MAROONのなんでも diary

MAROONの身の回りの諸々を雑多に書き連ねている日記です。(はてな日記からの移行です)

到着

定刻よりも15分ほど早く宿毛駅前に到着しました。しかし、ここって何も無いところですね。市街地の外れのようですし・・・・(-_-)。バスターミナルは別のところにあったと思うのですが、この駅前を経由してくれるのでしょうか? などと思っていたら片瀬岸壁行と表示された高知県西南交通のバスがやってきました。案内板をみると足摺岬や中村方面のバスもここを通るようです。
それにしてもローカル線の終点駅にしては妙に立派な駅です。ホームは2面2線の頭端式で、エレベーターも完備です。昼間時間帯は窓口営業もしているようで、指定券の取り扱いも行なっていました。

高知へ

中村からは特急・南風で高知に戻りました。自由席の禁煙車は車両半分しか無く、途中からはかなり混みましたが、中村からだと大丈夫でした。
高知に着くとまず、土電の移設された乗り場をチェック、と思ったら、改札の真、正面に来ていました(^_^;)。でも駅舎と土電乗り場の間の狭い通路を大型バスも通るという構造は問題ありですね。元の電停があったあたりは道路整備が行なわれて、痕跡はほとんど残されていませんが、わずかに歩道橋に残された柵の切れ目(もちろん塞がれています)とそこに残る視覚障害者用の点字ブロックが往時の面影を残していました。
はりまや橋では高知駅方面から直接伊野方面に右折出来る線路の工事が行なわれています。それぞれのポイントは設置済みで、残のクロッシングなどの設置が終われば、直通運行が行なわれると思います。
はりまや橋交差点に設置工事中の右折ポイント
お約束の「はりまや橋」(新しく作られたの)をカメラに収め、ココイチで昼食。
はりまや橋

土佐電気鉄道

はりまや橋からは土電で後免に向かいました。途中、知寄町三丁目で降りて、ちょっと撮影(^_^;)。で、気が付いたのですが、土電の葛島橋は架け替えられているようですね。高潮対策で堤防の嵩上げを行なった際に架け替えたものと推測されます。
葛島橋付近にて
すぐ横にあるショッピングモール(?)で休憩し、再び土電で後免へ。
【追記】トラックバック頂いていた id:matoriX さんのところ( http://d.hatena.ne.jp/matoriX/20050205#p2 )から辿ってみると1998年の高知水害の写真を見ることが出来ました。土佐電鉄の橋梁は明らかに位置も形状も変わっていますね。やはり水害の対策の一環として架け替えられたようです。

ごめん・なはり線

土電の終点・後免町からごめん・なはり線で一駅戻ることにしました。やって来たのはお目当てのオープンデッキ付車両。ちょっとイメージが違いましたが・・・(^_^;)。
いったん、後免駅で降りて、高知駅から来た快速(タイガース塗色!)を見送って、14:02 の安芸行に乗りました。車両はさっきと同じオープンデッキ付車両。
タイガース塗色の車両(後免にて)

ごめん・なはり線(2)

せっかくオープンデッキ車両に乗ったこともあり、赤分付近で海岸線にでたところでデッキに出てみました。う〜ん、寒いです。この時期ですから当たり前ですが(^_^;)。
地元の子供たちは元気に走り回って遊んでいましたが、早々に引っ込みました(^_^;)。
オープンデッキ(No.9640-2S)[左側が客室]
安芸からは後続の快速で奈半利まで往復し、安芸から一駅進んで、球場前で下車。ここは阪神タイガースのキャンプ地なので「歓迎 阪神タイガース」の幟が至る所に掲げられています。
安芸ドーム
ちなみに各駅に愛称を付けているごめん・なはり線ですが、球場前駅は「球場 ボール君」です。安芸駅は「あき うたこさん」、奈半利駅は「なは りこさん」だったりします。

安芸にて

安芸ドームなどを眺めた後、球場前駅のすぐ南にある高知県東部交通の営業所へ。ここからはバスで高知龍馬空港へ向かいますが、次のバスまで約1時間もあります。どうせ飛行機の時間までは余裕なので構わないのですが・・・。ここの前にカリヨン広場というのがあって、その一角にかつて後免駅から安芸駅までを結んでいた安芸鉄道の生い立ちや廃止当時の様子が紹介されていました。
暇なので(^_^;)、ブラブラしていると目に入ったのが漁港の岸壁にある黄色いもの。見ると「日本一高い防波堤 海面から16メートル 安芸漁港」と書いてあります。確かに漁港の太平洋側には異様に高い防波堤があります。まぁ、いろんな日本一がある物です。
安芸漁港:日本一の防波堤

帰阪

日が沈みかけた安芸営業所から土佐電鉄バスの高知駅行急行バスで高知龍馬空港へ向かう。すぐにとっぷりと暮れてあたりは真っ暗です。国道55線も途中の野市あたりから混雑が目立ち始めますが、バスは定刻に高知龍馬空港へ。でも降りたのは私一人でした。室戸岬方面からだとこのバスで来れば空港に寄ってくれるので便利なんですが、観光客の主体が団体の観光バスやマイカーに移っているのでしょうね。
高知からの ANA1626 便は DHC8-400 というプロペラ機。プロペラ機に乗るのは久し振りのような気がします。好天だったので揺れはでたいしたことは無かったのですが、音がすごかったですね。うるさくてかないません。隣の人と会話するにも大声になるので、後ろの席の女性の声が大きくて閉口しました。
DHC8-400(伊丹空港にて)
伊丹では降りてからバスで到着口まで運ばれて無事に解放され(^_^;)、伊丹空港からはモノレールと阪急電車を乗り継いで帰宅しました。