『野良犬』 10:00
高槻アレックスシネマ スクリーン5にて。
1949年新東宝=映画芸術協会提携作品。
監督:黒澤明/出演:三船敏郎(村上刑事)、志村喬(佐藤刑事)、淡路惠子[S.K.D](並木ハルミ)、千石規子(ピストル屋のヒモ)、本間文子(桶屋の女房/遊佐の姉)、河村黎吉[松竹](スリ係市川刑事)、飯田蝶子[松竹](光月の女将)、東野英治郎[俳優座](桶屋のおやぢ)、木村功[俳優座](遊佐)、岸輝子[俳優座](スリのお銀)、堺左千夫(レビュウの客)、伊藤雄之助(レビュウ劇場の支配人)、千秋實[バラ座](レビュウ劇場の演出家)、他。
【午前十時の映画祭8】
黒澤監督初のサスペンス映画だそうです。製作が東宝でないのは東宝争議のためだとか。
普通、警察では事件に直接かかわった本人はその事件の捜査には関わらせないはずなんですが、その辺は無視ですかね? また、いくら戦後間もない時期とはいえ、警察の拳銃紛失(盗難)事件といえば重大案件なのに、大した捜査体制も敷かれないのはなぜなんでしょうね?(所轄に拳銃密売組織の捜査班は設置されていましたが・・・)
ところで、警官が持つ拳銃と言えばリボルバーの印象がありますが、ニューナンブが制式化される前はコルトを含む様々な拳銃が使用されていたそうです。
しかし、この刑事、携帯する際にジャケットの外ポケットに入れていたというのは不用心ですね。せめて内ポケットに入れておけばまだ掏られにくかったかも。
『バリー・シール アメリカをはめた男』 14:30
さらに引き続き、高槻アレックスシネマ スクリーン1にて。
2017年アメリカ映画。
原題:American Made
監督:ダグ・リーマン/出演:トム・クルーズ、ドーナル・グリーソン、サラ・ライト、E・ロジャー・ミッチェル、ジェシー・プレモンス、他。
うーん、「アメリカをはめた男」というよりは「アメリカにはめられた男」とでもいう結末でしたね。
なお、映画紹介サイトによっては原題を「Barry Seal」としているところがありましたが、「American Made」が正しいようです。
で、映画なんですが、実話なので結末は変えられないのかもしれませんが、娯楽作品としてはあのラストには賛成しかねますね。あの後、エピローグで「実は・・・」みたいな展開に期待したんですが・・・。
『僕のワンダフル・ライフ』 18:30
再び、高槻アレックスシネマに戻って、スクリーン9にて。
2017年アメリカ映画。
原題:A Dog's Purpose
監督:ラッセ・ハルストレム/原作:W・ブルース・キャメロン/出演:ジョシュ・ギャッド(ベイリー/声)、デニス・クエイド(イーサン)、ペギー・リプトン(ハンナ)、ブライス・ゲイザー、K・J・アパ(高校生のイーサン)、ブリット・ロバートソン(高校生のハンナ=イーサンの初恋相手)、他。
原題は直訳すると「犬の目的」なんですが・・・。