HERO、昨日が第10話で最終回の一つ前。よくある構成で、第10話と最終回は連続物。録画を失敗した8話と9話も見たよ。なんで見られたかは聞きっこなしだ*1。Leo16さんがちゃんとしたレポを書かれているので、私はちゃんとしてないレポを3話まとめてドン!
【第8話】
これはトリビアの人が*2容疑者になって捕まっちゃって、彼の容疑を晴らすためにみんなで捜査をする話だったね。それにしてもこのドラマは安心して見ていられる。なにが安心かって、北川景子のラブロマンスがないからだ。私はべつに「いくらドラマの中でも景子お嬢様が恋愛するのはイヤだ」などと痛いことを言っているわけではない。ドラマのテーマが別のところにあるなら、無理にラブロマンスを挟む必要はないと言っているのだ。
もちろんまだ最終回が残っているので、マナスルの絶壁をキムタクと北川景子が登って「そのロープを切れ! このままでは二人とも落ちる。オレはいいんだ。君だけでも生き残って頂上をめざしてくれ!」「ダメよ、あなたがいない人生なんて考えられない!」「よし、オレがロープを切る!」「ほら、もう引き上げた」「最初から引き上げろよ」という展開ならいざしらず*3、北川景子にとってキムタクは尊敬の対象であっても恋愛の対象ではない。悪夢ちゃんもガクトとのくだりがなんか余計だったよな。
【第9話】
仲良し5人組みの学生、そのうち一人が死亡。仲間同士の争いで死亡したと思われたが意外な事実が...という話。ただこのドラマはミステリーではないので伏線もないし、視聴者が推理する材料も提供されない。今回も北川景子がテキトーに「あなたたち詐欺グループでしょ」と言ったら当たっちゃったという、視聴者はおろか、登場人物でさえ推理しようがない展開。つまらないギャグもテンポさえ良ければおもしろい。
部長「カツ丼で勝つドーン!」
景子「ハハハハハハハハ」(北川景子以外、誰も笑ってない)
景子「あー、おかし・・・」
活字では表現できないが、顔をあげて笑っているのが自分だけだと気がついて笑いが止まる1秒後に場面が変わる。これがあと1秒長いだけでつまらないんだよな。
【第10話】
キムタクと北川景子が特捜部に応援に行くが、特捜部の意にそぐわない真実の解明をしてしまって返される話と、通り魔事件を調べているうちに過去の冤罪らしき事件に行き当たっちゃう話。私はレポの手を抜いているわけではないんだよ。このドラマみたいに笑いのツボと、かっこいいセリフが用意されているドラマって、突っ込み系のレポは書けないんだよ。料理番組で魚が丸ごと一匹でてきたら、せいぜい切り身が出てきたら、そこから料理の腕を見せられるでしょ。でも舟盛りが出てきたらなにもできないでしょ。包丁を箸に持ち替えて食べるしかない。この第10話の見所はこれだな。