透明人間になってはいけない

「透明人間の告白」、これは名作なんだけど、新潮社から河出文庫に行って結局、絶版か。出版社は絶版にする前に責任をもってkindle版を作ってほしい。

昨日、私はふと大発見をしてしまったわけよ。将来は透明人間になろう、透明人間になって女湯や女子更衣室に忍び込もうと思っている人に重大な注意事項がある。

   

人間が物を見る仕組みは上手の通りだ。光が水晶体、つまりレンズを通って網膜に像を結ぶ。それを視神経が感知して脳に信号を送り、脳で情報処理が行われて「見える」と感じるわけだ。でも透明人間って網膜も透明でしょ。するとフィルムがないカメラと同じだから何も見えないわけよ。つまり透明人間になった瞬間に失明する。これでは何のために透明人間になったのかわからない。目が見えないのでは泥棒もできないから透明人間なんかデメリットのが大きい。「将来の夢」に「透明人間」と書いているお子さんは真面目に勉強をしてサラリーマンか公務員をめざしなさい。