M14の追憶 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017-05-13 最後の2本はお勧めだ

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駄作から異色作、傑作までとりそろえた6本。まずはこれ。

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主人公が目覚めると街に誰もいなくなっている。その場に服だけ残して。残留者を探し回るうちに、夜になると人型の闇が人間を襲って、襲われた人は消える、正確には闇になっているようだ。光の中にいれば闇が襲ってこないが人がいなくなって電力の供給も止まっている。自家発電で電灯が点いている酒場に逃げ込んだ4人。だが燃料には限りがある...冷静沈着で脱出方法を探る主人公に対して、やたら聖書を唱えるおばさんと、勝手な行動をするガキと怪我をして動けない男。とにかく、このおばさんとガキに足を引っ張られて難航する。最後は生き残ったガキと二人でやっと見つけた動かせる自動車に乗って隣の州までの脱出をするが、またしてもガキの勝手な行動で主人公がアウト。もうストレスだけのラストで、レビューを読むとみんなボロクソに書いているのだが、高評価の人もいて、これは聖書の一節を現代風に再現した作品らしい。知るかよそんなの。


     f:id:M14:20170513223251j:image 1,000円

小説は読んだことがあって観に行きたかったが時間が合わなかった映画。主人公は三浦春馬くん。場所は上海で彼以外は全員が中国人で、彼のセリフも全般が中国語。瓜二つの美人姉妹で地味で独身の姉と主人公は交際が始まる。女優の妹は既婚者。姉妹が二人で旅行に行くが事故で妹だけ生き残る。だが、夫がだんだん疑いを持つようになって、これは妹になりすましている姉ではないかと...結局、視聴者のご想像にお任せしますで映画は終わる。レビューを読むと、姉派と妹派に分かれるのだが、ミステリーとして考えると姉ということになるのだが、私は妹だと思った。事故の前までの話の流れで、そこまでして妹のふりをするだけの動機が姉にあるのか疑問だった。小説のラストはそこまでの謎ではなくて、どちらかに結論が出るような終わり方だったと思うが。


     f:id:M14:20170513223252j:image 1,000円

前田敦子が主演でも制作に秋元がからまなければそこそこの出来の映画になる。大学を卒業したのに就職をしないで山梨の実家に戻ってきた主人公。就職活動もしないで、家業も手伝わないで一日中ごろごろ、マンガを読んだりゲームをしたり。なぜここまで自堕落なのかはとくに説明もなく、学生時代のなにかのトラウマだとか幼少期のなにかだとかの説明もなく、実は壮大な夢があって充電中ということもない、ただひたすらダメな主人公。「イニシエーション・ラブ」の前田敦子も良かったが、この前田敦子もいい。これが土屋太鳳だと、なにかあるな、なにか目的があるなと深読みをしすぎてしまうのが、前田敦子だと本当に何もない、からっぽのすっからかんさが的確に表現できている。演技だったらすごいが、きっと演技ではないような...


     f:id:M14:20170513223253j:image 1,500円

初めてみたスタートレックの第2シーズン。通の人は知っている事実なのだろうが、この作品を見て初めてあのシリーズの世界観がわかったよ。21世紀に第3次世界大戦が起こって世界中の主要都市は全滅する。生き残った人がところどころに村を作って生活をしている。すごい科学者がいて、核ミサイルとか寄せ集めの材料でワープ航法ができるロケットを作る。それの試運転が2062年に行なわれて見事成功、ワープですげえ遠くまで行ってから地球に戻ってくる。実は地球を観察している異星人がいて、ワープ航法ができるだけの科学力があるかどうかがコンタクトに値する、まさに宇宙連邦へのパスポートだそうだ。つまりワープの一つもできない星なんかと、あぶなくてコンタクトできるかよということらしい。その異星人の助けを借りて地球が復興し、さらには宇宙への旅が可能になったのがスタートレックなんだな。だから、ワープだ。それさえできればバルカン星人が来て福島の原発もなんとかしてくれるはずだ。


     f:id:M14:20170513223254j:image 1,800円

素晴らしい。こんな名作がタダで見られるなんて、ありがとうAmazon。ハードボイルドの劇画を忠実に実写化した作品。忠実にの意味が、生身の人間はあんなセリフは言わないよ、生身の人間は目の前で手榴弾が爆発したら後ろに吹き飛ぶだけでは済まなくて身体がバラバラになるよ、生身の人間はそんな高いところから飛び降りられないよ、生身の人間はあんだけ殴られてあんだけ撃たれたら死んじゃうよ。つまり現実世界でのリアリティを無視して劇画をそのまま実写化している。最初は違和感だらけだが、慣れると実に痛快で、ストーリーもよくできている。ハードボイルドのある種の滑稽さをギャグになる数ミリ手前で踏みとどまって描ききったと言えるか。こんな手があったのかと感心。


     f:id:M14:20170513223255j:image 1,800円

1,800円が連続で出たぞ。たぶん日本のエンタテインメント作品はこのくらいのスケールに留めておいて、その代わり緻密な脚本と俳優の細かい演技で観客を魅了するのが正しいのだと思う。ストーリーが複雑なので書かないが売れない役者の堺雅人があるきっかけで香川照之の殺し屋と入れ替わる。そこに結婚を焦っているちょっと変人の広末涼子がからんできて最後に何度かのどんでん返しがありラストも素敵。観て損は無し。

通りすがり通りすがり 2017/05/14 07:37 鍵泥棒と同じ監督のアフタースクールという作品も面白かった記憶が
あんなに上手くいくのかという疑問はありますが未見でしたら是非

M14M14 2017/05/14 12:13 レビューを見るとみなさん絶賛していますね。
あとで見てみます