水出しのアイスティーはほぼ使う茶葉が固定されて、今年もUvaのSAINT JAMESがメインでした。他は余ってた茶葉とかを使って見ましたが、ちょっと合わなかった。アイスティーの味としてSAINT JAMESがすり込まれてるからってのはあるだろうけど。
そして、このところ涼しくなったので久しぶりにちゃんとお湯を沸かして紅茶を淹れています。

ASSAM / Sir Thomas LIPTON

Sir Thomas LIPTONの名を冠したLIPTONの上位銘柄。缶には業務用という印刷があり、茶葉個別の情報になる部分はシールで対応し、茶葉はアルミで簡易にシールされているだけとそれを思わせるものはあります。更に、LIPTONのサイト上の製品紹介にもこのシリーズは掲載されていませんが、普通に百貨店とかで手に入ります。もちろん京都駅地下のLIPTONでも見かけるものです。
アッサムとしては軽い茶葉でした。LIPTONらしい飲みやすさなのかなとは思いますけど、物足りなく思う人も多いのではないかなという印象です。軽いのであって、薄いわけではないあたりは良いんですけどね。悪いとは思わないけど、アッサムらしい力強さは無いと思います。それをどう判断するかはそれぞれの問題でしょう。軽くてもアッサムらしい強さのある茶葉もあるわけで、そういうものを知っているとちょっとね。また、しばらく茶葉を入れたままにしておくと渋みが強く出てしまうのも難点です。220gで2000円を切る価格を考えるとこんなものと納得すべきなんでしょうか。
LIPTONの茶葉でアタリを引けないというより私には合わないんだろうなと思いました。いくつも出ているペットボトルなどのRTD製品に関しても良いと思ったことがないですし。京都のLIPTONの喫茶店は好きなんですけどね。あの喫茶店の運営母体であるフクナガと現在リプトンのブランドを保持しているユニリーバとの関係がよく分からないんですよね。

Ebor Newmarket

今年、天候に祟られたEbor開催はNewmarketに場所を移しての開催となりました。まとめて。

Yorkshire Oaks - Lush Lashes

このメンバーならLush Lashesが距離をこなせば、ある程度楽にクリアするかと思っていましたが、その通りになりました。血統から距離をこなす素地はありましたし。Passage of Timeは復活できませんね。

Nunthorpe - Borderlescott

大崩せず堅実なBorderlescottがGIタイトルを獲得。Ascot以来のレースになったEquianoは4着、Kingsgate Nativeは3着。フランスのMarchand d'Orを除いて軸不在という状況は変わらないか。

International - Duke of Marmalade

今年5連勝。どうにも止まらないですな。この路線で新たに台頭してくる馬がいないというのもあるのでしょうけど。今回はPhoenix Towerがちょっと直線で抜け出すのに手間取っていた様ですが、その辺のレースの上手さを含めての差があるかなと。Phoenix Towerは毎回そのうち勝てるだろうというレースをするのですが、何か足りてないのかなぁ。Derby馬New Approachの出走で注目は集めましたが、やらかし気味のレースで3着。久しぶりだしこんなものですかね。

Saratoga

Personal Ensign - Ginger Punch

今回は5ポンドの斤量差があったLemon Drop Momが4コーナーで内を突いて先頭に立ち、直線で外から馬体を併せてきたGinger Punch相手に粘って接戦に持ち込みました。とはいえその写真判定の結果がハナ差でGinger Punchが前というのですから勝ち方を知っている馬というのは強いですね。Lemon Drop Momとしては、ハナを切れたと思ったところでGolden Velvetに来られて嫌な展開だったのですが、3番手に控える競馬が効を奏したとは言えますか。一方Unbridled Belleは直線であっさり引いてしまって期待はずれに。

Travers - Colonel John

Da' Taraが引っ張ってレースが進みますが、10Fなら直線で捕まって沈む仕様でした。直線でこのDa' Taraを捉えて先頭に出たのがColonel Johnで、更に道中の後方待機から捲って外に出してきたMambo in Seattleが一気に追い込んで2頭の勝負。勢いではMambo in Seattleでしたがハナ差でColonel Johnが前でした。
Colonel Johnとしてはダートのレースで一つ結果を得られたというのは大きいでしょう。父Tiznowとしてもそれは同じ。
一方Mambo in Seattleはその馬名が高らかに宣言するとおり、Kingmambo - Weekend in Seattle (Seattle Slew - Weekend Surprise)という恐ろしいまでの良血馬。5月と6月のChurchill DownsでのAllowanceを連勝して、前走でSaratogaのHenry Walton SをJim DandyのMacho Againより速い時計で勝っていた。これで戦績を8戦4勝、2着3回としている。Lane's Endの最強血統馬がついに本格化といった風情であり、今後大いに期待できそう。
Derby路線を走っていた馬ではPyroが前の2頭から離された3着で4着のHarlem Rockerを挟んで、5着からDa' Tara、Court Vision、Tale of Ekati、Macho Againと続いている。どれもこれも大きく成長してきた馬はいないかなと思える。

King's Bishop - Visionaire

J Be Kが直線で一端抜け出しかかるも直ぐに失速して6着と吹っ飛ぶ。ちょっとびっくりしたが、ラップが22.39-22.34-24.57-12.64では納得するしかない。飛ばしすぎだ。ということで一番後ろから飛んできたVisionaireが快勝する結果となった。正直展開に恵まれたとしか言えない。

今月のBURRN!

伊藤政則さんのコラムに部分的には納得した。私がリアルタイムに触れたIRON MAIDENはBraze Bayleyの時代でしたのね。それでIRON MAIDENに対する先入観無しに触れたX FACTORに関して悪いイメージは無いのです。その後当時として昔のIRON MAIDENの曲を聴くと同じバンドとは到底思えなかったのですけれどね。そのときの感覚ってのは今でもEDWARD THE GREATを最初から最後まで通して聴くと蘇ってきます。
で、象徴的な話としてIRON MAIDENがあるわけですが、あの時代にシーンそのものが低迷していたということは事実なんでしょう。ただ、その代わりにそれ以前の時代の素晴らしい作品群に触れることが出来たわけであり、今に至るも私の趣味がオールドファッションなのはその辺りの影響かなと思うところはあったり。