炎の三本勝負「桜ちなみに会いに行こう」

違うよ、違うからね。べつに前言を撤回したわけじゃないよ。これは炎の三本勝負の番外編だから。「日本三大ぶさかわAV女優を巡る旅」のオプショナルツアーみたいなもんだから。そもそも「日本三大ぶさかわAV女優」で原千草と逢沢るるはすぐに思いついたんだけど、あとの一人が出てこない。水沢みゆがぴったりなんだけど
     
引退しちゃったみたいだ。さすが「いま会いに行かないと消えちゃうアイドル」だ。顔の3次元的造形にも興味があったので彩城ゆりなにしたのだが、この人は「ぶさかわ」ではないよね。3人のイベントが終わったところで「桜ちなみがいるじゃないか!」と思い出した。原千草−逢沢るる−桜ちなみ、おお素晴らしい。パッと見は不細工で絶対に普通のアイドルにはなれないのだが、よく見ると可愛い、いや、可愛いと思えるときもある個性的なルックス。しかも上級者でないと良さがわからない通好みの女優。これだよ、これ。しかも11月5日に上野でイベントがある。これに参加して私の心の旅の大団円にしようではないか。もう本当に年内は行かないから。
初めて行くラムラタ上野店。せまっ! 昨年の12月に初めて芽森さんのイベントに行った店を「コンビニの面積にBOOKOFFの在庫を詰め込んだような店」と書いたが、ここはもっと狭い。学校の教室、いやそんなに広くない。学校のトイレのスペースに棚と棚の間は40cmくらい。ここが火事になったら入り口付近にいた人以外は全員が焼死。1階で指定のDVDを買って「会場はどこですか?」 「2階です。奥の階段を登ってください」だって。どこに階段があるのさ。キョロキョロしてたら店員が教えてくれた。忍者屋敷かよ! これまた幅40cmくらいで急勾配の階段があったよ。こんだけ勾配がきついとほとんどハシゴだよ。2階はさらに狭い。奥に畳1枚分くらいのスペースがあって、ここが会場かよ! 待っている人が一人。案内の店員さんがいて、奥のスペースに姿は見えないがちなみさんとお客さん、さらにマネージャーがいて、店内のちょっと離れたところにいるスーツ姿の人はメーカーの営業の人かな? 待っている人も、中にいる人もすごく普通だ。逢沢るるのお客さんよりさらに普通だ。エースのお客さんよりも普通の人だ。この客層の違いって面白いね。ちょっといままでのイベントの客層を整理しようか。向かって右に行くほど濃い客な。

  安座間美優北川景子<<<桜ちなみ<芽森しずく<ウェザーガールズ<逢沢るる<川菜美鈴<多岐川華子<<<小松彩夏沢井美優<彩城ゆりな

原千草は遅刻して行ったのでほかのお客さんに会わなかった。でも今回の4人の女優さん本人の濃さでは桜ちなみが圧倒的一番なんだよね。原千草、彩城ゆりな、逢沢るるは3人とも10代でデビューして彩城ゆりなと逢沢るるはいまのところロリ路線。原千草はその時代を過ぎてちょっとキャラ設定を模索している感じ。桜ちなみはデビューしてまだ1年くらいだが24才でデビュー作は人妻の設定だった。彼女は昭和の時代劇によく出てきた女優さんタイプ。主人公の同心に惚れる女スリっているでしょ。ぽっちゃりして色白のキツネ目。なによりの特徴は

  二段腹

お腹を気にしている女性がいたら気にすることはないぞ。桜ちなみはデビューしたときからお腹がたっぷんたっぷんしていたが、とくに引っ込めようと思ってないようだ。別カテゴリとして「日本三大若手二段腹AV女優」なら、桜ちなみ・香山美桜・さとう愛理だと思う。私の番が来た。中に入ると、桜ちなみさんがビキニでお出迎え...DVD1枚で水着の個人撮影か。水着はふつうDVD2枚か3枚だろ。コストパフォーマンスが良すぎる。この人は個人撮影会は何度かやっているが、このようなDVD販促のサイン会はきょうが初めてらしい。畳1枚分のスペースで20秒の撮影。その作品がこれ。
     
俺はホントに何やってんだか...娘が26才、いまだ男っ気なしだが、もし結婚が早ければ孫がいるんだぜ。この写真、お腹を突き出しているのがわかると思う。真っ直ぐに立つとおへその下の肉でパンツの上が隠れてしまうという。こんなお腹でもそこそこ人気があるAV女優なんだから、無理なダイエットをして身体を壊すのなんかもったいないぞ。女性諸君はわかったね。撮影タイムが終わってサイン会。桜さん、上になんかを羽織るのかと思ったら、そのままサイン会。

  私「初めまして。お会いできてうれしいです」

  桜「ありがとうございます」

  私「おみやげ持ってきました。LUSHのお肌セット詰め合わせです」

  桜「あー、LUSH使ってるんですよ。ありがとうございます」

もうバカの一つ覚えのLUSH錦糸町の丸井の中にあるLUSHの店員さんと顔なじみになっちゃったよ。絶対に家族と一緒のときはあの店に近づかない方がいい。「いつもありがとうございます」とか言われたら女房の「いつもってなに?(怒)」と想像しただけで怖い。会社の人に聞いたらLUSHって、マロングラッセと並んで「欲しいけど自分の金では買う気がしないもの」の筆頭だと言ってたので良いのではないかな。シネマカードかLUSHな。私はきょうのために桜ちなみの情報、ツイッターだけでブログもないWikiもないという乏しい情報を必死で集めてきたよ。

  私「ちなみさんのツイッターのプロフィール欄に『シャープが好き』って書いてありましたが、あれはどういう意味ですか?」

  桜「わたしシャープの家電が好きなんです」

  私「ああ、なるほど。でもシャープってそんなに種類が出てましたっけ? AQUOSヘルシオがありますね」

  桜「はい」

  私「あと、どっちからでも開く冷蔵庫はうちも使ってます。でも洗濯機はないでしょう?」

  桜「あるんですよ。マイナスイオンが出るやつ」

  私「へー、そうなんですか」

  ここでマネジャーから「なんで家電の話で盛り上がるんだよ(笑)」と突っ込みが入る

桜さん、サインの用意。

  桜「お名前は?」

  私「名前の代わりにメッセージを書いていただけますか?」

  桜「はい」

  私「じゃあ、『シャープが大好き』って書いてください」

  桜「シャープの社員の方なんですか?」

  私「いえ、違います(笑)」

そりゃそうだ。そんなメッセージ、シャープの社員以外は要求しないだろ。あるときは校長先生、またあるときはシャープの社員。

  私「ちなみさん、最近やっとキャラが安定してきましたよね」

これだけでは何のことかわからないと思ったのでつぎの実例も用意してあったのだが

  桜「そうなんですよ。最初はブレブレだったんですけど、やっと安定してきたんです」

おお、伝わった。でもこのブログを読んでくださっている方はわからないだろう。

  私「最初は人妻だったじゃないですか」

     

  私「スキー部のマネージャーだったこともあって」

     

  私「アスリートのこともありましたよね」

      

  (しかも全部デビュー作。今回のイベントの対象商品もデビュー作。いったい何回デビューするのだと)

  桜「わー、見ていただいてるんですね。ありがとうございます。アスリートの撮影はずいぶん走らされました」

  私「あれ? 本当に陸上をやってたんですか」

  桜「はい、陸上部だったんですよ。3ヶ月でやめちゃいましたけど」

  ここでマネジャーから「やったことにならないだろ(笑)」と突っ込みが入る

  桜「なんでー? 3ヶ月もやったら立派でしょ」

  私「はい、そう思います。あと最近は黒い人もありましたよね」

      

  私「ちなみさん、せっかく色白なのに黒くしてどうすると思いましたが、意外とアリでした」

  桜「そうでしょ。面白いって言ってくれる人も多いんですよ」

  私「パッケージだと真っ黒なんですけど、動画だとそれほどでもないんですよね。マレーシアとかシンガポールくらい」

  桜「ウフフ、そうです。アジアの黒さだって言われました」

ああ、心地よい...桜ちなみさんと話していると心地よい。私が言ったことに必ず話題が膨らむ方向で返事が来る。しかも声のトーンとか話し方がすごく優しく穏やかで落ち着く。この人はビジュアルや作品の中でのキャラとぜんぜん違うな。対人スキルというか、コミュニケーション能力のすごく高い人だ。まったくわからなかった。思えば、上にあげたタレントさんはみんな10代から芸能人でしょ。それと24才でデビューした人の差ではないだろうか。いいなあ、原千草さんも楽しかったが、こういう人もいいなあ。桜さんみたいな友だちとか恋人とか奥さんとか愛人がいたら人生が楽しいだろうな。ちょっとくらい腹が出てても人生楽しいって。なお、イベントの動画がここにある*1。3枚あるうちの左上で迫力あるお腹がわかってもらえると思う。
サインをもらって握手をして終了。今回の4人のイベント、テキトーな人選だったけどそれぞれタイプの違う素敵な女性だったなあ。4人に共通しているのがみんなすごく真面目。そして4人ともそれぞれの接し方で短い時間だがお客さんに楽しんで帰ってもらおうというハートが伝わってくる。これを思うと華子様の握手会はなんだったんだろうと思うよ。うん、よかったよかった。楽しかった。でももう行かないからね