけない
     
中山忍。私はお姉さんよりこっちのが好きだ。さて、話の筋とはまったく関係ないが、亜希子のサービスショットその1。
     
つづけてその2。
     
ついでにその3。
     
亜希子はセーラーマーズばりの炎使い。犯人一味に襲われたときに点火。
     
雪の降る夜、伊藤とラブシーン。
     
半径1mが暑くなって雪も溶ける。こんな人と付き合いたくないぞ。私は暑がりだからな。長澤まさみとファイヤーソール対決。
     
結果は亜希子の負け。二人の未来を暗示している。亜希子が長澤まさみを救出するが、黒幕である警視庁の偉い人が、配備された狙撃手に射撃命令を出す。
     
熱のバリアーで阻止。黒幕が亜希子を撃った弾がそれて駐車していたタンクローリーに。大爆発をして周りの自動車に引火して大惨事。
     
亜希子が上空の雲を熱して雨を降らす。って、どんだけー 最後は押し寄せる炎を炎で押し返す亜希子。
     
ここを後ろから撃たれて亜希子死亡。これで事件の真相を知る者が全員死んで黒幕は難を逃れる。だが...
ちなみにいまから12年前のこの映画。CGはいっさいなく、実際の炎をデジタル合成して作られたそうだ。公開当時はファンサイトまで作られたほど一部では評価の高い作品だったが、いまとなってはテレビで放映されることもないだろうな。矢田亜希子はこの作品のあと、スターへの道を駆け上っていくが、ご存じのように絶頂期に自爆。そういえば矢田亜希子が演じた主人公も発火能力を途中で止めると、開放されなかったエネルギーで体温が上がり自分が燃えてしまう。もしTSUTAYAに置いてあったらぜひご覧あれ
     

*1:関係者と言えるのか?